ホーム 芸能ニュース・ゴシップ BTSはグラミー賞を受賞した?歴代5回のノミネートと2027年不提出の真相を徹底解説

BTSはグラミー賞を受賞した?歴代5回のノミネートと2027年不提出の真相を徹底解説

榊原 真央 榊原 真央 • 更新: • 公開: • 読了約 25 分
目次

BTSはグラミー賞を受賞したのか。2026年11月4日現在の答えは、ノミネート5回、受賞0回だ。世界的なヒットを記録した「Dynamite」「Butter」をはじめ、Coldplayとの共演曲「My Universe」や「Yet To Come」まで、BTSは複数の部門で評価されてきた。しかし、アメリカ音楽界最高峰の賞とされるグラミー賞のトロフィーには、まだ手が届いていない。レコーディング・アカデミーが公開する公式アーティスト記録でも、受賞数は0、ノミネート数は5と記載されている。

さらに2026年は、BTSにとって新たな転換点となった。3月20日にアルバム「ARIRANG」を発売して活動を再始動した一方、7月29日には2027年のグラミー賞に楽曲を提出しない方針を7人全員が表明。背景には、レコーディング・アカデミーが新設した「最優秀アジアン・ポップ・パフォーマンス賞」をめぐる議論がある。2026年の授賞結果、歴代5回のノミネート、受賞に至らなかった背景、そして2027年以降の展望を時系列で整理する。

【結論】BTSはグラミー賞を受賞していない!公式記録は5回ノミネート・0勝

グラミー賞bts

最初に、最も気になる疑問に答えたい。BTSはグラミー賞を受賞していない。2026年11月4日時点で、レコーディング・アカデミーの公式アーティストページには、ノミネート5回、受賞0回と記録されている。

ここで注意したいのは、ノミネートと受賞はまったく異なる実績だという点だ。グラミー賞は、対象作品が候補として選ばれた段階と、最終投票で受賞者に決まった段階を明確に分けている。

BTSは2021年から2023年にかけて、3年連続でノミネートを獲得した。これはK-POPがアメリカの音楽業界で存在感を高めるうえで、大きな意味を持つ出来事だった。

特に2021年の「Dynamite」は、BTSにとって初めてのグラミー賞ノミネートとなっただけでなく、K-POPアーティストとしても歴史的な記録を打ち立てた作品だ。

ただし、2026年の第68回グラミー賞でもBTSの受賞はなく、公式記録の5回というノミネート数に変化はない。2026年の授賞式でK-POP関連の楽曲が受賞したことと、BTS自身の受賞歴は区別する必要がある。

したがって、検索結果やSNSで「BTSがグラミー賞を受賞した」という情報を見かけた場合は、ノミネートなのか、別のK-POPアーティストや制作陣の受賞なのかを確認することが大切だ。

【歴代5回を完全整理】Dynamite・Butter・My Universe・Yet To Comeのノミネート経緯

BTSのグラミー賞挑戦を振り返ると、2021年から2023年までの3年間に5つのノミネートを獲得している。対象となった作品は、単独でのヒット曲だけではない。Coldplayとの国際的なコラボレーションや、ミュージックビデオも評価対象になった。

レコーディング・アカデミーの公式記録に基づく歴代ノミネートは、次のとおりだ。

授賞年・回 ノミネート部門 対象作品・関係者 受賞結果
2021年・第63回 最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞 Dynamite(BTS) 受賞ならず
2022年・第64回 最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞 Butter(BTS) 受賞ならず
2023年・第65回 最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞 My Universe(Coldplay、BTS) 受賞ならず
2023年・第65回 最優秀アルバム賞 Music Of The Spheres(Coldplay、BTS参加曲を収録) 受賞ならず
2023年・第65回 最優秀ミュージック・ビデオ賞 Yet To Come(BTS) 受賞ならず

この表から分かるとおり、BTSは最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞に3回ノミネートされている。残り2回は、Coldplayのアルバムと「Yet To Come」の映像作品に関するものだ。レコーディング・アカデミーの公式アーティスト記録でも、この5件が確認できる。

第63回グラミー賞:「Dynamite」でK-POP初の歴史的ノミネート

最初の転機は2021年3月に開催された第63回グラミー賞だった。

対象作品は2020年に世界的なヒットを記録した「Dynamite」。BTSは最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞にノミネートされ、K-POPアーティストとして初めてグラミー賞の候補に選ばれた。

