茨城県北相馬郡利根町(とねまち)は、茨城県の最南端、利根川沿いに位置する人口約1万4,500人の町です。東京都心から約40km圏内にあり、豊かな水田や河川の自然環境、江戸時代の舟運で栄えた布川地区など、独自の歴史と暮らしの風景を持っています。2026年現在、人口減少や高齢化という課題を抱える一方、福祉バス「福ちゃん号」、ふれ愛タクシー、移住支援金など、地域生活を支える仕組みも整備されています。
2026年10月1日現在の住民基本台帳人口は15,193人ですが、実際の居住人口に近い常住人口は14,563人です。この2つの数字には統計上の違いがあります。面積や人口推移、世帯数、高齢化率だけでなく、公共交通の運行日や利用条件、移住支援制度まで確認すると、利根町がどのような人に向いている地域なのかが見えてきます。
【基本情報】茨城県北相馬郡利根町はどんな町?面積・地勢・立地を解説

利根町は、茨城県南部に位置する北相馬郡唯一の町です。県の最南端にあり、南側には利根川を挟んで千葉県我孫子市や印西市が広がっています。
町の北側は龍ケ崎市、東側は河内町、西側は取手市に接しています。東京都心から約40km圏内という立地も特徴です。
利根町の基本プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 茨城県北相馬郡利根町 |
| 所在地 | 茨城県最南端 |
| 面積 | 24.86平方キロメートル |
| 東西の長さ | 約8.3km |
| 南北の長さ | 約5.2km |
| 南側の河川 | 利根川 |
| 主な河川 | 利根川・新利根川・小貝川 |
| 隣接自治体 | 取手市・龍ケ崎市・河内町・千葉県我孫子市・印西市 |
| 町の誕生 | 1955年(昭和30年)1月1日 |
利根川と水田が形づくる平坦な地形
利根町の地形を理解するうえで重要なのが、台地と低地の組み合わせです。
町域の大部分は比較的平坦ですが、北部の羽根野から押戸にかけての台地は標高約20~29m、南部の布川台地は約15~21mとなっています。
一方、低地には農業用地が広がり、肥沃な土地を生かした稲作が地域の景観と産業を形づくってきました。
河川の配置にも特徴があります。
- 南側:利根川
- 中央部:新利根川
- 北西部:小貝川
利根川は町の南側を流れ、千葉県との自然的な境界にもなっています。川沿いの桜並木は散歩や地域住民の憩いの場として親しまれています。
移住前に確認したい水害リスク
利根川沿いという立地は、豊かな自然環境をもたらす一方、水害への備えも欠かせません。
利根町では2025年3月に利根川版・小貝川版などの洪水ハザードマップを発行しています。また、2023年度と2024年度には、洪水浸水想定区域内の電柱に想定浸水深を示す看板を設置しました。
つまり、水辺の自然環境を楽しめることと、洪水リスクを考慮する必要があることは表裏一体です。
住宅購入や賃貸契約を検討する際には、町全体の印象だけで判断せず、候補物件ごとに浸水想定区域、想定水深、避難所までの経路を確認することが大切です。
【2026年最新統計】利根町の人口・世帯数・人口推移・高齢化率
利根町の暮らしを考えるうえで、人口動態は重要な判断材料です。
2026年の公表データを見ると、人口は約1万4,500人、世帯数は約6,900世帯という規模です。人口構成では高齢者の割合が高く、少子高齢化への対応が地域の大きな課題となっています。
2026年10月1日現在の人口と世帯数
利根町公式ホームページが公表する最新データは、次のとおりです。
2026年10月1日現在・常住人口14,563人
男性7,143人
女性7,420人
常住世帯数6,923世帯
住民基本台帳人口15,193人
出典:利根町公式「利根町の人口と世帯」。住民基本台帳人口の世帯数は7,874世帯。
ここで注意したいのが、人口の統計方法です。
住民基本台帳人口は、住民票に登録されている人の数です。一方、常住人口は国勢調査の結果を基準として、出生・死亡・転入・転出などの動きを反映させた推計値です。
町の説明でも、常住人口のほうが実際に町内で生活している人口に近い数値とされています。
そのため、移住先の規模や地域の生活人口を把握する目的なら、14,563人という常住人口を重視するとよいでしょう。
利根町の人口推移はどう変化している?
