- 2026年の最新ドレス: オランダではブルーとゴールドの花柄、ベルギーではアイボリーと淡いピンクのレースを組み合わせたイブニングドレスを着用。
- 訪問国への敬意: フェルメール・ブルーやベルギーの伝統レースを意識した装いが、ファッション専門家から注目された。
- ティアラの選択: 両国の晩餐会では、スイカズラをモチーフにした第三ティアラを着用。
- 歴代ドレスの特徴: 1993年の皇室外交デビューから、鮮やかな色彩と繊細なレースを生かしたスタイルが続いている。
- 愛子さまへの継承: 雅子さまが以前着用されたローブ・モンタントを愛子さまも着用され、母娘の間で衣装が受け継がれている。
【2026年最新】雅子さまのオランダ・ベルギー訪問で披露された2着の晩餐会ドレス

2026年の欧州訪問で、特に注目されたのが、オランダとベルギーでの国王夫妻主催晩餐会だった。
宮内庁の公式発表によると、天皇皇后両陛下は2026年6月13日から26日まで、オランダとベルギーを国賓として訪問された。オランダは13年ぶり、ベルギーは27年ぶりの訪問となった。
雅子さまにとって、両国の王室との長年の交流を深める大切な機会でもあった。
6月17日・オランダ晩餐会はブルーとゴールドの華やかな装い
6月17日、アムステルダム王宮で開催されたウィレム=アレクサンダー国王とマキシマ王妃主催の晩餐会。
雅子さまがお召しになったのは、濃いブルーを基調に、金糸のフラワーレースを重ねた華やかなイブニングドレスだった。
ファッション誌『VOGUE JAPAN』や『女性セブン』の報道でも、このドレスの豪華な色彩と装飾が取り上げられている。
特に目を引くのが、ブルーとゴールドの組み合わせだ。
ブルーは画家フェルメールが好んだ色として知られ、オランダ国旗にも使われている。加えて、金色の花の装飾が加わることで、華やかさと落ち着きが両立している。
ファッション評論家の石原裕子氏は『女性自身』の取材で、フェルメールが好んだ青や花卉産業が盛んなオランダにふさわしい花柄に、訪問国への敬意を感じると解説している。
また、胸元にはネックレスを重ね、頭上にはダイヤモンドの第三ティアラを合わせられた。
ドレス、宝飾品、髪型が一体となった、国賓歓迎晩餐会にふさわしい装いだった。
6月23日・ベルギー晩餐会はアイボリーとピンクのレースドレス
オランダからベルギーへ移動された雅子さまは、装いの印象も大きく変えられた。
6月23日、ブリュッセルのラーケン宮で開催されたフィリップ国王とマチルド王妃主催の晩餐会。
この夜のドレスは、アイボリーを基調に淡いピンクのレースを重ねたイブニングドレスだった。
『VOGUE JAPAN』の報道によると、ベルギーのレオポルド勲章を身に着け、オランダの晩餐会でも着用された第三ティアラを再び合わせられた。
特徴的なのは、レースの使い方である。
ファッション専門家の解説によれば、淡いピンクのレースをオーバースカートのように重ね、ウエスト部分にも繊細なカットを取り入れたデザイン。胸元のラインとネックレスのバランスも考慮されていたという。
ベルギーは、ブリュッセル・レースなどの繊細なレース文化で知られる国だ。
そのため、今回のドレスはベルギーの伝統工芸への敬意を感じさせる装いとしても紹介された。
オランダでは濃いブルーとゴールドで華やかさを表現し、ベルギーではアイボリーとピンクで柔らかさを演出する。
同じ晩餐会の正装でも、訪問国によって異なる印象を作り出していた点が、2026年の雅子さまのファッションの大きな見どころだった。
【色選びの理由】フェルメール・ブルーとベルギーのレースに込められた意味
雅子さまのドレスを理解するうえで欠かせないのが、色と素材の選択である。
皇室ファッションは単なる流行の表現ではない。訪問先の文化、行事の格式、相手国の王室との関係など、さまざまな要素が装いを考える際の背景となる。
オランダの青はフェルメール・ブルーを連想させる
2026年のオランダ訪問では、ブルー系の衣装が印象に残った。
とりわけ晩餐会のブルーのドレスは、ファッションメディアでも「フェルメール・ブルー」と表現されている。
フェルメールは17世紀オランダを代表する画家で、鮮やかな青を作品に取り入れたことで知られる。
代表作『真珠の耳飾りの少女』に見られるような、深みのある青は、現在も美術やファッションの世界で象徴的な色として語られる。