「Dynamite」はBTSにとって初の全編英語詞によるシングルであり、アメリカをはじめとする世界各国で幅広いリスナーを獲得した楽曲だ。グローバル市場を意識した音楽戦略が、グラミー賞という大きな舞台につながった。

しかし、受賞したのはLady GagaとAriana Grandeの「Rain On Me」。BTSの初受賞は実現しなかった。

第64回グラミー賞:「Butter」で2年連続ノミネート

翌2022年の第64回では「Butter」が同じ最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞にノミネートされた。

「Butter」は軽快なポップサウンドとキャッチーなメロディーを特徴とする楽曲で、アメリカの音楽市場でも大きな成功を収めた。BTSは同部門で2年連続の候補となり、単発の話題性ではなく、継続的に評価される存在になったことを示した。

この年の受賞作品はDoja CatとSZAの「Kiss Me More」。BTSは2年連続で候補に選ばれたものの、トロフィーには届かなかった。

第65回グラミー賞:「My Universe」と「Yet To Come」で3部門に挑戦

2023年の第65回では、BTSのノミネートがさらに広がった。

最も注目されたのが、イギリスの人気バンドColdplayとのコラボレーション曲「My Universe」だ。両者の音楽的な個性を融合させた同曲は、最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞に選ばれた。

加えて、同曲を収録したColdplayのアルバム「Music Of The Spheres」も最優秀アルバム賞にノミネートされた。BTSの公式記録では、このアルバム賞もノミネート1件として数えられている。

もう一つの候補が「Yet To Come」だ。BTSの音楽的な歩みを振り返る作品として制作された同曲のミュージックビデオが、最優秀ミュージック・ビデオ賞に選ばれた。

しかし、最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞はSam SmithとKim Petrasの「Unholy」、最優秀ミュージック・ビデオ賞はTaylor Swiftの「All Too Well: The Short Film」、最優秀アルバム賞はHarry Stylesの「Harry's House」が受賞した。

この第65回での3部門ノミネートが、2026年11月現在までのBTSのグラミー賞における最新の公式ノミネート記録となっている。

【なぜ受賞できない?】BTSの実績とグラミー賞の審査構造を検証

世界的な人気、音楽チャートでの実績、スタジアム規模の公演を実現してきたBTSが、なぜグラミー賞では受賞できなかったのか。この疑問には、単純な人気ランキングとは異なるグラミー賞の審査構造が関係している。

理由1:グラミー賞は売上や人気だけで決まらない

グラミー賞を主催するレコーディング・アカデミーは、音楽制作に携わるアーティスト、プロデューサー、ソングライター、エンジニアなどで構成される投票メンバーによって受賞者を決定する。

つまり、一般的な音楽チャートのように、再生回数や売上が最も多い作品が自動的に受賞する仕組みではない。音楽作品としての完成度や各部門の評価基準に基づく、業界関係者による投票が行われる。

そのため、Billboardのチャートで1位を獲得した作品であっても、グラミー賞で必ず勝てるわけではない。BTSの世界的な人気と受賞結果に差が生まれた背景には、この評価方式がある。

理由2:ノミネートされた部門には強力な競争相手がいた

BTSが3回挑戦した最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞には、いずれの年も国際的な知名度と実績を持つアーティストが並んだ。

「Dynamite」が候補になった年はLady GagaとAriana Grande、「Butter」の年はDoja CatとSZA、「My Universe」の年はSam SmithとKim Petrasが受賞している。

また、2023年の最優秀アルバム賞ではHarry Styles、最優秀ミュージック・ビデオ賞ではTaylor Swiftが受賞した。いずれも各部門で強い存在感を持つ作品だった。

こうした結果を見れば、BTSがノミネートされたこと自体が高い評価を受けた証拠である一方、受賞には同じ年の競争相手との比較が伴うことが分かる。

理由3:K-POPの世界的な人気と米国音楽業界での評価には違いがある

もう一つ考えたいのが、K-POPというジャンルがグローバル市場で拡大してきた過程と、アメリカの音楽賞における評価の歴史だ。

BTSは韓国語を中心とする作品で独自のファン層を築き、世界的な音楽市場に進出した。その後、「Dynamite」や「Butter」のような英語曲によって、より幅広いリスナーにもアプローチした。