長期的に見ると、利根町は人口減少を経験してきました。
総務省の国勢調査による人口は、1990年の20,511人をピークに減少し、2020年には15,340人となっています。
一方、2021年以降の町の住民基本台帳による4月1日現在の推移には、次のような変化があります。
- 2021年:15,732人
- 2022年:15,525人
- 2023年:15,323人
- 2024年:15,271人
- 2025年:15,331人
- 2026年:15,507人
2024年を底に、2025年と2026年の4月時点では増加が見られます。ただし、10月1日の最新常住人口は14,563人です。
統計の基準日や集計方法が異なる数字を単純に連結して、人口が回復したと判断することはできません。長期的な人口減少と、直近の変動を分けて捉える必要があります。
利根町の高齢化率は2026年現在どのくらい?
利根町の2026年4月1日現在の人口統計では、高齢化率は43.40%です。
町が公表した過去の推移を見ると、次のように変化しています。
| 年 | 高齢化率 |
|---|---|
| 2021年 | 44.71% |
| 2022年 | 45.37% |
| 2023年 | 45.50% |
| 2024年 | 45.22% |
| 2025年 | 44.51% |
| 2026年 | 43.40% |
※各年4月1日現在。利根町の住民基本台帳に基づく統計です。
2023年には45.50%まで上昇しましたが、2026年には43.40%となっています。
ただし、43.40%という数字も依然として高い水準です。高齢者の生活を支える医療・福祉サービス、日常の買い物や通院に使える交通手段の確保は、町の重要な政策課題です。
世帯数が増えても人口が増えるとは限らない
2026年3月に策定された利根町の地域福祉計画では、2021年から2025年にかけて世帯数が増加する一方、1世帯当たりの人員は減少する傾向が示されています。
1世帯当たりの人数は、2021年の2.23人から2025年には2.01人へ減少しました。
これは、人口が大きく増えなくても、世帯の小規模化や単身世帯の増加などによって世帯数が変化することを示しています。
人口だけでなく、世帯構成にも目を向けることが、利根町の地域社会を理解するポイントです。
【歴史・観光】布川の舟運文化と利根親水公園の古代ハス
利根町の特徴は、河川に沿った地理だけではありません。布川地区を中心に、江戸時代の舟運や宿場町の歴史が残されています。
布川は利根川の舟運で栄えた地域
現在の布川地区は、利根町の行政や商業の中心地です。
江戸時代には水戸街道の脇往還路に位置する宿場町として発展し、利根川を利用した物資輸送の河港としても栄えました。
当時の繁栄を伝える文化財の一つが、金刀比羅神社に奉納された「布川河岸絵馬」です。
この絵馬は天保14年(1843年)に奉納されたもので、当時の布川河岸の様子が描かれています。裏面には約140人の寄進者の名前が記されており、河岸に関わった人々の存在を知る手掛かりになっています。
利根川が江戸への物資輸送を担う重要な水路だったことを考えると、布川は単なる農村集落ではなく、水運を通じて広域経済とつながっていた地域だったことが分かります。
赤松宗旦と『利根川図志』
利根町の歴史を語るうえで欠かせない人物が、布川の医師だった赤松宗旦です。
宗旦は利根川流域の地理や名所、旧跡、動植物、民話、民謡などを研究し、1858年に著書『利根川図志』を世に広めました。
この書物は、利根川流域の自然や文化、当時の人々の暮らしを知るうえで貴重な資料です。
町内には赤松宗旦旧居跡が復元・公開されており、地域の歴史をたどる場所の一つになっています。
利根親水公園の古代ハスはいつ見られる?