雅子さまのドレスについても、ファッション評論家がこの青とオランダの文化とのつながりを指摘している。
加えて、ドレスに施された金色の花の装飾には、雅子さまのお印であるハマナスを金糸で表現したものとの専門家の解説もある。
訪問国への配慮と、ご自身にゆかりのあるモチーフが一着に共存している点は興味深い。
ただし、フェルメールや国旗を意識したという説明は専門家によるファッション分析であり、宮内庁がドレスの制作意図として公式発表したものではない。
ベルギーのレースは伝統工芸への敬意を感じさせる
一方、ベルギーの晩餐会では、レースが主役となった。
ベルギーには、ブリュッセル・レースをはじめとする伝統的なレース文化がある。
細い糸を使い、複雑な模様を作り上げる技術は、ヨーロッパの王侯貴族の衣装にも取り入れられてきた。
雅子さまの2026年のドレスは、透け感のあるレースを重ねることで、肌の露出を強調するのではなく、素材の立体感と柔らかさを生かしていた。
ここで注目したいのは、オランダとベルギーで素材や色彩の印象が明確に異なっていたことだ。
| 比較項目 | オランダ | ベルギー |
|---|---|---|
| 晩餐会の日付 | 2026年6月17日 | 2026年6月23日 |
| 会場 | アムステルダム王宮 | ラーケン宮 |
| 主催者 | ウィレム=アレクサンダー国王・マキシマ王妃 | フィリップ国王・マチルド王妃 |
| ドレスの色 | 濃いブルーとゴールド | アイボリーと淡いピンク |
| 主な素材・装飾 | 金糸のフラワーレース | ピンクの繊細なレース |
| ティアラ | 第三ティアラ | 第三ティアラ |
| 特徴 | 華やかで存在感のある印象 | 柔らかく優雅な印象 |
| 文化的な連想 | フェルメールの青、花卉文化 | ベルギーの伝統レース |
この比較から見えてくるのは、雅子さまのドレスが一律のスタイルではなく、外交の舞台ごとに印象を変えていることだ。
色や素材の選択を読み解くと、皇室ファッションが国際親善と結びついていることがよく分かる。
【歴代ドレス】1993年の皇室外交デビューから2026年までの変化
雅子さまのドレスを振り返ると、時代ごとに異なる魅力がある。
外交官としての経験を持ち、国際的な交流に親しまれてきた雅子さまは、皇室に入られてからも、さまざまな国際行事で印象的な装いを披露されてきた。
1993年・東京サミットでの鮮やかなアップルグリーン
1993年7月8日、東京サミットに参加した各国首脳を招いた宮中晩餐会。
ご成婚から約1か月後、雅子さまにとって皇族としての国際舞台への本格的な登場となった。
TBS NEWS DIGの皇室アーカイブ映像では、アップルグリーンのシルクドレスに、白と淡いピンクのレースを組み合わせた姿が紹介されている。
当時の装いは、明るい色彩と華やかなデザインが印象的だった。
2013年・オランダ訪問でのローブ・モンタント
2013年にはオランダ国王の即位式に出席された。
このとき注目されたのは、ベージュを基調とした立ち襟のローブ・モンタントである。
露出を抑えた長袖のデザインは、式典の格式に調和する落ち着いた印象を与えた。
2014年・オランダ国王夫妻を迎えた宮中晩餐会
2014年10月29日、オランダ国王夫妻を迎えた宮中晩餐会に雅子さまが出席された。
テレビ朝日の報道によれば、雅子さまにとって宮中晩餐会への出席は11年ぶりだった。
長時間にわたる行事の中で、一時的に別室で休まれる場面もあったが、オランダ王室との長年の交流を深める重要な機会となった。
2024年・イギリス公式訪問でのレースのローブ・デコルテ
2024年6月のイギリス訪問では、チャールズ国王夫妻主催の晩餐会でレースのローブ・デコルテを着用された。
この際には、明治以降の皇后に受け継がれてきた第二ティアラも着用された。
TBS NEWS DIGは、衣装やティアラを通じて日本とイギリスの王室の長い交流を象徴する装いだったと報じている。
2026年・オランダとベルギーで新たな印象を披露
そして2026年、オランダではブルーとゴールド、ベルギーではアイボリーとピンクのレースという、異なる魅力を持つ二着が披露された。
歴代の装いを並べると、鮮やかな色彩を取り入れた初期のスタイルから、素材の質感や色の調和を生かした近年のスタイルまで、幅広い表現が見えてくる。
