ロイヤルホストがTBS系の人気番組『ジョブチューン~アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』に出演したのは、2022年11月26日(土)。超一流料理人7人が従業員イチ押しのメニューを試食し、合格・不合格を判定する人気企画に挑戦した。
結果は、10品中7品が合格、うち3品が満場一致合格。黒×黒ハンバーグ、厚切りアンガスサーロインステーキ、ビーフジャワカレーが7人全員から合格を獲得した。一方、看板メニューのパンケーキは合格1人・不合格6人という厳しい結果になり、放送後にはSNSを中心に大きな反響が広がった。
2026年11月現在、TBSの公式番組アーカイブと当時の報道を照らし合わせると、放送日、全10品の結果、審査員の評価、パンケーキをめぐる議論、そして2026年の最新放送状況まで整理できる。
【放送日はいつ?】ロイヤルホストが出演した2022年11月26日の内容

ロイヤルホストが出演したのは、2022年11月26日(土)放送の『ジョブチューン』2時間スペシャル。
TBSの公式番組アーカイブには「ロイヤルホスト×超一流料理人」と明記されており、放送内容は従業員イチ押しメニューTOP10のジャッジ企画だった。
ロイヤルホストの歴史と出演の背景
ロイヤルホストのルーツは、1953年に福岡で始まったフレンチ料理店にある。その後、1971年にファミリーレストランの1号店を出店した。
2021年には創業50周年を迎え、2022年の番組出演は、長年培ってきた洋食の技術とブランドの看板メニューを全国の視聴者に紹介する機会にもなった。
TBSの番組紹介では、特に次の3品が注目メニューとして取り上げられていた。
- 累計販売数2,600万食以上の看板商品「黒×黒ハンバーグ」
- 50年以上受け継がれてきた伝統メニュー「ビーフジャワカレー」
- 25年以上愛されてきたデザート「ホットファッジサンデー」
番組が掲げた目標は、10品中9品の合格。ファミリーレストランの過去最高記録を意識した挑戦だった。
当日の番組出演者と審査体制
審査を担当したのは、フレンチを中心とする7人の料理人。各メニューを試食し、料理人としての専門的な視点から合否を判定した。
ロイヤルホスト側からは、営業総責任者の川勝邦弘氏、総料理長の寺田敏広氏、企画・開発担当の水野孝哉氏、開発担当の上田梨愛氏らが参加した。
番組のMCはネプチューン。パネラーにはバナナマン、土田晃之らが出演した。
【結果一覧】ロイヤルホストの合格・不合格ランキング全10品
2022年11月26日のジャッジ結果を、順位順にまとめた。
10品中7品が合格、3品が不合格。満場一致合格は3品という結果だった。
| 順位・メニュー | 合格・不合格 | 判定の特徴 |
|---|---|---|
| 1位 黒×黒ハンバーグ | 合格7・不合格0 | 満場一致 |
| 2位 海老と帆立のシーフードドリア | 合格6・不合格1 | 1人差で合格 |
| 3位 厚切りアンガスサーロインステーキ | 合格7・不合格0 | 満場一致 |
| 4位 パンケーキ | 合格1・不合格6 | 不合格 |
| 5位 ナスと挽き肉のボロネーゼ | 合格2・不合格5 | 不合格 |
| 6位 ビーフジャワカレー | 合格7・不合格0 | 満場一致 |
| 7位 ホットファッジサンデー | 合格5・不合格2 | 合格 |
| 8位 ケールサラダ | 合格5・不合格2 | 合格 |
| 9位 ビーフシチューハンバーグ | 合格5・不合格2 | 合格 |
| 10位 チキンのジューシーグリル~バター醤油ソース~ | 合格1・不合格6 | 不合格 |
※価格や商品仕様は放送当時の情報であり、現在の販売価格とは異なる場合がある。
合格した7品の注目ポイント
1位:黒×黒ハンバーグ
黒毛和牛と黒豚を組み合わせたロイヤルホストの代表的なハンバーグ。
番組では、肉汁を閉じ込めた仕上がりと、肉の旨味を引き立てるソースの完成度が高く評価された。
7人全員が合格を出し、満場一致でトップを飾った。
2位:海老と帆立のシーフードドリア
合格6人、不合格1人。
オマール海老の旨味を生かしたアメリケーヌソースや、ホタテを使用した贅沢な構成が評価された。
特に、ファミリーレストランでありながら本格的なソースを大量調理で提供する企業努力に注目が集まった。
3位:厚切りアンガスサーロインステーキ
合格7人、不合格0人。
厚切りのアンガスビーフを使った本格的なステーキで、肉の旨味と焼き上がりが評価された。
このメニューには、実は審査前に焼き加減をめぐるハプニングもあった。最初に提供された肉が想定より火の通った状態になっていたため、調理をやり直すことになったのだ。
