メジャーリーグの通算本塁打ランキングで歴代1位に立つのは、バリー・ボンズの762本です。2位はハンク・アーロンの755本、3位はベーブ・ルースの714本。アルバート・プホルスも703本を記録し、700本塁打の大台に到達しています。
2026年11月2日時点の最新記録では、日本人選手の通算本塁打ランキング1位は大谷翔平です。2026年シーズンに30本を追加し、MLBレギュラーシーズン通算310本塁打に到達。日本人選手として松井秀喜の175本を大きく上回り、MLB歴代ランキングでも153位タイに位置しています。
【2026年最新】メジャー通算本塁打ランキング歴代トップ10

MLB公式のAll-Time Totalsに掲載されているレギュラーシーズン通算本塁打記録を基準にすると、歴代1位はバリー・ボンズです。762本という数字は、2位のハンク・アーロンを7本上回っています。
2026年シーズン終了時点でも、歴代上位の顔ぶれに変動はありません。まずはメジャーリーグの歴代本塁打王を含むトップ10を確認しましょう。
- 1位:バリー・ボンズ — 762本
- 2位:ハンク・アーロン — 755本
- 3位:ベーブ・ルース — 714本
- 4位:アルバート・プホルス — 703本
- 5位:アレックス・ロドリゲス — 696本
- 6位:ウィリー・メイズ — 660本
- 7位:ケン・グリフィー・ジュニア — 630本
- 8位:ジム・トーミ — 612本
- 9位:サミー・ソーサ — 609本
- 10位:フランク・ロビンソン — 586本
上位10人のうち、700本を超えているのは4人です。500本以上を記録した強打者が並ぶランキングですが、600本を超えるだけでも歴史的な実績といえます。
注目したいのは、5位のアレックス・ロドリゲスです。通算696本で、700本まであと4本に迫りました。現役を終えた時点でこの数字に到達しており、700本塁打達成者の仲間入りは果たしていません。
また、6位のウィリー・メイズは660本、7位のケン・グリフィー・ジュニアは630本。いずれも長期にわたってリーグを代表する強打者として活躍した選手です。
【歴代記録を解説】ボンズ762本、アーロン755本、ルース714本の偉大さ
1位・バリー・ボンズ:762本
バリー・ボンズは、1986年から2007年までメジャーリーグでプレーし、通算762本塁打を記録しました。
2001年にはシーズン73本塁打を達成。これは現在もMLBのシーズン最多本塁打記録です。2007年8月7日にはハンク・アーロンの755本を抜き、通算本塁打歴代1位に浮上しました。
ボンズの記録を評価する際に見逃せないのが、通算本塁打数だけでなく、出場試合数との関係です。MLB公式記録では2,986試合で762本を記録しています。長いキャリアに加えて、極めて高い本塁打生産力を維持したことが分かります。
一方で、薬物使用をめぐる議論など、記録の評価には議論も残っています。それでも、MLBの公式通算記録における762本という数字は変わっていません。
2位・ハンク・アーロン:755本
ハンク・アーロンは1954年から1976年までプレーし、通算755本塁打を積み上げました。
アーロンの強みは、突出した一時期だけに頼らない安定した長打力です。MLBの公式記録によると、22回のフルシーズンのうち20シーズンで20本以上の本塁打を記録しています。
1974年4月8日にはベーブ・ルースの714本を超え、当時の通算本塁打記録を更新しました。755本は、ボンズが2007年に更新するまで長く歴代最高記録として知られていました。
加えて、アーロンは通算3,298試合に出場しています。762本を打ったボンズよりも出場試合数が多く、長期間にわたって安定した成績を残した選手としても評価されています。
3位・ベーブ・ルース:714本
ベーブ・ルースは、野球の歴史を語るうえで欠かせない伝説的な強打者です。
1914年から1935年までプレーし、714本塁打を記録。1929年8月11日にはメジャーリーグ史上初めて通算500本塁打を達成し、その後も600本、700本という節目を突破しました。
ルースの714本が特別なのは、現在とは異なる野球環境のなかで積み上げられた記録だからです。当時は現在と比べて試合数や戦術、用具、球場環境が異なり、単純な本数だけで現代の打者と優劣を比較することはできません。
4位・アルバート・プホルス:703本
アルバート・プホルスは、2001年から2022年までプレーし、通算703本塁打を記録しました。
2014年4月22日に通算500本塁打を達成。その後も記録を伸ばし、2022年には通算700本塁打の大台に到達しています。
プホルスの記録は、長期にわたる安定感を象徴しています。セントルイス・カージナルス時代からロサンゼルス・エンゼルス、ロサンゼルス・ドジャースでのプレーまで、長いキャリアを通して打撃力を示しました。
【日本人メジャーリーガー通算本塁打ランキング】大谷翔平は310本で何位?
