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【まず確認】來宮神社の読み方は「きのみやじんじゃ」

藤堂 遥 藤堂 遥 • 更新: • 公開: • 読了約 15 分
目次

來宮神社の読み方は、きのみやじんじゃです。「來宮」は「きのみや」と読みます。

難読地名のように見えますが、実は神社の公式サイトにも「熱海 來宮神社(きのみやじんじゃ)」と明記されています。神社の所在地は静岡県熱海市西山町43-1です。

また、神社の最寄り駅であるJR伊東線の来宮駅も「きのみやえき」と読みます。JR東日本の駅情報でも、この読み方が採用されています。

「來宮」と「来宮」の読み方は同じ?

結論からいえば、どちらも「きのみや」です。

「來」は「来」の旧字体です。そのため、次のように表記が異なっていても、読み方は変わりません。

  • 來宮神社:きのみやじんじゃ
  • 来宮神社:きのみやじんじゃ
  • 熱海來宮神社:あたみきのみやじんじゃ
  • 來宮:きのみや

神社の公式サイトでは「來宮神社」という表記が使われる一方、駅名や一般的な観光案内では「来宮神社」と表記されることがあります。

検索するときは、旧字体の「來宮神社」と新字体の「来宮神社」のどちらを使っても問題ありません。読み方を調べる場合も、両方の表記で同じ神社を探せます。

なお、「來宮」を「らいぐう」「くるみや」と読むのは、熱海の來宮神社については正しくありません。正式な読み方は「きのみや」です。

【名前の由来と歴史】來宮神社はなぜ「木宮」と呼ばれていた?

来宮神社読み方

來宮神社の名前を理解するうえで欠かせないのが、かつての呼び名である「木宮明神」です。

公式サイトによると、熱海に鎮座する來宮神社は江戸時代末期まで「木宮明神」と称されていました。古文書にも、現在の「来宮」ではなく「木宮」の字で記されていると説明されています。

この旧称から見えてくるのが、木を神聖な存在として敬う日本古来の自然信仰です。境内の大楠を御神木として大切にしてきた歴史とも結び付いています。

社伝に残る創建の物語

來宮神社の創建について、公式サイトの御祭神縁起には、和銅3年(710年)6月15日にまつわる伝承が記されています。

その内容は、熱海湾で漁をしていた漁師の網に、木像のようなものが入ったというものです。不思議に思っていたところ、童子が現れ、自らを五十猛命(いたけるのみこと)と名乗ったと伝えられています。

童子は、波の音が聞こえない七本の楠の洞に自分をまつるよう告げ、村人だけでなく、この土地を訪れる人々も守護すると伝えたとされています。

村人たちがその場所を探し当てたのが、現在の熱海市西山の地だったというのが、來宮神社の創建伝承です。

ここで押さえておきたいのは、710年という年代は神社に伝わる由緒上の創建年であり、現代の発掘調査などによって創建時期が確定したという意味ではないことです。

また、神社の公式説明では、来宮大明神は熱海郷の地主神として、古くから来福・縁起の神として信仰されてきました。平安初期には坂上田村麻呂が戦勝を祈願し、各地に御分霊をまつったとも伝えられています。

「木宮神社」という名前の由来は?

「木宮神社の由来」を調べている人が知っておきたいのは、熱海の來宮神社では、木宮明神という旧称が重要な歴史的手掛かりになっていることです。

大きな木に神が宿ると考え、その木を神聖なものとしてまつる信仰は、古代の神道における自然崇拝の一つです。

來宮神社の公式サイトも、古代の人々が大きな木や岩、滝などの自然物に神々が宿ると信じ、祭祀を行っていたことを紹介しています。

そのため、來宮神社の名前を理解する際には、単なる漢字の読み方だけでなく、木を敬う信仰と御神木の存在を一緒に考えると、歴史的な背景が分かりやすくなります。

ただし、「木宮」という旧称があることと、現在の「來宮」という文字の成立過程が完全に解明されていることは別の問題です。公式の由緒が示しているのは、旧称と木への信仰の歴史です。

【御祭神とご利益】來宮神社にはどんな神様がまつられている?