自然を身近に感じられる場所として知られるのが、利根町中谷にある利根親水公園です。
2001年に開設された公園で、面積は約1.6ヘクタール。池や東屋、トイレなどが整備され、水生植物や四季折々の花を観察できます。
主な見頃は次のとおりです。
| 植物 | 見頃 |
|---|---|
| 桜 | 3~4月 |
| カキツバタ | 5~7月 |
| ノハナショウブ | 5~7月 |
| ヒメスイレン | 5~10月 |
| アジサイ | 6~7月 |
| 古代ハス | 7~8月 |
| カンツバキ | 11~2月 |
特に古代ハスは、夏の利根町を代表する見どころです。蓮の花を楽しめる季節には、自然観察や写真撮影を目的に訪れる楽しみがあります。
ただし、開花状況は天候や生育状況によって変わります。7~8月は公式に案内されている見頃であり、訪問当日の満開を保証するものではありません。
また、2024年の町議会会議録では、池底の汚泥や臭気、木道の損傷など、公園の維持管理に関する課題も取り上げられました。観光資源としての魅力を保つには、施設の維持管理も重要です。
【2026年交通事情】福ちゃん号・ふれ愛タクシー・大利根交通バスを比較
利根町への移住や定住を考える際、特に確認したいのが公共交通です。
町には鉄道駅がなく、JR常磐線やJR成田線を利用するには、周辺自治体の駅まで移動する必要があります。
そのため、町内の移動には複数の交通サービスが用意されています。
1.福祉バス「福ちゃん号」は無料で利用できる
福祉バス「福ちゃん号」は、利根町が運行する無料の公共交通サービスです。
役場、保健福祉センター、医療機関、金融機関、商業施設などの周辺に設けられた停留所を循環しています。
2026年4月1日現在の運行体系では、2台の車両によって2つのコースが運行されています。
外回りコース
- 町内全域を運行
- 赤色のステッカーが目印
内回りコース
- 主に文地区・布川地区を運行
- 青色のステッカーが目印
運行日は平日と第1・第3・第5土曜日です。第2・第4土曜日、日曜日、祝日、年末年始は運休となります。台風や雪などの気象条件によっても運休する場合があります。
利用料金は無料で、町民に限らず誰でも利用できます。
2026年4月1日には時刻表の一部改正も実施されました。これは、日本ウェルネススポーツ大学のスクールバスとの乗り継ぎ時間を短縮するための変更です。
高齢者の通院や公共施設への移動だけでなく、地域の交通網を補完する役割も担っています。
2.ふれ愛タクシーは自宅から目的地まで移動できる予約制サービス
ふれ愛タクシーは、一般的な路線バスとは異なるデマンド型の乗り合いタクシーです。
決められた停留所を回るのではなく、予約した利用者の自宅などに迎えに行き、希望する目的地まで送迎します。
利用できるのは利根町民で、利用登録が必要です。また、町境に接する龍ケ崎市や河内町の一部地域にも利用対象となる特例があります。
2026年に確認しておきたい運行条件
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運行日 | 平日のみ |
| 運行便数 | 1日7便 |
| 運行時刻 | 8:00、9:30、11:00、12:00、13:30、15:00、16:30 |
| 予約方法 | 予約センターへの電話 |
| 予約受付 | 利用日の7日前から |
| 通常の予約期限 | 希望便の30分前まで |
| 8時便 | 前営業日までに予約 |
| 予約センター | 0297-61-7080 |
利用にあたっては、次の点にも注意が必要です。
- 他の利用者との乗り合いになるため、目的地への到着時刻は指定できない。
- 帰りの便も別途予約が必要。
- 土日祝日と年末年始は運休。
- 運転手による乗降介助は行われない。
- 一人で乗降できない人などは付き添いが必要。
つまり、ふれ愛タクシーは自宅から目的地まで移動できる便利な仕組みですが、自由な時間に利用できる一般タクシーとは異なります。
通院や買い物など、予定を事前に立てられる移動に適しています。
3.大利根交通バスは取手駅・布佐駅方面を結ぶ
大利根交通バスは、町内と周辺の鉄道駅などを結ぶ民間の路線バスです。
利根町の公共交通ガイドマップには、主に次の系統が掲載されています。
- 取手駅~もえぎ野台
- 取手駅~北方車庫
- 取手駅~立崎
- 取手駅~利根ニュータウン東
- 布佐駅~利根ニュータウン東
取手駅方面はJR常磐線、布佐駅方面はJR成田線への接続に利用できます。
ただし、路線によって経由地や運行区間が異なり、すべての地域から同じ駅へ直通できるわけではありません。実際の居住地と最寄りの停留所の位置関係が重要です。
2026年4月1日から乗車方法が変更
大利根交通バスでは、2026年4月1日から全路線を対象に乗降方法と運賃支払い方法が変更されました。
