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ハイサーブウエノとは?事業内容・評判・年収と2026年の自動化計画を徹底解説

榊原 真央 榊原 真央 • 更新: • 公開: • 読了約 24 分
目次

株式会社ハイサーブウエノは、新潟県三条市に本社と製造工場を構える、業務用厨房機器の設計・製造を手がける企業です。1969年10月の設立以来、厨房用ステンレス板金加工を中心に、飲食チェーン向けの厨房設計、OEM製造、プライベートブランド(PB)商品の開発などを展開しています。

同社が注目される理由は、単なる厨房機器メーカーにとどまらない事業モデルにあります。サイゼリヤとの協業から生まれた株式会社CSsT、メデウェル・ジャパン株式会社との食事提供自動化プロジェクトなど、飲食業界や医療・介護施設の厨房業務を変える取り組みを進めています。2026年にはテレビ番組への登場や新たな事業展開もあり、ものづくり企業としての存在感が高まっています。

【会社概要】ハイサーブウエノはどんな会社?新潟県三条市発の厨房設備メーカー

ハイサーブウエノ

ハイサーブウエノを理解するうえで重要なのは、同社が厨房機器を製造するだけでなく、厨房全体の設計から施工、メンテナンスまで対応している点です。

飲食店の厨房では、調理機器の性能だけでなく、作業動線、衛生管理、清掃のしやすさ、従業員の安全性など、さまざまな要素が営業効率を左右します。同社はこうした課題を、設計と金属加工の両面から解決する事業を展開しています。

基本的な会社情報

  • 会社名:株式会社ハイサーブウエノ
  • 設立:1969年10月
  • 代表取締役:小越元晴
  • 資本金:8,900万円
  • 従業員数:110名(公式会社案内掲載値)
  • 本社・工場:新潟県三条市福島新田丙2406番
  • 東京オフィス:東京都文京区本郷2-38-4 本郷弓町ビル4階
  • 主な事業:厨房機器設計・製造、厨房システム設計・施工・メンテナンス、ステンレス板金加工

新潟県三条市は、金属加工を中心としたものづくり産業が集積する地域です。ハイサーブウエノは、その産業基盤を生かしながら、全国の飲食店や食品関連施設に向けて製品を供給しています。

1969年の設立から2026年で57年目を迎えた同社は、長年の板金加工技術を土台に、厨房システムの設計やOEM製造へと事業領域を広げてきました。

会社が掲げる3つの基本方針

公式会社案内では、同社の経営方針として、安全品質の追求、自社ブランドにこだわらない顧客本位のものづくり、食に関する製品の一貫製造を掲げています。

「世の中、お客様のお困り事に、ものづくりでお役に立つこと」

これは代表取締役の小越元晴氏が示している同社の基本姿勢です。

特に特徴的なのが、自社ブランド製品の販売を最優先にしないという考え方です。顧客が必要とする厨房設備を優先し、各メーカーからのOEM製造や飲食チェーンのPB製品づくりに力を入れています。

この方針によって、特定メーカーの商品に設計を合わせるのではなく、店舗の規模や業態に合わせて機器を組み合わせやすくなります。自社の加工技術を生かしながら、顧客ごとの厨房環境を構築できることが同社の競争力です。

【事業内容】厨房設計・ステンレス板金加工・OEM製造の実力

ハイサーブウエノの事業は、大きく「みんなの工場」と「総合厨房」という2つの柱で構成されています。

前者は、顧客企業やメーカーの製造ニーズに応えるものづくりの事業です。後者は、飲食店などの厨房を企画・設計し、必要な設備を製造して施工する事業です。

1. 厨房設計は機器の配置だけではない

同社の厨房設計は、顧客へのヒアリングから始まります。

どのような料理を提供するのか、何人の従業員が厨房で働くのか、調理や配膳をどのような順番で行うのか。こうした情報を収集したうえで、厨房全体のプランを作成します。

公式サイトで紹介されている基本的な工程は次のとおりです。

  1. コンサルティング:顧客の要望や店舗の状況、営業上の課題を把握する。
  2. プランニング:厨房板金の技術や経験を生かして具体的な設計案を作成する。
  3. レイアウト:厨房機器の選定や板金仕様、空間全体の配置を決定する。
  4. 製造・管理:自社工場で板材を加工し、品質を確認しながら製品化する。
  5. 納入・施工:現場への設置、メンテナンス、アフターサービスを行う。