日本人メジャーリーガーの通算本塁打ランキングでは、大谷翔平が圧倒的な1位です。
2026年シーズン終了時点のMLB通算本塁打を比較すると、2位の松井秀喜との差は135本。大谷は2018年のメジャーデビューから本塁打数を伸ばし、日本人打者として新たな記録を打ち立てています。
2026年の日本人選手ランキングは次のとおりです。
- 1位:大谷翔平 — 310本
- 2位:松井秀喜 — 175本
- 3位:イチロー — 117本
- 4位:鈴木誠也 — 113本
- 5位:城島健司 — 48本
- 6位:井口資仁 — 44本
- 7位:福留孝介 — 42本
- 8位:村上宗隆 — 35本
- 9位:吉田正尚 — 34本
- 10位タイ:青木宣親、岡本和真 — 33本
大谷翔平の2026年シーズン成績と通算記録
MLB公式プロフィールに掲載された2026年レギュラーシーズンの大谷翔平の打撃成績は、523打数、打率.275、30本塁打、81打点、11盗塁、OPS.889です。
これにより、メジャー通算本塁打は310本となりました。2024年には54本、2025年には55本を記録しており、2026年も30本を追加しています。
MLB歴代ランキングでは、310本は153位タイに相当します。これはバリー・ボンズの762本と比較すると452本の差がありますが、日本人選手の歴代最多記録という点では、すでに大きな実績です。
また、大谷は投手と打者の両方をこなす二刀流選手です。通算本塁打の数字だけでは、その選手としての価値をすべて表せません。打撃成績と投手成績を併せて評価できる点が、ほかの歴代強打者とは異なる特徴です。
松井秀喜・イチロー・鈴木誠也との比較
日本人選手の2位は松井秀喜の175本です。2003年から2012年までメジャーリーグでプレーし、ヤンキースを中心に長距離打者として実績を残しました。2004年にはシーズン31本塁打を記録しています。
3位のイチローは117本です。イチローは安打や盗塁で知られる選手であり、本塁打を量産するタイプではありませんでした。それでも117本を記録している点は、長いキャリアと打撃技術の高さを示しています。
4位の鈴木誠也は113本。2026年シーズン終了時点でイチローとの差は4本まで縮まっています。今後のシーズンで日本人歴代3位に浮上する可能性がある選手です。
加えて、2026年は村上宗隆や岡本和真も日本人ランキングに加わっています。日本人打者のMLB通算記録は、大谷だけでなく次世代の選手たちによっても更新されていく状況です。
【記録の関係図】MLB通算700本塁打・500本塁打達成者を比較
メジャーリーグの通算本塁打を語るうえで、700本と500本は特別な節目です。
700本塁打は、長いMLBの歴史でも達成者がわずか4人しかいない記録です。一方、500本塁打も極めて難しい記録で、MLB.comが2025年9月28日に公表した500本塁打クラブの資料では、達成者は28人とされています。
主な選手と記録の関係を整理すると、次のようになります。
| 記録・区分 | 選手・人数 | 通算本塁打 | 記録上の関係 |
|---|---|---|---|
| 歴代1位 | バリー・ボンズ | 762本 | MLB通算本塁打の歴代最多 |