主な変更点は次のとおりです。
- 中乗り・前降り方式に変更
- 運賃後払い方式に変更
- 整理券方式を導入
- クレジットカードなどのタッチ決済を導入
利用可能な決済ブランドには、Visa、Mastercard、JCB、American Expressなどがあります。
従来どおり現金、回数券、QUICKRIDEによる支払いも可能です。
4.日本ウェルネススポーツ大学のスクールバスも利用できる
利根町布川には、日本ウェルネススポーツ大学のキャンパスがあります。
同大学は、布佐駅から徒歩約15分、JR取手駅から車で約20分の場所にあります。
2026年度も大学の協力によって、スクールバスを一般利用者が無料で利用できる試行運行が継続されています。
対象となるのは布佐駅行き・大学行きで、大学の授業がある平日のみです。大学の長期休暇など、授業がない日は運行されません。
また、福ちゃん号との乗り継ぎ時刻が完全に連動しているわけではないため、利用前の確認が必要です。
利根町の主要施設・交通機関の関係を整理
ここまで紹介した施設や交通機関の関係を
この関係から分かるのは、利根町の交通が一つのサービスだけで完結しているわけではないという点です。
福ちゃん号で町内の施設へ移動し、ふれ愛タクシーで自宅から目的地へ向かい、大利根交通バスで取手駅や布佐駅方面へ出るという組み合わせが、地域の移動を支えています。
【移住・定住支援】利根町の住みやすさと2026年度の補助金制度
利根町への移住を検討する人にとって、気になるのが住みやすさと経済的な支援制度です。
町は東京圏からの移住促進や住宅取得を支援しており、2026年度にも複数の制度を設けています。
2026年度の利根町移住支援金
注目したいのが、茨城県と連携して実施する「わくわく茨城生活実現事業移住支援金」です。
東京23区に住んでいた人や、東京圏から23区に通勤していた人などが、所定の条件を満たして利根町へ移住する場合に支援金が交付されます。
2026年度の支給額
単身世帯60万円
2人以上の世帯100万円
+100万円
18歳未満の子ども1人につき加算
出典:利根町「令和8年度利根町わくわく茨城生活実現事業移住支援金」
ただし、利根町に引っ越せば誰でも受け取れるわけではありません。
主な条件は次のとおりです。
- 住民票を移す前の10年間に、東京23区に通算5年以上住んでいたこと、または東京圏から23区へ通勤していたことなど。
- 住民票を移す直前にも、一定期間の居住・通勤要件を満たすこと。
- 利根町に転入してから1年以内に申請すること。
- 5年以上継続して利根町に住む意思があること。
- 対象となる就業、テレワーク、起業、関係人口などの条件を満たすこと。
特に注意したいのは、転入前の事前相談が必須という点です。
移住前相談票と移住支援金チェックリストを事前に提出していなければ、ほかの条件を満たしていても対象外になります。
また、支援金は年度予算の範囲内で交付されるため、予算額に達した場合は受付が終了します。移住を決める前に町の政策企画課へ確認する必要があります。
新築マイホーム取得助成金も用意
利根町では、2026年度の新築マイホーム取得助成金も案内されています。
移住支援金とは別の住宅取得に関する制度であり、住宅の購入・新築を考えている人にとって確認する価値があります。
ただし、移住支援金との併用には制限がある場合があります。実際に利用できる制度や助成条件は、住宅の取得方法や申請者の状況によって異なります。
利根町の住みやすさ・評判を判断する5つのポイント
利根町の住みやすさは、単純に「便利」「不便」と分類するよりも、生活スタイルとの相性で考える必要があります。
1.自然環境を重視する人には魅力がある
利根川や田園風景、利根親水公園など、水辺や緑に近い生活環境があります。都市部の密集した住宅環境より、落ち着いた地域を希望する人には検討しやすい場所です。
2.車を使える人と使えない人では生活の自由度が変わる
福ちゃん号やふれ愛タクシーは便利ですが、運行時間や予約条件があります。買い物や通院、家族の送迎などで自由な移動が必要な場合は、自家用車の有無が生活の快適さを左右します。
3.高齢者向けの交通支援が整っている
無料の福祉バスと予約制タクシーを組み合わせられる点は、公共交通を補完する仕組みとして評価できます。ただし、夜間や休日の移動まで全面的にカバーするものではありません。
4.東京都心との距離だけで通勤の便利さを判断しない
都心から約40km圏内という距離は魅力ですが、実際の通勤時間は、住む場所から取手駅や布佐駅までの移動時間、バスの接続、鉄道の運行状況によって変わります。
5.住宅購入では水害リスクの確認が欠かせない
利根川や小貝川の洪水浸水想定区域が設定されているため、土地や住宅の価格だけでなく、災害リスクも比較する必要があります。