つまり、厨房の完成形を考える段階から、実際に現場で使用できる状態になるまで、一連の工程に関与する仕組みです。

2. ステンレス板金加工が事業の基盤

厨房設備では、ステンレス製のシンク、作業台、食器棚、吊戸棚、オーバーシェルフなどが幅広く使用されます。

これらは単純な金属製品ではありません。水や油、熱、洗剤などにさらされるため、耐久性や衛生面への配慮が欠かせません。加えて、厨房の限られた空間に合わせて寸法や形状を調整する必要があります。

ハイサーブウエノは新潟県三条市の自社工場で厨房板金を製造しています。設計と製造を社内で連携させられるため、既製品だけでは対応しにくい個別の要望にも応えやすい体制です。

3. OEM製造・PB製品にも注力

OEMとは、他社ブランドの商品を受託製造する仕組みです。PBは、飲食チェーンなどが自社ブランドとして展開する商品を指します。

ハイサーブウエノは、厨房機器メーカーの製造パートナーとしてOEMを受託するほか、飲食チェーンの独自仕様に合わせたPB製品の開発・製造にも取り組んでいます。

このビジネスモデルの利点は、製品を販売するだけでなく、顧客企業が抱える製造上の課題や店舗運営上の問題まで対応できることです。

公式サイトでは、工場に設備やロボットを導入し、品質・価格・生産スピードの向上を目指す「みんなの工場」という考え方も紹介されています。製造と物流を組み合わせたサービスにも取り組んでいます。

【サイゼリヤとの関係】合弁会社CSsTの設立から現在までを整理

ハイサーブウエノを語るうえで欠かせないのが、株式会社サイゼリヤとの協業です。

両社は2022年5月、厨房設備の開発・販売を目的とした合弁会社「株式会社CSsT」を設立しました。サイゼリヤが持つ飲食店の運営ノウハウと、ハイサーブウエノが持つ厨房設計・製造技術を組み合わせる取り組みです。

CSsTとはどんな会社なのか

CSsTは「Comfortable Smile slash Technology」の略称です。技術によって食堂従事者の夢をかなえ、笑顔を広げるという考え方が込められています。

設立当初は、サイゼリヤが店舗運営で培った厨房技術を、ほかの飲食店にも提供することを目指していました。

その代表的な製品が、清掃作業の負担軽減を目指した「グリスシールド(GS)」と、厨房と客席の段差をなくす「フリーフラット厨房」です。

グリスシールドとフリーフラット厨房の特徴

一般的なグリストラップは、厨房から流れる排水に含まれる油脂や残飯などを分離する設備です。衛生環境を維持するために必要ですが、定期的な清掃が従業員の負担になりやすいという課題があります。

グリスシールドは、油脂や残飯の回収を自動化することで、従来の清掃作業を軽減することを目指した設備です。

一方、フリーフラット厨房は、排水をポンプで処理する仕組みを取り入れ、従来必要だった厨房の床上げを不要にするシステムです。

これにより、厨房と客席の間に生じる段差をなくし、従業員の移動負担を減らすほか、店舗レイアウトの自由度を高める効果が期待できます。

CSsTの資本関係は現在どうなっている?

ここで注意したいのが、CSsTが現在もサイゼリヤとの合弁会社であるという理解は正確ではない点です。

2023年7月、サイゼリヤは保有していたCSsT株式66.67%をハイサーブウエノに譲渡することを決定しました。同年9月28日に株式譲渡と合弁契約の解消が予定され、その後、ハイサーブウエノの100%子会社となっています。

ただし、資本関係の変更は両社の協力関係が終了したことを意味しません。ハイサーブウエノの公式発表では、サイゼリヤとの連携・協力関係を維持し、厨房技術の改革を進める方針が示されています。

ハイサーブウエノ、サイゼリヤ、CSsTの関係と主な出来事

時期 関係する企業・出来事 内容と現在の位置づけ
1969年10月 ハイサーブウエノ 新潟県三条市を拠点とする企業として設立。
2022年5月26日 サイゼリヤ・ハイサーブウエノ 厨房設備開発・販売を目的に合弁会社CSsTを設立。
2022年 CSsT グリスシールドやフリーフラット厨房の展開を開始。
2023年9月28日 サイゼリヤ・ハイサーブウエノ サイゼリヤ保有のCSsT株式をハイサーブウエノへ譲渡。
2023年10月4日 CSsT ハイサーブウエノの100%子会社として今後の事業方針を公表。
2025年10月30日 メデウェル・ジャパン 食事提供業務の自動化に向けた業務提携を発表。
2026年度 ハイサーブウエノ・メデウェル・ジャパン 新たな合弁会社の設立と自動化システムの試験運用を計画。

