第4クールの正式名称は「BLEACH 千年血戦篇-禍進譚-」。シリーズの最終クールとして制作され、2026年6月21日にアニプレックスから放送開始日が正式発表されました。
テレビ東京系列では7月25日(土)23時から放送開始。BSテレ東では7月27日(月)24時30分から、AT-Xでは8月2日(日)23時から放送が始まりました。
当初は毎週土曜日の放送スケジュールでしたが、クライマックスにあたる第49話と第50話は、通常の週次放送とは異なる月曜日深夜に変更されています。
なお、2026年11月4日現在、テレビ東京系列での最終回放送は終了しています。第50話の放送翌日には、シリーズ完結を記念したスペシャルエンディングムービーも公開されました。
【放送延期の理由】第49話・第50話はなぜ10月に変更された?
今回のスケジュール変更で最も重要なのは、制作委員会が公式に説明した延期理由です。
2026年9月12日、アニプレックスは第49話と第50話の放送・配信日時を変更すると発表しました。発表日は9月12日で、変更理由として示されたのは、最終盤の映像クオリティを高めるための制作上の判断です。
「クライマックスに向けてクオリティアップを図り、最終話までよりよい形で皆様に作品をお届けするため」
これは製作委員会が公表した変更理由の核心部分です。単なる番組編成上の都合ではなく、最終話までの作品品質を重視したスケジュール変更として説明されています。
変更前後のスケジュール
第48話までの放送を終えた後、第49話と第50話は当初の週次スケジュールから変更されました。
その間、テレビ東京系列では本編の代わりに「BLEACH 千年血戦篇 クライマックスセレクション」を放送。過去の重要エピソードを振り返る編成が組まれました。
- 9月19日:第7話「BORN IN THE DARK」
- 9月26日:第28話「KILL THE KING」
- 10月5日:第46話「THE END」
- 10月12日:第48話「THE END TWO WORLD」
この編成によって、最終決戦に向けた物語の流れを再確認できる期間が設けられました。特に第46話と第48話は、ユーハバッハの能力と世界の危機を理解するうえで重要なエピソードです。
延期について知っておきたい3つのポイント
今回の変更をめぐっては、制作体制や放送局の事情など、さまざまな理由を想像する声もあります。しかし、公式発表で明示されたのはクオリティアップです。
PIERROT FILMSの制作上の問題、人員不足、特定のスタッフの事情などを延期の直接原因とする公式説明はありません。
また、作品の打ち切りや制作中止ではありません。第49話・第50話は予定を変更して放送され、10月26日の第50話をもって千年血戦篇のアニメシリーズは完結しました。
【配信日・視聴方法】最終回はいつから見られる?
テレビ放送を見逃した人にとって気になるのが、動画配信サービスでの公開日です。
アニプレックスの公式ON AIR情報によると、第49話と第50話はそれぞれテレビ放送の翌日から、見放題・レンタル対象サービスで順次配信されました。
第49話・第50話の配信スケジュール
第49話「THE BLADE」10月20日(火)12:00
テレビ東京系列での放送は10月19日24:00
第50話「DEATH & STRAWBERRY」10月27日(火)12:00
テレビ東京系列での放送は10月26日24:00
ここで注意したいのは、放送日と配信日が同じではないことです。テレビ東京系列の24時放送は日付が変わる深夜帯であり、見放題・レンタル配信は翌日の正午から順次スタートする形でした。
見放題・レンタル配信の主なサービス
日本国内の公式配信情報では、次のサービスが対象として案内されています。
見放題配信(SVOD)
- Lemino
- アニメタイムズ
- Disney+
- アニメ放題
- U-NEXT
- dアニメストア
- バンダイチャンネル
- TELASA
- J:COM STREAM
- milplus
- Amazon Prime Video
- Netflix
- Hulu
- FOD
- ABEMA
- DMM TV
レンタル・都度課金配信(TVOD)
- バンダイチャンネル
- TELASA
- J:COM STREAM
- milplus
- Amazon Prime Video
- HAPPY!動画
- カンテレドーガ
- ビデオマーケット
- music.jp
広告付き無料配信(AVOD)
- ABEMA
- TVer
- ネットもテレ東
- ニコニコチャンネル
- Lemino
- ニコニコ生放送
広告付き無料配信については、第49話が10月25日(日)0時、第50話が11月1日(日)0時から順次配信されるスケジュールでした。つまり、11月4日現在は最終話の無料配信開始日も過ぎています。
海外では配信地域によってサービスが異なります。米国ではHulu、その他の対象地域ではDisney+が主要な視聴先として案内されており、日本国内の配信スケジュールをそのまま適用することはできません。
【最終決戦の見どころ】一護・雨竜・ユーハバッハの戦いはどう決着した?