來宮神社には、次の三柱の神様がまつられています。

來宮神社の御祭神

1. 大己貴命(おおなもちのみこと)
2. 五十猛命(いたけるのみこと)
3. 日本武尊(やまとたけるのみこと)

それぞれ異なる神徳を持っており、公式サイトでも神様ごとの由緒が紹介されています。

大己貴命(おおなもちのみこと)

大己貴命は、大国主命(おおくにぬしのみこと)とも呼ばれる神様です。一般には大黒様としても親しまれています。

來宮神社では、営業繁盛・身体強健の神として紹介されています。縁結びや商売繁盛などを願う人にとっても関心の高い御祭神です。

五十猛命(いたけるのみこと)

五十猛命は、樹木と自然保護の神様です。

公式の由緒では、素盞鳴尊(すさのおのみこと)の御子であり、日本各地に樹種を広めた神として説明されています。

木宮明神という旧称や、大楠を御神木とする信仰を理解するうえでも、特に重要な神様です。

日本武尊(やまとたけるのみこと)

日本武尊は、武勇と決断の神様です。

東征の際に箱根路から熱海方面へ進み、住民をいたわり産業を奨励した功績や武勲をたたえてまつられたと伝えられています。

御祭神とご利益の関係を一覧で整理

御祭神・対象 神徳・伝承 関連する願い 大己貴命 営業繁盛・身体強健 商売繁盛・縁結び・健康 五十猛命 樹木・自然保護 自然への感謝・旅の安全 日本武尊 武勇・決断 決断力・勝負事 御神木・大楠 健康長寿・心願成就の伝承 長寿・願い事の成就

公式サイトでは、神社全体について来福・縁起の神としての信仰も紹介しています。また、五十猛命が地域の住民や訪れる人々を守護すると告げたという伝承から、伊豆を訪れる旅行者の参拝も多いとされています。

なお、ご利益は神社の信仰や伝承に基づくものです。特定の願いが必ず実現することを保証するものではありません。

【御神木・大楠】來宮神社を代表する樹齢2100年以上の巨木

來宮神社を訪れる人の大きな目的の一つが、境内にある御神木「大楠(おおくす)」です。

大楠は樹齢2100年以上と伝えられる巨木で、国指定天然記念物にも選定されています。幹周りは約24メートルに達し、神社の公式サイトでも、その長い歴史と生命力が紹介されています。

この大楠は単なる観光名所ではありません。木に神が宿ると考えられていた古代の信仰と、來宮神社の歴史を現在に伝える存在です。

大楠を一周すると寿命が1年延びる?

來宮神社の大楠には、古くから伝えられている有名な言い伝えがあります。

大楠を幹に沿って一周すると、寿命が1年延びる。

また、願い事を心に秘めながら一周すると、願い事がまとまる、あるいは願いがかなうという伝承もあります。

この言い伝えから、大楠は健康長寿や心願成就を願う参拝者に親しまれています。

公式サイトでは、大楠に関する信仰として、次の二つを紹介しています。

  • 幹を一周すると寿命が1年延びるという伝説。
  • 心に願いを秘めながら一周すると願い事がかなうという伝説。

もちろん、寿命が実際に延びることを科学的に証明したものではありません。大切なのは、長い年月を生き抜いてきた巨木に手を合わせ、自分の健康や人生について静かに思いを巡らせる時間です。

大楠と來宮神社の歴史的な関係

公式サイトでは、大楠を神籬(ひもろぎ)として、太古の人々がこの木に神霊を招いて祭祀を行っていたと説明しています。

神籬とは、神様をお迎えするための依り代となるものです。現在のように社殿を中心とする神社の形が整う以前から、自然物そのものを神聖視する信仰が存在していました。

こうした背景を踏まえると、來宮神社の大楠は、神社の名前や御祭神、木宮明神という旧称を結び付ける重要な存在だと分かります。

來宮神社を参拝するなら、拝殿だけでなく大楠にも足を運び、木の幹や枝の広がりをゆっくり眺めてみるとよいでしょう。

【初めての参拝ガイド】アクセス・御朱印・参拝時間を解説

來宮神社は熱海市内にあり、電車でも訪れやすい場所にあります。最寄り駅はJR伊東線の来宮駅です。

來宮神社へのアクセス

神社の公式アクセス案内によると、所在地と交通の目安は次のとおりです。

  • 所在地:静岡県熱海市西山町43-1
  • 最寄り駅:JR伊東線・来宮駅
  • 来宮駅から:徒歩約5分、約400メートル
  • 熱海駅から:徒歩約18分、約1.6キロメートル
  • 熱海駅からタクシー:約6分
  • 熱海駅からバス:約20分

熱海駅からバスを利用する場合は、十国峠行または西山循環に乗車し、「來宮神社」前で下車します。

車で訪れる場合、神社の駐車場は台数に限りがあります。公式サイトも、混雑時には来宮駅前の市営駐車場などを利用し、公共交通機関での来訪を呼び掛けています。

参拝時間と御祈祷の受付時間

2026年11月時点で確認できる神社公式サイトの案内では、開頭時間は9時から17時まで、御祈祷の受付は16時30分までとされています。

ただし、境内への参拝と社務所・授与所の受付時間は同じとは限りません。御守や御朱印を受けたい場合は、受付時間を意識して訪れることをおすすめします。

特に年末年始や祭礼の時期は、駐車場や周辺道路の混雑にも注意が必要です。

來宮神社の御朱印はもらえる?