この経緯から分かるのは、ハイサーブウエノが単にサイゼリヤの厨房設備を製造する下請け企業ではないということです。顧客と共同で厨房技術を開発し、その技術をほかの企業にも展開する事業モデルを持っています。

【2026年最新動向】メデウェル・ジャパンとの提携で食事提供を自動化へ

2026年のハイサーブウエノを考えるうえで、特に注目したいのがメデウェル・ジャパン株式会社との業務提携です。

両社は2025年10月30日付で業務提携契約を締結しました。発表されたプロジェクトの目的は、日本元気グループが展開する医療・介護・教育・福祉施設向けの食事提供業務を、機器設計技術と自動化システムによって効率化することです。

なぜ食事提供の自動化が必要なのか

病院や介護施設、学校では、多数の利用者に対して毎日決まった時間に食事を提供する必要があります。

しかし、調理スタッフの不足、食材価格やエネルギーコストの上昇、衛生・品質管理の負担などが施設運営の課題になっています。

こうした問題に対して、メデウェル・ジャパンは食事供給事業の運営基盤を、ハイサーブウエノは厨房設備と自動化システムの設計・製造技術を提供します。

単に調理ロボットを導入するだけではなく、調理から配送までの一連の工程を見直す構想です。

自動化プロジェクトの具体的な内容

2025年10月30日に公表された業務提携資料では、新潟県三条市を中心に共同開発の拠点を設ける計画が示されています。

自動化の対象として挙げられているのは、次の5つの工程です。

  • 調理:調理ラインを自動化し、作業工程を標準化する。
  • 盛り付け:食事の盛り付け作業を効率化する。
  • 搬送:調理後の食事を必要な場所へ運ぶ仕組みを構築する。
  • 洗浄:調理器具や設備の洗浄工程を効率化する。
  • 在庫管理:食材の在庫状況を把握し、管理業務を効率化する。

加えて、生産・衛生・物流に関する情報を連携させ、統合的に管理する構想も盛り込まれています。

2026年度から2027年度以降のロードマップ

業務提携の発表資料には、段階的な事業展開の予定が記載されています。

  • 2025年度:共同開発と設計内容の確定。
  • 2026年度:共同出資による合弁会社の設立と試験運用開始。
  • 2027年度以降:日本元気グループの関連施設への本格展開。
  • 将来的な展望:行政・教育機関との協働や東日本全域への展開。

重要なのは、2026年度の合弁会社設立と試験運用は、発表時点での計画であることです。2026年11月2日現在、公開されている同社の更新情報からは、合弁会社の設立完了や試験運用の開始を確認できる新たな発表は見当たりません。

したがって、現在の段階では、実施済みの成果と今後の計画を区別して理解する必要があります。

サイゼリヤとの協業とは別の事業展開

ここは混同しやすいポイントです。

CSsTを通じたサイゼリヤとの協力関係は、主に外食チェーンの厨房技術や設備の改善に関するものです。一方、メデウェル・ジャパンとの提携は、病院・介護・教育施設などに向けた食事供給の自動化が中心です。

つまり、同社は飲食店向けの厨房改革に加え、施設給食やセントラルキッチンの自動化という新しい市場にも事業を広げようとしています。

2026年1月25日には、TBSの「がっちりマンデー!!」に代表取締役の小越元晴氏がVTR出演しました。会社側も3月12日の更新情報で、番組出演後に工場見学の来訪者が増えたと紹介しています。

加えて、2月27日付の帝国データバンク「帝国ニュース 新潟県版」への掲載、6月2日の宮城大学でのゲスト講演、9月28日の「燕三条 工場の祭典」参加告知など、2026年は社外への情報発信も続いています。

【取引先・評判】サイゼリヤや吉野家など大手企業との取引実績を検証

ハイサーブウエノの事業規模や技術力を把握するうえでは、どのような企業や施設の厨房を手がけているかが参考になります。

主要な納入実績・取引先

公式の厨房設計ページでは、飲食関係の主な納入実績として、次の企業が掲載されています。

  • 株式会社サイゼリヤ
  • 株式会社トリドールホールディングス(丸亀製麺)
  • 株式会社吉野家
  • 株式会社はなまる
  • 株式会社高倉町珈琲
  • ワタミ株式会社
  • 株式会社大戸屋
  • 株式会社鳥貴族
  • 株式会社すかいらーくレストランツ
  • 株式会社レインズインターナショナル
  • 株式会社串カツ田中