ただし、K-POPの人気が拡大することと、アメリカの音楽業界で各部門の受賞を獲得することは別の課題だ。

なお、BTSが受賞できなかった理由について、レコーディング・アカデミーが特定の国籍や言語を理由として公式に説明した事実はない。審査上の差別が受賞0回の直接的な原因だったと断定することもできない。

重要なのは、ノミネートされたという実績と、受賞できなかったという結果を分けて捉えることだ。BTSはグラミー賞におけるK-POPの認知を押し広げた先駆者であり、その歴史的な意義は受賞数だけでは測れない。

【2026年最新情報】BTS再始動と第68回グラミー賞の結果

2026年はBTSの活動にとって大きな節目となった。メンバー全員の活動再開を経て、3月20日に5枚目のスタジオアルバム「ARIRANG」をリリース。約3年9か月ぶりとなるグループとしてのアルバムで、BTSのルーツと現在の心情を反映した作品として発表された。

2026年2月の第68回では「Golden」が受賞

2026年2月1日に開催された第68回グラミー賞では、Netflixのアニメーション映画「KPop Demon Hunters」の楽曲「Golden」が最優秀映像作品向け楽曲賞(Best Song Written For Visual Media)を受賞した。

受賞者として公式記録に掲載されたのは、EJAE、Joong Gyu Kwak、Yu Han Lee、Hee Dong Nam、Jeong Hoon Seo、Mark Sonnenblickの6人の作詞作曲者だ。

この部門は、映画やテレビなどの映像作品のために制作された楽曲の作詞作曲を評価する賞であり、一般的なパフォーマンス賞とは性質が異なる。K-POP関連の制作陣にとって、歴史的な受賞として大きな注目を集めた。

ただし、この受賞はBTSの受賞ではない。また、2027年から導入される新設のアジアン・ポップ部門での受賞でもない。2026年の時点では、まだ同部門は設置されていなかった。

「ARIRANG」は2026年のグラミー賞には間に合わなかった

ここで、授賞年と作品の発売時期についても整理しておきたい。

第68回グラミー賞の対象作品の発売期間は、2024年8月31日から2025年8月30日までだった。一方、「ARIRANG」の発売日は2026年3月20日である。

そのため、「ARIRANG」は第68回の対象期間に含まれない。2026年2月の授賞結果を見て、BTSが新作でノミネートを逃したと考えるのは正確ではない。

同アルバムは、2027年の第69回グラミー賞の対象期間である2025年8月31日から2026年8月28日までには含まれていた。つまり、作品の発売時期という点では、2027年のグラミー賞への挑戦が可能な状況だった。

しかし、BTSはその機会を利用しないという判断を下した。これが2026年7月に発表された楽曲不提出の決定につながる。

【2027年グラミー賞】BTSが楽曲を提出しない理由と不参加表明の真相

2026年7月29日、BTSのメンバー7人は、それぞれのSNSを通じて2027年のグラミー賞に作品を提出しない方針を表明した。

対象となるのは、2026年3月に発売された「ARIRANG」や収録曲などの作品だ。報道では「グラミー賞ボイコット」と表現されることもあるが、実際に確認された決定は、グラミー賞の審査対象として音楽作品を提出しないというものだ。

7人が発表したメッセージの意味

メンバーが発信した声明の中心にあったのは、音楽を地域や言語によって分けるのではなく、作品そのものとして評価してほしいという考えだった。

「私たちの音楽が、地域や言語によって分けられるのではなく、そのままの姿で聴かれ、愛されることを願っています」

これは7人が共有した声明の趣旨を日本語に訳したものだ。単にグラミー賞を受賞できなかったことへの不満を表明したのではなく、音楽の評価における地域や言語の区分について問題意識を示した内容だった。

発表のタイミングにも注目したい。レコーディング・アカデミーが最優秀アジアン・ポップ・パフォーマンス賞の新設を発表したのは6月16日。BTSの不提出表明は、その約1か月半後に行われている。

この時系列から、新設部門をめぐる議論が判断の背景にあることがうかがえる。ただし、声明で新設部門への反対を具体的に列挙したわけではなく、地域や言語で音楽を分けることへの考えを示した点が中心となっている。

レコーディング・アカデミーCEOの反応

BTSの発表を受け、レコーディング・アカデミーのCEOであるHarvey Mason Jr.もコメントを発表した。

同氏は、BTSが2027年のグラミー賞プロセスに参加しないことを残念に思うとしながらも、グループの判断を理解し尊重すると説明した。

加えて、新設されたアジアン・ポップ部門について、アジアの音楽を他のジャンルから切り離すためではなく、アジア発の音楽が持つ多様性や成長を評価するためのものだと説明した。