| 年 | 主な出来事・着用場面 | ドレスの特徴 |
|---|---|---|
| 1993年 | 東京サミット宮中晩餐会 | アップルグリーンと白・ピンクのレース |
| 2013年 | オランダ国王即位式 | ベージュのローブ・モンタント |
| 2014年 | オランダ国王夫妻歓迎晩餐会 | クリーム系の正礼装 |
| 2024年 | イギリス国王夫妻主催晩餐会 | レースのローブ・デコルテ、第二ティアラ |
| 2026年6月17日 | オランダ国王夫妻主催晩餐会 | ブルーとゴールドのフラワーレース |
| 2026年6月23日 | ベルギー国王夫妻主催晩餐会 | アイボリーと淡いピンクのレース |
| 2025年・2026年 | 愛子さまの皇室行事 | 雅子さまが以前着用されたローブ・モンタント |
【違いを解説】ローブ・デコルテとローブ・モンタント、ティアラの格式
雅子さまのドレスを調べていると、必ず登場するのが「ローブ・デコルテ」と「ローブ・モンタント」という言葉だ。
どちらも女性皇族が着用されるロングドレスだが、役割やデザインが異なる。
ローブ・デコルテは女性皇族の最高位の正装
ローブ・デコルテは、女性皇族の最も格式高い正装とされる。
胸元や背中が開いたデザインが特徴で、長手袋、勲章、ティアラなどを合わせることが多い。
主な着用場面は次のとおり。
- 宮中晩餐会
- 新年祝賀の儀
- 即位に関連する重要な儀式
- 国王や王妃を迎える公式晩餐会
特に海外の王室との晩餐会では、相手国の王族との格式をそろえる意味でも重要な装いとなる。
ローブ・モンタントは胸元を覆う長袖の正装
ローブ・モンタントは、襟元が詰まり、長袖で肌の露出を抑えたロングドレスである。
歌会始の儀など、皇室の公式行事でも着用される。
ローブ・デコルテと比べると、上半身を覆うデザインであり、落ち着きと品格が特徴だ。
同じロングドレスでも、行事の内容によって選ばれる礼装が違うのである。
2026年に注目された第三ティアラとは?
2026年の両国の晩餐会で、雅子さまが着用されたのが第三ティアラと呼ばれるダイヤモンドのティアラだった。
『VOGUE JAPAN』によると、このティアラにはスイカズラ(ハニーサックル)のモチーフがデザインされている。
オランダの晩餐会ではブルーとゴールドのドレスに合わせ、ベルギーでも同じティアラを再び着用された。
また、ベルギーではレオポルド勲章も身に着けられていた。
ティアラは単なる装飾品ではない。皇室の歴史や伝統を象徴する宝飾品でもある。
そのため、ドレスとの色の調和だけでなく、行事の格式や着用する勲章との組み合わせにも意味がある。
なお、ティアラの第一・第二・第三という呼び方だけで、着用する場面の格式が決まるわけではない。ティアラの由来や組み合わせにも、それぞれ異なる歴史がある。
【母から娘へ】雅子さまのドレスは愛子さまにも受け継がれている
雅子さまの皇室ファッションを語るうえで、見逃せないのが愛子さまとの関係だ。
近年、愛子さまが雅子さまの以前のお召し物を着用される機会が報じられ、母娘で衣装を受け継ぐ姿勢が注目されている。
愛子さまが着用された雅子さまのローブ・モンタント
2025年の歌会始の儀では、愛子さまが雅子さまの以前のローブ・モンタントを着用されたことが、ファッション専門家によって紹介された。
『mi-mollet』の2026年2月27日の記事によれば、この衣装は雅子さまが2015年、上皇后美智子さまの81歳のお誕生日に挨拶に向かわれた際に初めて着用され、その後2018年にも着用されていたものだという。
加えて、愛子さまは2026年の皇室行事でも同じローブ・モンタントを着用されたと紹介されている。
この事例は、皇室の衣装が一度の着用で役目を終えるものではないことを示している。
衣装を受け継ぐことの意味
皇室のドレスは、行事の格式に合わせて用意される一方、適切に保管され、長く着用されることもある。
同じ衣装でも、着用する人や時代によって印象は変わる。
雅子さまが大切にされてきた衣装を愛子さまが着用される姿には、母娘のつながりだけでなく、皇室の伝統を次の世代へ伝える意味も感じられる。