これらを総合すると、利根町は自然環境や静かな住環境を優先し、移動計画を自分で組み立てられる人には魅力があります。一方、駅まで徒歩で移動したい人や、夜間・休日にも公共交通を頻繁に利用したい人には、物件選びの段階から慎重な確認が必要です。
【プロの結論】利根町への移住で失敗しないための判断基準
2026年の利根町を理解するうえで、最も重要なのは、自然環境の魅力と生活インフラの実態を分けて考えることです。
利根町は、利根川沿いの平坦な地形、肥沃な農地、布川の歴史的な文化資源を持つ地域です。東京都心から約40km圏内という立地もあり、都市部から距離を置きながら生活する選択肢になります。
その一方、人口約1万4,500人という規模と高齢化率43.40%という現状は、地域の交通・福祉サービスを維持するうえで重要な課題です。
利根町への移住が向いている人
- 自然や田園風景に囲まれた環境で生活したい人
- 自家用車や予約制交通を組み合わせて移動できる人
- 静かな住宅環境を重視する人
- リモートワークなど、毎日の都心通勤を必要としない人
- 地域の歴史や文化、住民活動に関心がある人
移住前に慎重な検討が必要な人
- 駅まで徒歩圏内の住宅を希望する人
- 夜間や休日にも頻繁に公共交通を利用する人
- 車を持たず、自由な時間に通院や買い物をしたい人
- 水害リスクを避けることを最優先に住宅を選びたい人
- 都心への毎日の通勤時間を短くしたい人
移住前に実行したい5つの確認
1. 候補住宅から最寄りの大利根交通バス停まで実際に歩く。
2. 福ちゃん号の時刻表と停留所を確認する。
3. ふれ愛タクシーの利用登録条件と運行範囲を確認する。
4. 住宅の洪水ハザードマップと避難経路を確認する。
5. 移住支援金の対象条件を転入前に政策企画課へ相談する。
特に、公共交通は制度が存在することと、自分の生活時間に利用できることが同じではありません。平日だけでなく、土曜日や日曜日、祝日にも現地を訪れ、実際の移動環境を確かめることが重要です。
【利根町に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:2026年現在、利根町の人口は何人ですか?
A1:2026年10月1日現在の常住人口は14,563人です。住民基本台帳人口では15,193人となっています。実際の居住人口に近い数字を知りたい場合は、常住人口を参考にしてください。
Q2:利根町の高齢化率は何%ですか?
A2:2026年4月1日現在の高齢化率は43.40%です。高齢者の生活支援や移動手段の確保が、地域政策の重要な課題となっています。
Q3:福祉バス「福ちゃん号」は無料ですか?
A3:無料です。町内全域を走る外回りコースと、主に文地区・布川地区を走る内回りコースがあります。平日と第1・第3・第5土曜日に運行しています。
Q4:ふれ愛タクシーは誰でも利用できますか?
A4:基本的には利根町民が対象で、事前の利用登録が必要です。町境に接する一部地域の住民にも特例があります。予約制で、平日のみ1日7便運行しています。
Q5:利根町には移住支援金がありますか?
A5:あります。2026年度のわくわく茨城生活実現事業では、条件を満たす単身世帯に60万円、2人以上の世帯に100万円が支給され、18歳未満の子ども1人につき100万円が加算されます。転入前の事前相談が必要です。
Q6:利根町の観光スポットで蓮が見られる場所はどこですか?
A6:利根町中谷にある利根親水公園です。古代ハスの見頃は7~8月と案内されています。カキツバタやアジサイなど、季節ごとの植物も楽しめます。
まとめ:2026年の利根町は自然と地域交通のバランスが移住の鍵
茨城県北相馬郡利根町は、利根川沿いの自然環境と布川の歴史を持ち、東京圏からも比較的近い場所にある町です。
2026年10月1日現在の常住人口は14,563人。高齢化率は同年4月1日現在で43.40%となっており、人口構成の変化に対応した地域づくりが求められています。
生活面では、無料の福祉バス「福ちゃん号」、予約制のふれ愛タクシー、大利根交通バスなど、異なる役割を持つ交通機関が地域を支えています。加えて、2026年度の移住支援金や住宅取得助成金など、定住を後押しする制度も設けられています。
一方、利根川沿いの土地ならではの水害対策や、鉄道駅までのアクセス、休日の交通手段などは、移住前に確認しておきたい部分です。
利根町の住みやすさを決めるのは、自然の豊かさだけではありません。自分が暮らしたい場所から、買い物・通院・通勤先へ無理なく移動できるかどうかが重要です。
人口や制度の数字だけで判断せず、実際に町を訪れ、交通機関を利用し、住宅候補地の周辺環境を確認すること。それが、2026年の利根町で後悔しない暮らしを始めるための第一歩です。