特に重要なのは、ジャンル別部門への提出と主要部門への提出は両立できるという説明だ。

同氏によれば、アジアン・ポップ部門に作品を提出したとしても、最優秀レコード賞、最優秀アルバム賞、最優秀楽曲賞などの主要部門で審査対象になる可能性が失われるわけではない。

つまり、レコーディング・アカデミー側は新設部門を評価機会の拡大と位置づけ、BTS側は地域や言語で音楽を区分することへの懸念を示したという構図だ。

「授賞式に出席しない」と「楽曲を提出しない」は違う

ここで誤解しやすいのが、不参加表明の意味である。

BTSが発表したのは、2027年のグラミー賞に作品を提出しないという方針だ。これは、授賞式への出席を拒否するという宣言とは異なる。

グラミー賞では、まず対象作品の提出があり、その後に資格審査と投票を経てノミネート作品が決定される。BTSはその入口となる提出を見送ったのである。

2027年の第69回グラミー賞の作品提出期間は7月7日から8月21日まで。BTSが声明を発表した7月29日は、まさに提出期間の途中だった。

したがって、この発表は単なる将来の意向ではなく、2027年の審査プロセスに対する具体的な判断だったと理解できる。

【新設アジアン・ポップ部門とは?】K-POPの歴代受賞者とBTSの今後

2027年のグラミー賞で大きな注目を集めているのが、最優秀アジアン・ポップ・パフォーマンス賞(Best Asian Pop Music Performance)だ。

レコーディング・アカデミーは2026年6月16日、2027年の第69回グラミー賞から5つの新部門を設置すると発表した。その一つが、このアジアン・ポップ部門である。

新設部門の対象はK-POPだけではない

この部門はK-POP専用ではない。公式の説明では、アジア市場で生まれた、または広く認知されているポップ音楽を対象とし、K-POP、J-POP、C-POPなどを含む。

ただし、単にアジア出身のアーティストが歌っていれば対象になるわけではない。音楽のスタイルが重要であり、国籍や民族的背景だけで対象作品を決める仕組みではない。

また、公式ルールには言語に関する条件が設けられている。

  • 対象はシングルまたはトラックのボーカル作品。
  • アジアのポップ音楽として認識される音楽性が必要。
  • 一つ以上のアジア言語を意味のある形で使用している必要がある。
  • 英語のみで歌われた作品は、この部門の対象外。
  • 受賞対象はパフォーマンスを行ったアーティスト。

特に重要なのは、アジア言語が単語や短い合いの手として使われているだけでは不十分という点だ。楽曲の中で、その言語が識別できるほど意味のある役割を果たしている必要がある。

K-POPのグラミー賞受賞者は誰?2026年の「Golden」が歴史的な転換点に

K-POPのグラミー賞の歴史を考えるうえで、2026年の「Golden」の受賞は大きな意味を持つ。

「KPop Demon Hunters」の劇中曲である「Golden」は、2026年の最優秀映像作品向け楽曲賞を受賞した。EJAEらの作詞作曲者が公式の受賞記録に掲載されており、K-POP関連の制作陣にとって初のグラミー賞受賞としても報じられた。

ただし、この賞は楽曲の作詞作曲を評価する部門である。新設のアジアン・ポップ部門とは別であり、BTSの受賞歴に加算されるものでもない。

また、2026年の最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞には、K-POPに関連する「Golden」やKATSEYEの「Gabriela」、ROSÉとBruno Marsの「APT.」もノミネートされた。受賞したのはCynthia ErivoとAriana Grandeの「Defying Gravity」だった。

こうした結果は、K-POPやアジア発の音楽が複数の部門で評価されるようになっていることを示している。

BTSは今後グラミー賞に戻る可能性があるのか

2027年の不提出表明が、BTSによるグラミー賞への永久的な決別を意味するかどうかは分からない。

今回の声明で示されたのは、その年の審査対象への提出を見送るという判断だ。将来にわたってグラミー賞に作品を提出しないという永久的な方針まで発表されたわけではない。

今後の注目点は、大きく3つある。

  • 新設部門の運用:2027年に初めて実施されるアジアン・ポップ部門が、K-POPやJ-POPなどの作品をどのように評価するか。
  • 主要部門との関係:アジア発の音楽がジャンル別部門だけでなく、最優秀アルバム賞や最優秀レコード賞などでも評価されるか。
  • BTSの今後の判断:今回の不提出表明を経て、将来のグラミー賞に再び作品を提出するかどうか。