このほか、学校給食共同調理場、大学、特別養護老人ホーム、病院、ホテル、食品関連企業なども納入実績に含まれています。

また、2026年10月掲載のdoda求人情報では、上場企業約30社との直接取引があると紹介されています。

こうした実績から、同社の顧客基盤が一般的な飲食店だけではなく、全国展開する外食チェーンや公共施設、医療・福祉関連施設に広がっていることが分かります。

ハイサーブウエノの評判はどうなのか

企業としての評価と、就職先としての評価は分けて考える必要があります。

事業面では、大手外食チェーンの厨房設計や製造に携わっていること、設計から施工・メンテナンスまで対応できることが特徴です。長年の取引実績や専門的な製造体制は、BtoB企業としての強みを判断する材料になります。

一方、従業員の口コミを掲載する転職会議では、総合評点3.12という評価が掲載されています。口コミ件数は9件で、仕事のやりがい、成長性、ワークライフバランス、教育体制などの項目が設けられています。

同サイトの投稿データには残業時間60時間/月、有給消化率80%という集計表示もあります。ただし、これは会社が公表した労働実績ではなく、投稿者のデータに基づく数値です。投稿件数も限られるため、全従業員の働き方を代表する数字として扱うことはできません。

一方、2026年10月掲載の施工管理職の求人では、月平均残業時間は約30時間とされています。職種、担当案件、集計時期によって労働時間に差が生じる可能性があります。

企業を評価するときに見るべきポイント

同社のような専門性の高い製造・設備企業を評価する場合、口コミの点数だけで判断するのは適切ではありません。

取引先の継続性、製品の品質管理、設計から施工までの対応力、メンテナンス体制、製造設備への投資などを総合的に見ることが大切です。

特に厨房設備は、導入して終わりではありません。店舗が営業を続ける限り、清掃、修理、交換、改修などが必要になります。そのため、製造技術だけでなく、納入後の対応力も企業の実力を測る重要な要素です。

【採用・求人】仕事内容や年収、福利厚生は?2026年の募集情報

ハイサーブウエノへの就職・転職を検討している人にとって、気になるのが仕事内容、給与、休日、福利厚生でしょう。

同社の採用情報では、製造現場の技術職から設計、営業、組立梱包まで、複数の職種が紹介されています。

募集されている主な職種と仕事内容

公式採用ページに掲載されている職種は次のとおりです。

  • 電装工:厨房機器などの配線作業、組立作業。勤務地は三条本社工場。
  • 設計:CAD・CAMソフトを使った設計、加工データの作成。勤務地は三条本社工場。
  • 営業:顧客との商談、打ち合わせ、関係構築、飲食店の厨房設計や施工管理。勤務地は三条本社または東京。
  • 組立梱包:部品の組み立てや製品の梱包。パート社員として三条本社工場で勤務。

設計職は、図面を作成するだけではありません。顧客の要望を理解し、実際に製造可能な形へ落とし込む能力が大切です。

営業職も、一般的な商品販売とは異なります。厨房レイアウトや設備の提案、製造部門との調整など、技術的な知識を身につけながら顧客の課題を解決する仕事です。

2026年10月掲載の求人と年収の目安

2026年10月12日更新のdoda求人では、大手飲食チェーン向けの厨房機器施工管理職が募集されています。

掲載されている条件は以下のとおりです。

  • 予定年収:400万~630万円
  • 月給:25万~45万円
  • 雇用形態:正社員
  • 勤務地:東京都文京区の東京オフィス
  • 昇給:年1回
  • 賞与:年2回
  • 掲載予定期間:2026年10月12日~2027年1月10日

これは施工管理職の求人条件であり、ハイサーブウエノの全社員の平均年収ではありません。同社の平均年収そのものは、公開情報から一律の数値として確認できません。

また、年収は経験、年齢、保有資格、担当業務などによって変わる可能性があります。応募時には最新の募集条件を確認する必要があります。

施工管理職の具体的な仕事内容

現在の求人では、すかいらーくやサイゼリヤなどの大手飲食チェーンの新店舗・改装工事に伴う厨房設備の施工管理を担当します。

具体的には、厨房設備や内装工事の工程管理、協力会社への指示、品質・安全管理、進捗確認などです。

求人情報によれば、施工管理担当は4名体制で、担当チェーンごとの専任制を基本としています。1案件あたりの現場対応は月5日程度とされ、現場での実作業や重い資材の運搬ではなく、管理・調整が主な役割です。