ただし、すべての衣装が母親から娘へ譲られたものというわけではない。今回のローブ・モンタントのように、具体的な着用歴が報じられている事例と、単にデザインが似ている衣装は区別する必要がある。
皇室ファッションに見るサステナブルな考え方
一着のドレスを大切に着続けることは、衣装を消費するだけではない皇室ファッションの特徴でもある。
長く使えるデザイン、時代を超えて着用できる品質、着る人に合わせた着こなしの工夫。
こうした要素は、一般のファッションにも通じる。
雅子さまから愛子さまへの衣装の継承は、単なるお下がりではなく、衣服を大切にする文化を象徴する出来事としても興味深い。
【プロの結論】雅子さまのドレスが美しく見える3つの理由
雅子さまのドレスには、華やかさだけでは説明できない魅力がある。
2026年の欧州訪問をはじめ、歴代の装いを振り返ると、特に3つの特徴が見えてくる。
第一に、行事の格式を正確に捉えた礼装選び。
晩餐会にはローブ・デコルテ、歌会始などにはローブ・モンタントというように、場面にふさわしい装いを選ばれている。
第二に、色と素材による外交的な表現。
オランダではブルーとゴールド、ベルギーではアイボリーと淡いピンクのレース。2026年の二着は、それぞれ異なる文化的背景を連想させる装いだった。
第三に、長く受け継がれるデザイン。
雅子さまの衣装を愛子さまが着用された事例からも、皇室ファッションには時代を超えて残る価値があることが分かる。
ドレスを評価する際には、色の美しさだけでなく、着用場面、礼装の種類、素材の特徴、アクセサリーとの組み合わせを総合的に見ることが大切だ。
また、訪問国への敬意についても、公式に説明された事実とファッション専門家による解釈を分けて受け止めると、より深く装いを楽しめる。
【雅子さまのドレス】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のオランダ晩餐会で雅子さまが着用されたドレスの色は?
A1:濃いブルーを基調に、金糸のフラワーレースを重ねたイブニングドレスです。ファッション評論家からは、フェルメールが好んだ青やオランダの花卉文化との関連が指摘されています。
Q2:2026年のベルギー晩餐会ではどのようなドレスを着用されましたか?
A2:アイボリーを基調に淡いピンクのレースを重ねたイブニングドレスです。ベルギーの伝統的なレース文化を連想させる繊細なデザインが注目されました。
Q3:雅子さまが2026年に着用されたティアラは何ですか?
A3:オランダとベルギーの両方の晩餐会で、スイカズラをモチーフにしたダイヤモンドの第三ティアラを着用されました。
Q4:ローブ・デコルテとローブ・モンタントの違いは何ですか?
A4:ローブ・デコルテは胸元が開いた女性皇族の最高位の正装で、ティアラや勲章を合わせることがあります。ローブ・モンタントは襟元が詰まった長袖のロングドレスで、歌会始などの公式行事でも着用されます。
Q5:雅子さまのドレスは愛子さまに受け継がれていますか?
A5:はい。2025年の歌会始の儀などで、愛子さまが雅子さまの以前のローブ・モンタントを着用されたことが報じられています。母娘で衣装を受け継ぐ具体的な事例です。
Q6:雅子さまの歴代ドレスに共通する特徴は何ですか?
A6:場面に応じた格式あるデザイン、鮮やかな色彩の使い方、レースなどの繊細な素材、ティアラやネックレスとの調和が挙げられます。時代によって印象は変化していますが、品格と華やかさを両立する点が特徴です。
まとめ:雅子さまのドレスは皇室外交と伝統を映す装い
雅子さまのドレスは、単に美しい衣装というだけではない。
2026年のオランダ訪問ではブルーとゴールドの華やかなドレス、ベルギー訪問では淡いピンクのレースを重ねた優雅なドレスを披露された。
フェルメール・ブルー、ベルギーの伝統レース、第三ティアラ、レオポルド勲章。それぞれの装いには、訪問国の文化や晩餐会の格式を考えるうえで興味深い要素がある。
加えて、歴代のドレスを振り返れば、1993年の鮮やかなアップルグリーンから、2024年のレースのローブ・デコルテ、2026年の欧州訪問まで、雅子さまのファッションの歩みが見えてくる。
愛子さまが母の衣装を受け継がれていることも、皇室ファッションの新たな魅力だ。
一着のドレスに込められた格式、文化への敬意、世代を超える伝統。 それこそが、雅子さまの装いが長く注目され続ける理由なのである。