なお、2027年の第69回グラミー賞のノミネート発表は2026年11月16日、授賞式は2027年2月7日に予定されている。2026年11月4日時点では、ノミネート発表前の段階だ。

BTSが今回の決定を通じて投げかけた問いは、単に一つの賞を獲得するかどうかにとどまらない。音楽を国や言語のカテゴリーに分けて評価することと、作品そのものの芸術性を評価することをどう両立させるのか。これはグラミー賞だけでなく、世界の音楽業界全体に関わる問題でもある。

【BTSのグラミー賞】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:BTSはグラミー賞を何回受賞していますか?
A1:2026年11月4日現在、受賞回数は0回です。レコーディング・アカデミーの公式アーティストページには、ノミネート5回、受賞0回と記録されています。

Q2:BTSが初めてグラミー賞にノミネートされた曲は何ですか?
A2:2021年の第63回グラミー賞で候補になった「Dynamite」です。最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞にノミネートされ、K-POPアーティストとして初のグラミー賞ノミネートを達成しました。

Q3:BTSは2027年のグラミー賞に出席しないのですか?
A3:2026年7月に発表したのは、グラミー賞への楽曲提出を見送るという決定です。授賞式への出席を拒否すると明言したものではありません。

Q4:BTSが2027年のグラミー賞に楽曲を提出しない理由は何ですか?
A4:メンバーは、音楽が地域や言語で区分されるのではなく、作品そのものとして聴かれ、愛されることを望むという趣旨の声明を発表しました。新設されたアジアン・ポップ部門の発表後だったことから、同部門をめぐる議論との関係が注目されています。

Q5:新設される最優秀アジアン・ポップ・パフォーマンス賞はK-POP専用ですか?
A5:いいえ。K-POPだけでなく、J-POPやC-POPなども対象に含まれます。ただし、アジア言語を意味のある形で使用するなど、音楽性と言語に関する条件があります。

Q6:BTSは2028年以降のグラミー賞に再挑戦できますか?
A6:将来の再挑戦を永久に否定する発表はありません。2027年の提出見送りは、その年の判断です。今後の作品やグループの方針によって、再び審査対象に作品を提出する可能性は残されています。

まとめ:BTSのグラミー賞受賞歴と今後の展望【プロの結論】

BTSのグラミー賞の歴史を整理すると、2026年11月4日現在、公式記録は5回ノミネート、受賞0回となる。

「Dynamite」でK-POP初のノミネートを実現し、「Butter」で2年連続の候補入り。さらにColdplayとの「My Universe」、「Yet To Come」、アルバム「Music Of The Spheres」に関連するノミネートによって、活動の幅を広げてきた。

2026年には「ARIRANG」でグループとして再始動した一方、7月には2027年のグラミー賞への楽曲不提出を表明。新設されるアジアン・ポップ部門をめぐって、地域や言語による区分と音楽の普遍的な評価という問題が浮き彫りになった。

【プロの結論】BTSのグラミー賞を評価する際に、受賞数だけを判断基準にするのは適切ではない。5回のノミネートは、K-POPがアメリカの音楽賞で継続的に認知されるようになった過程を示す重要な記録である。

また、2026年の「Golden」の受賞や、2027年に始まるアジアン・ポップ部門の動向は、K-POPを含むアジア音楽の評価基準が変化していることを示している。

今後注目すべきなのは、BTSがいつトロフィーを獲得するかだけではない。音楽の国籍や言語を超えて作品そのものが評価される環境が、グラミー賞の中でどこまで実現するかという点だ。2027年の授賞式は、その変化を見極める重要な機会となる。

主な検証資料: レコーディング・アカデミー公式BTS受賞記録・2026年受賞者一覧・2027年新設部門規定、Reuters、Associated Press、Yonhap News Agencyの2026年7月報道。

同じカテゴリの記事

榊原 真央

取材デスクとして10年以上の取材経験。geinou領域の公式発表・配信元の告知を一次情報として確認し、確認できない情報は記事に含めない方針です。

おすすめの関連記事