全国の案件を担当するため、出張や夜間勤務、休日勤務が発生する場合があります。休日出勤時には振替休日を取得する仕組みが掲載されています。

福利厚生と休日制度

2026年10月掲載の施工管理職求人に記載された福利厚生は次のとおりです。

  • 各種社会保険完備
  • 通勤手当:月額上限3万円
  • 住宅手当:月額上限2万5,000円
  • 退職金制度:勤続4年以上
  • 定年65歳、70歳までの再雇用制度
  • OJTによる教育・指導
  • 休日出勤手当、出張手当、深夜作業手当
  • 育児休業取得実績あり

年間休日は同求人では116日とされています。完全週休2日制ですが、会社カレンダーによって土曜日や祝日が出勤日になる場合があります。

なお、福利厚生の詳細は職種や求人の掲載時期によって異なる可能性があります。別職種に応募する場合は、同じ条件が適用されるとは限りません。

ハイサーブウエノに向いている人・向いていない人

向いている人

  • ものづくりや金属加工に関心がある人
  • CAD・CAMなどの設計技術を身につけたい人
  • 厨房設備や店舗づくりに興味がある人
  • 顧客や協力会社と連携しながら仕事を進められる人
  • 製造技術と現場の課題解決を両立したい人

慎重に検討したい人

  • 担当業務に関係なく、出張や夜間対応を一切避けたい人
  • 設計や製造の技術習得に関心がない人
  • 現場との調整や顧客との打ち合わせが苦手な人
  • 決められた作業だけを繰り返したい人

同社では、設計、製造、営業、施工管理など複数の役割が連携します。応募前には、自分が希望する職種の仕事内容や勤務条件を具体的に確認することが大切です。

【よくある質問】ハイサーブウエノに関するFAQ

Q1:ハイサーブウエノは何を製造している会社ですか?
A1:業務用厨房機器、ステンレス製のシンクや作業台、厨房板金製品などを設計・製造しています。メーカーからのOEM受託や飲食チェーン向けPB商品の開発・製造も行っています。

Q2:ハイサーブウエノとサイゼリヤの関係は現在どうなっていますか?
A2:2022年に両社は合弁会社CSsTを設立しましたが、2023年にサイゼリヤが保有株式を譲渡し、現在はハイサーブウエノの100%子会社です。ただし、サイゼリヤとの協力関係は維持・発展させる方針が公表されています。

Q3:ハイサーブウエノの年収はいくらですか?
A3:全社員の平均年収は公表情報から確認できません。2026年10月掲載の施工管理職求人では、予定年収400万~630万円、月給25万~45万円とされています。職種や経験によって条件は異なります。

まとめ:ハイサーブウエノは厨房技術と自動化で成長を目指す三条市の製造企業

株式会社ハイサーブウエノは、1969年に設立された新潟県三条市の厨房設備専門企業です。厨房機器の設計・製造、ステンレス板金加工、OEM・PB製造、施工・メンテナンスまでを手がけています。

サイゼリヤとの協業から生まれたCSsTでは、グリスシールドやフリーフラット厨房といった、飲食店従業員の負担軽減を目指す技術を展開しています。

さらに2025年10月にはメデウェル・ジャパンとの業務提携を発表し、2026年度の合弁会社設立・試験運用を目指す新たなプロジェクトに着手しました。外食チェーン向けの厨房改革だけでなく、病院や介護施設などの食事提供業務にも事業領域を広げようとしています。

【プロの結論】

ハイサーブウエノの本質的な強みは、ステンレス加工という製造技術を、厨房の設計・運営・省力化という顧客側の課題解決につなげていることです。

単に厨房機器を製造して販売するのではなく、実際に働く人の動線や清掃負担、衛生管理まで考慮する。この視点が、大手外食チェーンとの取引やCSsTの事業展開を支えています。

今後の注目点は、メデウェル・ジャパンとの共同開発が実際の合弁会社設立と試験運用に進むかどうかです。計画どおりに実現すれば、厨房設備メーカーから食事供給システムの構築を担う企業へと、事業の可能性が広がります。

就職・転職を考えている人は、年収だけでなく職種ごとの仕事内容、出張や残業、福利厚生を確認が必要です。取引先や協業先を調べている企業担当者にとっては、厨房設計から製造・施工まで一貫して対応できる点が、同社を評価する際の大きな判断材料になります。

2026年以降、三条市のものづくり技術をどこまで食事提供の自動化や省人化につなげられるか。ハイサーブウエノの次の展開は、外食産業だけでなく、給食・医療・介護分野にも関わるテーマとなっています。

参照した公開資料・報道




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榊原 真央

取材デスクとして10年以上の取材経験。geinou領域の公式発表・配信元の告知を一次情報として確認し、確認できない情報は記事に含めない方針です。

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