| 700本塁打 | ハンク・アーロン | 755本 | 2007年まで歴代最多記録を保持 |
| 700本塁打 | ベーブ・ルース | 714本 | MLB史上初の700本塁打達成者 |
| 700本塁打 | アルバート・プホルス | 703本 | 700本塁打達成者の4人目 |
| 500本塁打 | アレックス・ロドリゲス | 696本 | 700本まであと4本 |
| 500本塁打 | ウィリー・メイズ | 660本 | 歴代6位の強打者 |
| 500本塁打 | 500本塁打クラブ全体 | 28人 | MLB公式資料に掲載された達成者数 |
| 日本人最多 | 大谷翔平 | 310本 | 日本人歴代1位・MLB歴代153位タイ |
700本塁打を達成した4人
MLBの歴史で通算700本塁打以上を記録した選手は、次の4人です。
- バリー・ボンズ:762本
- ハンク・アーロン:755本
- ベーブ・ルース:714本
- アルバート・プホルス:703本
この4人だけが700本の壁を突破しています。アレックス・ロドリゲスの696本も歴史的な数字ですが、700本には届いていません。
500本塁打クラブの28人
500本塁打以上を達成した選手は、ボンズ、アーロン、ルース、プホルス、ロドリゲス、メイズ、ケン・グリフィー・ジュニア、ジム・トーミ、サミー・ソーサ、フランク・ロビンソン、マーク・マグワイア、ハーモン・キルブルー、ラファエル・パルメイロ、レジー・ジャクソン、マニー・ラミレス、マイク・シュミット、デビッド・オルティス、ミッキー・マントル、ジミー・フォックス、フランク・トーマス、ウィリー・マッコビー、テッド・ウィリアムズ、アーニー・バンクス、エディ・マシューズ、ミゲル・カブレラ、メル・オット、ゲイリー・シェフィールド、エディ・マレーの28人です。
500本塁打クラブの最後に名を連ねるエディ・マレーでも504本を記録しています。単に長距離打者として優れているだけではなく、長年にわたってメジャーの一線で活躍し続ける必要がある記録です。
日本人選手では、2026年時点で500本塁打に到達した選手はいません。大谷翔平の310本は日本人選手として突出していますが、500本までにはさらに190本が必要です。
【間違えやすいポイント】通算本塁打はレギュラーシーズンとポストシーズンで違う
メジャー通算本塁打ランキングを確認するとき、最も注意したいのが集計対象です。
MLB公式の歴代通算本塁打ランキングは、基本的にレギュラーシーズンの成績を対象にしています。ポストシーズンやオールスターゲーム、オープン戦などの本塁打を単純に加算するものではありません。
大谷翔平の310本と322本の違い
大谷翔平の成績を見ると、この違いがよく分かります。
- レギュラーシーズン通算:310本
- ポストシーズン通算:12本
- 両方を単純合算した数字:322本
MLB公式プロフィールでは、レギュラーシーズンとポストシーズンの成績が別々に掲載されています。
そのため、歴代通算ランキングと選手の全公式戦での本塁打数を比較する際には、集計範囲をそろえる必要があります。310本と322本は、どちらかが間違いというわけではなく、対象となる試合が異なる数字です。
日本プロ野球時代の本塁打は含まれる?