再調理後は本来の魅力が伝わる仕上がりとなり、最終的に満場一致の合格を獲得した。
6位:ビーフジャワカレー
合格7人、不合格0人。
ロイヤルホストの伝統を象徴するメニューの一つ。玉ねぎをじっくり炒めて甘みを引き出し、複数のスパイスを組み合わせる製法が特徴だ。
番組では、フレンチの基本技法にも通じる丁寧な調理が高く評価された。
長年守ってきた味が、流行に左右されない料理として認められた結果だった。
7位:ホットファッジサンデー
合格5人、不合格2人。
バニラアイスやチョコレートアイス、温かいチョコレートソースなどを組み合わせた定番デザート。
ビターなチョコレートとナッツの風味、食感のバランスが評価された。
8位:ケールサラダ
合格5人、不合格2人。
ケールの苦味を抑えた素材選びと、ピーナッツオイルドレッシングの香ばしさがポイント。
野菜を単に盛り付けるだけでなく、ドレッシングとの組み合わせで食べやすく仕上げた点が評価された。
9位:ビーフシチューハンバーグ
合格5人、不合格2人。
オーストラリア産ビーフのハンバーグに、ビーフシチューを組み合わせた洋食メニュー。
ソースの旨味や酸味、キノコの風味、ハンバーグの食感など、料理全体のバランスが評価された。
不合格だった3品
残念ながら、次の3品は不合格となった。
- 4位:パンケーキ(合格1・不合格6)
- 5位:ナスと挽き肉のボロネーゼ(合格2・不合格5)
- 10位:チキンのジューシーグリル(合格1・不合格6)
ボロネーゼは麺とソースの一体感や、野菜の旨味の出し方について厳しい意見が出た。
チキンのグリルについては、皮の香ばしさやパリッとした食感、スパイスと味付けの方向性などが指摘された。
なお、結果一覧によっては11品が掲載されている。これは本番のTOP10とは別に、前哨戦として登場した「真鯛・海老・帆立のあつあつグリル~温野菜添え~」が含まれているためだ。この料理も7人全員が合格と判定した。
したがって、10品中7品合格という数字と、前哨戦を含む11品の一覧は矛盾しない。
【満場一致合格】黒×黒ハンバーグ・ステーキ・ビーフジャワカレーの評価
今回のロイヤルホスト回で特に注目したいのは、満場一致で合格した3品の共通点だ。
黒×黒ハンバーグは看板商品の実力を証明
黒×黒ハンバーグは、単に高級食材を使用しているだけではない。
肉の配合、焼き上げ、肉汁、ソースの組み合わせが一皿として完成していることが強みだ。
番組で評価されたのも、素材の品質だけでなく、ハンバーグとしての完成度だった。
厚切りアンガスサーロインステーキは調理技術が決め手
ステーキの評価では、肉そのものの品質と焼き加減が大きなポイントになる。
今回の放送では、最初の提供で焼き加減の問題が発生したものの、調理をやり直したことで料理本来の魅力を伝えられた。
この一幕は、レストランの料理において素材だけでなく、提供直前のオペレーションも重要であることを示している。
ビーフジャワカレーは伝統の味が評価された
ビーフジャワカレーは、1970年代から受け継がれてきたクラシックメニュー。
玉ねぎの甘み、スパイスの香り、肉の旨味を重ねた味わいが特徴だ。
最新のトレンドを追うよりも、長く愛されてきた料理を丁寧に作り続けることが評価につながった。
この3品に共通するのは、ロイヤルホストが長年積み上げてきた洋食の技術と、商品としての完成度である。
【なぜ不合格?】ロイヤルホストのパンケーキが厳しく評価された理由
今回の放送で最も大きな話題になったのが、パンケーキだった。
ロイヤルホストのパンケーキは、当時税込495円。3枚重ねのシンプルなスタイルで、発売から約40年にわたって親しまれてきた看板メニューだった。
しかし、判定は合格1人、不合格6人。7人の料理人のうち6人が不合格を出した。
審査員が指摘した3つのポイント
主な指摘は次の3点だった。
1. 香りや風味に対する違和感
一部の審査員は、香料を思わせる香りが気になると評価した。自然な素材感を重視する現在のパンケーキの方向性と合っていないという見方だった。
2. 昔ながらのスタイルへの疑問
3枚重ねのシンプルな構成や、昔ながらの焼き方について、料理としてさらに進化させる余地があるという意見が出た。
3. 焼き色だけでは付加価値にならない
ロイヤルホストのパンケーキは、きれいな焼き色も特徴の一つ。
しかし、審査員からは、家庭用フライパンでも美しい焼き色を付けられる時代に、焼き色だけを強調しても料理の完成度には直結しないという指摘があった。
パンケーキを評価した視点にも違いがあった