※以下は第49話・第50話の内容に触れるネタバレを含みます。
「禍進譚」の中心となるのは、世界の存亡を懸けた黒崎一護とユーハバッハの最終決戦です。
戦場となるのは、かつて霊王宮だった場所が姿を変えた《真世界城》。死神と滅却師の長年の因縁が集約され、護廷十三隊とユーハバッハの親衛隊が各地で激突します。
1.霊王宮から真世界城へ――世界の構造そのものが危機に
物語の前提となるのは、霊王の死によって三界の均衡が崩れ始めたことです。
ユーハバッハの侵攻によって霊王宮は《見えざる帝国》の支配下に入り、《真世界城》へと変貌。尸魂界、現世、虚圏という三つの世界を巻き込む危機が進行していきます。
単純な敵味方の戦闘ではなく、世界がどのような仕組みで成立しているのか、その根幹に関わる戦いになっている点が最終クールの大きな特徴です。
2.黒崎一護とユーハバッハ――最後の一撃をめぐる戦い
一護にとってユーハバッハは、単に倒すべき敵というだけではありません。死神と滅却師の因縁、そして自身の出生や力の秘密にも深く関わる存在です。
ユーハバッハは『全知全能』の力をさらに高め、三界を無に帰す新たな世界を創造しようとします。第49話「THE BLADE」では、その脅威が最も直接的な形で描かれました。
テレビ東京の番組紹介でも、ユーハバッハが瀞霊廷・現世・虚圏に同時出現し、世界を無に還すと宣言する展開が紹介されています。
それに対して一護と仲間たちは、絶望的な状況でも世界を諦めません。最終決戦は、一人の強者が勝つか負けるかだけではなく、仲間とともに未来を守れるかというテーマを背負っています。
3.石田雨竜の最終決戦――敵対関係を超えた友情
もう一つの重要人物が石田雨竜です。
雨竜は滅却師であり、ユーハバッハの陣営に加わったことで、一護たちと異なる立場に置かれていました。その行動の裏にある意図が、最終決戦で大きな意味を持ちます。
第49話の公式あらすじでは、一護が雨竜の真意を知り、互いを信じる友として世界を守る決意を新たにすることが示されています。
一護と雨竜の関係は、シリーズ序盤から積み重ねられてきたものです。異なる力と価値観を持ちながらも、互いを認めてきた二人だからこそ、最終局面での信頼関係が物語の感情的な支柱になります。
4.最終回「DEATH & STRAWBERRY」のあらすじ
第50話のサブタイトルは「DEATH & STRAWBERRY」。テレビ東京の番組情報では、物語は霊王護神大戦と呼ばれる戦いから10年後の世界へと移ります。
ユーハバッハとの死闘によって焦土と化した瀞霊廷は、長い時間をかけて復興を進め、再び平穏を取り戻しつつあります。
最終回では、最後の復興区の工事が完了する日を迎え、護廷十三隊では新たな隊長の任命が予定されています。青空の広がる穏やかな日、就任式と同じタイミングで技術開発局が不穏な霊圧を感知するという展開です。
激しい戦闘を描いてきた千年血戦篇が、10年後の瀞霊廷という時間の経過を通じて、戦いの後に残された世界を見せる構成になっています。
また、10月27日には最終回スペシャルエンディングムービーと「THE STORIES VISUAL MOVIE」が公開されました。約22年にわたるテレビアニメ『BLEACH』の歩みを振り返る、完結記念の映像企画です。
【声優キャスト・主題歌・制作会社】最終クールのスタッフ情報
「禍進譚」では、シリーズを長く支えてきた主要キャストが引き続き出演。最終決戦を担う死神、滅却師、そして主人公たちの関係性を、実力派声優陣が演じています。
主要キャラクターと声優一覧
上記は最終決戦に関わる主要キャラクターの一覧です。京楽春水や藍染惣右介など、ほかにも物語を支える重要人物が登場します。
オープニング・エンディング主題歌
オープニングテーマ
「I-BULL」