もう一つの要点は、日本プロ野球時代の成績です。
大谷翔平が北海道日本ハムファイターズで記録した本塁打は、MLB通算本塁打には含まれません。同様に、松井秀喜が日本で記録した本塁打や、イチローがオリックス時代に記録した本塁打も対象外です。
日本人メジャーリーガーの通算本塁打ランキングは、あくまでMLBでのレギュラーシーズン成績を比較するものです。日本とアメリカのプロ野球での数字を合算したランキングとは区別する必要があります。
時代によって本塁打の出やすさは異なる
通算本塁打数は、選手の長打力だけで決まる数字ではありません。現役期間、出場試合数、打席数、球場の特徴、使用球、打撃理論、投手のレベルなど、さまざまな条件が影響します。
例えば、ハンク・アーロンは3,298試合で755本、バリー・ボンズは2,986試合で762本を記録しました。両者の数字はわずか7本差ですが、出場試合数には312試合の違いがあります。
一方、ベーブ・ルースが活躍した時代と現代では、試合数や野球の戦術そのものが異なります。単純な通算本数だけで打者としての能力を順位付けするのではなく、時代背景や出場機会も考慮することが大切です。
【プロの結論】メジャー通算本塁打ランキングで本当に見るべきポイント
メジャーリーグの通算本塁打ランキングを見るときは、順位と本数だけで判断しないことが大切です。
特に注目したいのは、次の3つの視点です。
1. 通算本数とキャリアの長さをセットで見る
762本を記録したバリー・ボンズ、755本のハンク・アーロン、703本のアルバート・プホルスは、いずれも長いキャリアを持つ選手です。
通算本塁打は、長打力と継続性の両方が大切です。短期間に大量の本塁打を打つ能力と、長年にわたって出場し続ける能力は、別々の評価軸として考える必要があります。
2. シーズン成績と通算成績を混同しない
例えば、大谷翔平の2026年シーズン30本塁打は年間の記録です。一方、310本は2018年から2026年までのレギュラーシーズン通算記録です。
単年の本塁打ランキングと通算本塁打ランキングは、評価している内容が違います。シーズン最多記録を知りたい場合は、バリー・ボンズの73本など、別の記録を確認する必要があります。
3. 日本人選手の記録とMLB全体の記録を分ける
大谷翔平は日本人歴代1位ですが、MLB全体では153位タイです。これは日本人選手としての偉業と、メジャーリーグ全体における歴史的な順位を両方理解するうえで重要な数字です。
また、松井秀喜の175本やイチローの117本も、それぞれのプレースタイルやキャリアを考慮して評価すべき記録です。単純に本塁打数が多いほど優れた打者という見方では、選手の特徴を正しく捉えられません。
大谷翔平については、打撃だけでなく投手としての実績も含めて評価する必要があります。310本という本塁打数は、二刀流選手として積み上げた実績の一部分です。
【通算本塁打メジャー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:メジャーリーグの通算本塁打歴代1位は誰ですか? A1:バリー・ボンズです。通算762本を記録しており、2位のハンク・アーロンの755本を7本上回っています。
Q2:大谷翔平のメジャー通算本塁打は2026年現在何本ですか? A2:2026年レギュラーシーズン終了時点で310本です。日本人メジャーリーガー歴代1位で、MLB全体では153位タイに相当します。
Q3:メジャー通算700本塁打を達成した選手は何人ですか? A3:2026年時点で4人です。バリー・ボンズ、ハンク・アーロン、ベーブ・ルース、アルバート・プホルスが達成しています。
Q4:MLBで通算500本塁打を達成した選手は何人ですか? A4:MLB.comの500本塁打クラブの資料では28人です。最後にリストに加わった選手は、1996年に500本を達成したエディ・マレーです。
Q5:大谷翔平のポストシーズン本塁打も310本に含まれますか? A5:含まれません。310本はレギュラーシーズンの通算記録です。大谷のポストシーズン通算12本は別に集計されています。
まとめ:2026年のメジャー通算本塁打記録と今後の注目点
2026年のメジャー通算本塁打ランキングでは、バリー・ボンズが762本で歴代1位を維持しています。ハンク・アーロンの755本、ベーブ・ルースの714本、アルバート・プホルスの703本が続き、700本塁打を達成した選手はわずか4人です。
一方、日本人メジャーリーガーの通算本塁打ランキングでは、大谷翔平が310本で歴代1位。松井秀喜の175本、イチローの117本を上回り、2026年シーズンにも30本を追加しました。
今後の注目は、大谷がどこまで通算本塁打を伸ばすか、そして鈴木誠也や村上宗隆、岡本和真らが日本人選手のランキングをどう変えていくかです。
歴代記録を正確に比較するには、レギュラーシーズンとポストシーズンの区別、日本プロ野球時代の成績との切り分け、そして選手が活躍した時代の違いを理解することが欠かせません。
762本の歴代最高記録を持つボンズと、310本で日本人最多を更新し続ける大谷翔平。両者の数字を正しい集計基準で比較することが、メジャーリーグの本塁打記録をより深く楽しむポイントです。
主な記録照合資料:MLB公式歴代通算成績、大谷翔平公式選手プロフィール、MLB.com「500 Home Run Club」、Baseball-Reference歴代通算ランキング、日本人選手のMLB通算成績集計。