ここで見落とせないのが、審査員とロイヤルホストでは、パンケーキに求める価値が異なっていた可能性だ。
J-CASTニュースが報じた日本エスコフィエ協会関係者の見解では、500円以下で安定した商品を提供するファミリーレストランと、創意工夫によって付加価値を高めるレストランでは、料理に求める基準が異なると指摘されていた。
つまり、審査員が求めていたのは、新しさや華やかさ、料理としての進化だった。
一方、ロイヤルホストのパンケーキを支持する人たちが求めていたのは、昔から変わらない味、3枚重ねの見た目、親しみやすい価格だった。
この違いが、今回の大きな評価の隔たりにつながったと考えられる。
なお、J-CASTニュースの報道では、放送ではカットされたものの、焼き色や立体感、昔ながらのスタイルを評価する意見も審査員側にあったと紹介されている。
不合格という判定だけでは、7人全員がパンケーキのすべてを否定したわけではないことも分かる。
【視聴者の反響】パンケーキ不合格でSNSが大きく反応した理由
パンケーキの不合格判定は、放送翌日の2022年11月27日以降も話題になった。
特に目立ったのは、ロイヤルホストのパンケーキを長年食べてきたファンからの反発だった。
視聴者がパンケーキを擁護した背景
報道で紹介されたSNS上の反応には、次のような論点があった。
- 昔ながらの3枚重ねのスタイルこそロイヤルホストの魅力。
- ふわふわで分厚い流行のパンケーキとは違うからこそ価値がある。
- 手頃な価格で食べられることも魅力の一つ。
- 長年親しまれてきた味を変えないでほしい。
特に注目されたのは、パンケーキそのものだけでなく、長年の思い出と結び付いた商品として支持されていた点だ。
ロイヤルホストのパンケーキは、単なるデザートではなく、家族や友人との食事、休日の外食など、利用者それぞれの記憶に結び付いていた。
そのため、料理人による評価が、商品の味だけでなく、利用者の思い出まで否定されたように受け止められた面もあった。
料理人・鳥羽周作氏もファミレスの価値に言及
この騒動では、飲食店を複数経営する料理人の鳥羽周作氏も反応した。
スポニチの報道によると、鳥羽氏はファミリーレストランが長い歴史の中で培ってきた味や、安定して商品を届けるオペレーションの価値を評価。
また、レストランとファミリーレストランを同じ物差しだけで比較することへの疑問を示した。
この発言は、今回の騒動を考えるうえで重要な視点だった。
料理の評価には、料理人の専門的な技術だけでなく、価格、提供スピード、再現性、顧客層、長年のブランド価値なども関係するからだ。
審査員への誹謗中傷にも発展
一方で、騒動は残念な方向にも広がった。
一部の視聴者による批判が、審査を担当したシェフの店舗への悪質な口コミ投稿にまで発展したことが、ENCOUNTなどで報じられている。
料理への評価に異論を唱えることと、審査員個人や店舗を攻撃することは別問題だ。
番組での判定は料理人それぞれの専門的な評価であり、不合格を出したこと自体が誹謗中傷の理由になるわけではない。
ロイヤルホスト側はパンケーキの変更をどう考えていた?
2022年11月28日、ENCOUNTの取材に対して、ロイヤルホールディングスはパンケーキの改良予定について「未定」と回答した。
加えて、今後の商品開発について次の考え方を示している。
守るべき伝統は守り、改良すべきところは改める
この回答から分かるのは、番組の不合格判定をそのまま商品の変更理由にするのではなく、利用者の声と伝統の両方を考慮する姿勢だった。
ロイヤルホストにとって、パンケーキは長年のブランドイメージを支えてきた商品でもある。
一度のジャッジ結果だけで、すべての顧客が望む方向を判断することは難しい。
【歴代出演と2026年最新】ジョブチューンの放送一覧から見るロイヤルホストの現在
ロイヤルホストの出演歴を調べる際には、TBSの公式アーカイブが重要な資料になる。
公開されている過去の放送内容では、2022年11月26日に「ロイヤルホスト×超一流料理人」という企画が掲載されている。
2024年、2025年、2026年の公開放送一覧には、ロイヤルホストの再出演は確認できない。
2026年のジョブチューン放送一覧
2026年11月2日時点で確認できる主な放送回を、TBS公式の公開情報に沿ってまとめた。
| 放送日 | 放送内容 |
|---|---|
| 1月24日 | 餃子の王将×超一流中華料理人 |
| 2月7日 | 無印良品×超一流料理人 |
| 2月28日 | チョコ菓子ライバル番付 |
| 3月28日 | イオントップバリュ×超一流料理人 |
| 4月11日 | ピザハット×超一流ピザ職人 |