來宮神社では御朱印も頒布されています。

タイムズクラブが2026年8月20日に更新した現地紹介記事では、御朱印の受付場所は参集殿1階の社務所とされ、御朱印帳への記帳と紙での授与の両方が紹介されています。

また、ウォーカープラスの2026年8月時点の掲載情報では、通常の御朱印は初穂料500円、楠木特別朱印は1,000円と案内されています。

ただし、御朱印の種類や初穂料、限定頒布の期間は変更される場合があります。特別な御朱印を希望する人は、参拝当日に授与所で最新情報を確認すると安心です。

御朱印は参拝した証としていただくものです。先に本殿へお参りしてから授与を受けると、参拝の記念としても気持ちよく残せます。

初めて訪れる人におすすめの参拝順序

境内を効率よく巡るなら、次の順番がおすすめです。



鳥居をくぐる

一礼して境内へ入り、参道を進みます。


手水舎で身を清める

手と口を清めてから本殿へ向かいます。


本殿で参拝する

二礼二拍手一礼を基本に、心を込めてお参りします。


御神木・大楠を見学する

木の生命力や自然信仰の歴史に触れます。


御朱印や御守を受ける

受付時間を確認し、参拝の記念をいただきます。

本殿と大楠の両方を訪れることで、來宮神社の歴史と信仰をより深く感じられます。

【プロの結論】來宮神社の読み方を知ると名前の意味まで見えてくる

來宮神社を「きのみやじんじゃ」と読むことは、単に難しい漢字の読み方を覚えるだけではありません。

その背景には、江戸時代末期まで使われていた「木宮明神」という名前、710年の創建伝承、樹木を神聖視する自然信仰、そして樹齢2100年以上と伝わる大楠の存在があります。

特に注目したいのは、神社の名前・御祭神・御神木が、それぞれ独立したものではなく、木を敬う信仰を通してつながっている点です。

また、全国四十四社のキノミヤジンジャの総社として紹介されていることからも、熱海の來宮神社が持つ信仰上の位置付けが分かります。

初めて訪れる人は、次の三つを覚えておくと理解が深まります。

  • 読み方は「きのみやじんじゃ」。
  • 旧称は「木宮明神」で、木への信仰が歴史を理解する鍵。
  • 御神木の大楠は、健康長寿や心願成就の伝承と結び付いている。

観光スポットとして大楠を見学するだけでなく、名前の由来や御祭神の意味を知ってから参拝すると、境内の景色も違って見えてくるはずです。

【來宮神社の読み方】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:來宮神社は何て読む?
A1:來宮神社は「きのみやじんじゃ」と読みます。静岡県熱海市にある神社で、公式サイトでもこの読み方が案内されています。

Q2:來宮神社と来宮神社は別の神社?
A2:熱海の神社については同じ神社です。「來」は「来」の旧字体で、表記が異なるだけです。

Q3:来宮駅の読み方は?
A3:「きのみやえき」です。JR伊東線の駅で、來宮神社の最寄り駅です。

Q4:來宮神社の名前の由来は?
A4:江戸時代末期まで「木宮明神」と称されていた歴史があり、木を神聖視する自然信仰と深い関係があります。

Q5:來宮神社の御祭神は誰?
A5:大己貴命、五十猛命、日本武尊の三柱です。それぞれ営業繁盛・身体強健、樹木・自然保護、武勇・決断の神として紹介されています。

Q6:來宮神社の大楠にはどんなご利益がある?
A6:健康長寿や心願成就に関する信仰があります。大楠を一周すると寿命が1年延びるという伝説も伝わっています。

Q7:來宮神社の御朱印はいただける?
A7:いただけます。参集殿1階の社務所で授与されています。通常の御朱印のほか、楠木に関連する特別な御朱印も紹介されています。初穂料や頒布状況は参拝当日に確認してください。

まとめ:來宮神社は「きのみやじんじゃ」と読む熱海の歴史ある神社

熱海の來宮神社の正しい読み方は、「きのみやじんじゃ」です。新字体の「来宮神社」と旧字体の「來宮神社」は、どちらも同じ神社を指しています。

江戸時代末期まで「木宮明神」と呼ばれていた歴史や、樹木と自然を守る神である五十猛命、樹齢2100年以上と伝わる御神木の大楠を知ると、神社の名前に込められた信仰の背景が理解できます。

健康長寿や心願成就、来福・縁起を願って参拝する人はもちろん、熱海観光で歴史や自然に触れたい人にもおすすめの場所です。

読み方を覚えたら、ぜひ実際に境内を訪れ、大楠の前で長い年月を生き抜いてきた自然の力を感じてみてください。

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藤堂 遥
デジタルマーケター 藤堂 遥
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美容・ファッション担当として8年以上の取材経験。beauty領域の公式発表・配信元の告知を一次情報として確認し、確認できない情報は記事に含めない方針です。

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