アーティスト:jo0ji
最終決戦に向かう緊張感を担うオープニング楽曲。
エンディングテーマ
「螺旋」
アーティスト:9Lana
物語の余韻を彩るエンディング楽曲。
2曲は2026年6月21日に公式発表され、7月5日公開のファイナルPVでも音源が使用されました。
PIERROT FILMSが手がける最終クール
アニメーション制作はPIERROT FILMS。製作には集英社、テレビ東京、電通、ぴえろが参加しています。
主な制作スタッフは次のとおりです。
- 原作・総監修:久保帯人
- 総監督:田口智久
- 監督:村田光
- シリーズ構成:田口智久、平松正樹
- キャラクターデザイン:工藤昌史
- 音楽:鷺巣詩郎
- アニメーション制作:PIERROT FILMS
注目したいのは、最終クールで作品の制作クレジットにPIERROT FILMSが明記されていることです。長期シリーズの完結に向け、戦闘シーンだけでなく、キャラクターの表情や世界観の描写にも注目が集まりました。
また、今回の延期について公式が説明したのはクオリティアップという目的です。制作会社名だけを根拠に、特定の制作工程やスタッフ事情を延期の原因と断定することはできません。
【BLEACH千年血戦篇第4クール】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:BLEACH千年血戦篇の第4クールは全何話ですか?
A1:第4クール「禍進譚」は全10話、第41話から第50話までです。千年血戦篇全体では4クール構成の全50話となり、第50話が最終回です。公式Blu-ray情報でも第41話~第50話の収録が案内されています。
Q2:第49話と第50話はなぜ放送延期になったのですか?
A2:2026年9月12日の製作委員会の発表によると、クライマックスに向けてクオリティアップを図り、最終話までよりよい形で届けるためです。第49話は10月19日、第50話は10月26日に変更され、すでにテレビ東京系列での放送を終えています。
Q3:BLEACH千年血戦篇の最終回はどこで配信されていますか?
A3:第50話は2026年10月27日正午から、Disney+、U-NEXT、Netflix、Amazon Prime Video、Hulu、dアニメストア、ABEMAなどの対象サービスで順次配信されました。無料配信はTVer、ABEMA、ネットもテレ東などで11月1日から順次開始されています。配信形態や視聴可能期間はサービスによって異なります。
まとめ:禍進譚は完結、千年にわたる血戦の物語に幕
『BLEACH 千年血戦篇』の最終クール「禍進譚」は、2026年7月25日に放送を開始し、10月26日の第50話「DEATH & STRAWBERRY」でテレビ東京系列での放送を終えました。
第49話・第50話の放送延期について、公式が説明した理由はクオリティアップです。最終話の放送日は10月26日に変更され、配信も10月27日正午から順次開始されました。
物語の見どころは、黒崎一護とユーハバッハの最後の戦いだけではありません。石田雨竜との友情、霊王宮から真世界城へと変貌した舞台、そして戦いから10年後の瀞霊廷まで、長年積み重ねられてきた要素が最終話に集約されています。
視聴するなら、最終話だけでなく第41話から順番に見るのがおすすめです。特に第46話「THE END」と第48話「THE END TWO WORLD」を振り返っておくと、最終決戦の展開をより深く理解できます。
約22年にわたって続いたテレビアニメ『BLEACH』は、最終クールの完結によって大きな節目を迎えました。これから視聴する人にとっても、長年シリーズを追い続けてきたファンにとっても、「禍進譚」は一護たちの物語を見届けるための最後の章です。