| 4月25日 | タリーズコーヒー×超一流スイーツ職人 |
| 5月9日 | ローソン惣菜×超一流料理人 |
| 5月23日 | 東京都庁のお仕事 |
| 6月6日 | グミ3社ライバル番付 |
| 6月27日 | セブン‐イレブン×超一流料理人 |
| 7月4日 | 夏メニュー3社ジャッジ・ミニストップ |
| 8月15日 | 築地銀だこ×超一流料理人 |
| 8月29日 | 人気バーガー3社のトリプルジャッジ |
| 9月19日 | ファミリーマート×超一流料理人・アスリートSP |
| 10月31日 | 人気ラーメン店主大集合 |
2026年は、コンビニ、ファストフード、スイーツ、飲食チェーンなど、幅広いジャンルの企業や商品が取り上げられている。
この放送一覧からも、ジョブチューンのジャッジ企画が特定のファミリーレストランだけを対象としたものではなく、さまざまな業態の品質や商品開発を比較する企画であることが分かる。
2022年のロイヤルホスト回と2026年の違い
2022年のロイヤルホスト回では、伝統的な洋食メニューやファミリーレストランならではの価格設定、長年の人気商品が大きなテーマだった。
一方、2026年の放送一覧では、複数企業の商品を同時に比較する企画や、コンビニ・専門店の新商品を扱う企画なども見られる。
ロイヤルホストが今後再出演するかどうかについて、TBSから具体的な発表は確認できない。
そのため、再出演が決定しているかのような情報や、2026年に新たなロイヤルホストのジャッジが行われたという情報には注意したい。
【よくある質問】ロイヤルホストのジョブチューンに関するFAQ
Q1:ロイヤルホストがジョブチューンに出演したのはいつ?
2022年11月26日(土)放送のTBS系『ジョブチューン』2時間スペシャル。超一流料理人7人が従業員イチ押しのメニュー10品を審査した。
Q2:ロイヤルホストのジョブチューンで満場一致合格したメニューは?
黒×黒ハンバーグ、厚切りアンガスサーロインステーキ、ビーフジャワカレーの3品。いずれも審査員7人全員が合格と判定した。
Q3:ロイヤルホストのパンケーキはなぜ不合格だった?
香料を思わせる香り、昔ながらのスタイル、焼き色以外の付加価値などが指摘されたため。7人中6人が不合格を出した。ただし、昔ながらの味を支持する視聴者からは強い擁護の声が上がった。
Q4:ロイヤルホストのパンケーキは放送後に改良された?
2022年11月28日のロイヤルホールディングスの回答では、改良予定は未定だった。伝統を守りながら、必要な部分は改良するという商品開発の考え方が示されている。
Q5:2026年にロイヤルホストはジョブチューンに再出演した?
2026年11月2日時点で確認できるTBSの公式放送一覧には、ロイヤルホストの再出演は掲載されていない。確認できる代表的な出演回は2022年11月26日放送分である。
まとめ:ロイヤルホストのジョブチューン結果から分かる本当の評価
2022年11月26日のロイヤルホストのジョブチューン出演は、10品中7品合格、満場一致3品という好成績だった。
黒×黒ハンバーグ、厚切りアンガスサーロインステーキ、ビーフジャワカレーが全員合格を獲得し、長年培ってきた洋食の技術と商品開発力を示した。
一方、パンケーキは合格1人・不合格6人という厳しい結果になった。しかし、放送後の反響を通して浮かび上がったのは、料理人が評価する完成度と、消費者が愛する商品価値が必ずしも一致しないという事実だった。
特にロイヤルホストのパンケーキは、流行の味や見た目だけでは測れない、長年のブランド体験を象徴するメニューだった。
プロの結論として重要なのは、ジョブチューンの合否を商品の絶対的な価値と捉えないことだ。
料理人の評価は専門的な改善点を知る手掛かりになる。一方、消費者の支持は価格、味、思い出、利用シーンなどを含めた総合的な評価である。
ロイヤルホストの2022年の挑戦は、合格・不合格という数字だけでは語れない、ファミリーレストランの伝統と料理の進化を考える象徴的な放送回となった。
参照した主な公開資料
- TBSテレビ『ジョブチューン』2022年11月26日公式放送アーカイブ
- TBSテレビ『ジョブチューン』2024~2026年放送一覧
- 2022年11月26日放送分の料理別ジャッジ結果・審査員情報
- J-CASTニュース、2022年11月29日・パンケーキ騒動と審査基準に関する報道
- ENCOUNT、2022年11月28日・ロイヤルホストの公式回答に関する報道
- スポニチ、2022年11月27日・視聴者の反響と鳥羽周作氏のコメントに関する報道