2026年現在も、E-girlsの解散理由を知りたいという声は少なくありません。2019年12月22日に突然発表されたグループの解散は、多くのファンに衝撃を与えました。しかし、その背景にあったのは、不祥事やメンバー間の深刻な対立ではなく、11人それぞれに新しい夢や目標が生まれ、全員で何度も話し合った末に選んだ未来でした。
E-girlsは2020年12月28日にデビュー記念日を飾るラストライブを開催し、約9年間のグループ活動に幕を下ろしました。一方、最後のツアー「E-girls PERFECT LIVE 2011→2020」は新型コロナウイルスの影響で全公演を実施できず、当初描いていたフィナーレとは異なる形になっています。
【結論】E-girlsの解散理由はメンバー全員の話し合いと、それぞれの夢だった
E-girlsの解散理由について、最も重要な資料となるのが、2019年12月22日にLDHの公式サイトで公開された「E-girlsを応援してくださる皆様へ」というメッセージです。
発表では、メンバーそれぞれの人生に新しい目標や夢が生まれ、その思いを何度も話し合ってきたことが説明されました。
「いつからかメンバーそれぞれの中で、人生の次なる目標や夢が芽生えるようになり、その想いをメンバー同士で何度も話し合ってきました。」
加えて、全員が最初から同じ気持ちだったわけではなく、意見がすれ違うこともあったと明かしています。それでも長い時間をかけて全員で考え、最終的に解散という結論を出しました。
つまり、E-girlsの解散は、誰か一人の意向によって決まったものではありません。11人がそれぞれの将来を考え、互いの選択を尊重したうえで決めたグループとしての区切りでした。
2019年春から始まっていた将来についての話し合い
解散発表当日、リーダーを務めていた佐藤晴美は、2019年の春ごろからE-girlsの将来について話し合う機会があったと説明しています。
それぞれの方向性を伝え合うなかで、今後は個々の道で頑張っていくという決断に至ったということです。
日刊スポーツが報じた当日のメンバーコメントからも、決断に至るまでの葛藤が伝わります。
石井杏奈は、自分自身も悩み、メンバー全員で何度も話し合い、涙を流した末の決断だったと説明しました。また、須田アンナは、本音で意見をぶつけ合える11人の絆があったからこそ、今回の決断ができたという趣旨のコメントを残しています。
ここで注目したいのは、話し合いの結果が「誰かがグループを離れる」という形ではなく、「全員がそれぞれの未来へ進む」という結論になったことです。
解散は不仲やスキャンダルが原因だったのか
インターネット上では、解散発表が突然だったことから、メンバー間の不仲や内部トラブルを原因とする見方が生まれることもあります。
しかし、公式発表で説明されたのは、将来の目標の違いと、長期間にわたる話し合いです。意見のすれ違いがあったことは公表されていますが、それを深刻な不仲や対立と結びつける根拠はありません。
むしろ、11人が互いの将来を尊重し、最後までグループとして活動することを選んだ点に、E-girlsの解散の特徴があります。
【時系列】E-girls解散までの経緯を2011年から2020年まで振り返る
E-girlsの歴史を振り返ると、解散発表までの約9年間には、グループの成長とメンバーの変化がありました。
公式プロフィールによると、E-girlsは2011年に活動をスタート。同年12月にはファーストシングル「Celebration!」をリリースしています。その後、「Follow Me」などのヒット曲を通じて、多くのファンに知られる存在となりました。
解散発表から最後の日までの主要な出来事を整理すると、次のようになります。
| 年月日・時期 | 主な出来事 | 意味・背景 |
|---|---|---|
| 2011年4月 | E-Girls SHOWから活動がスタート | グループの原点 |
| 2011年12月 | 「Celebration!」でデビュー | 約9年間の活動の始まり |
| 2019年春 | メンバー間で将来について話し合い | それぞれの目標や方向性を共有 |
| 2019年12月22日 | 解散を公式発表 | 2020年末での活動終了を告知 |
| 2020年2月 | ラストツアーがスタート | 「E-girls PERFECT LIVE 2011→2020」開催 |
| 2020年2月〜6月 | 新型コロナの影響で公演中止 | 残りのツアー公演を実施できず |
| 2020年11月28日 | 年内での活動終了を改めて発表 | 12月28日のラストライブを告知 |
| 2020年12月28日 | ラストライブとベストアルバム発売 | デビュー記念日に最後のステージ |
| 2020年12月31日 | ファンクラブのサービス終了 | グループ関連サービスにも区切り |
2019年12月22日、解散発表がファンに与えた衝撃
解散発表が行われたのは、神奈川県横浜市のトレッサ横浜で開催された、2020年第1弾シングル「別世界」のリリースイベントでした。
イベント冒頭にグループの今後に関する映像が流れ、その後、佐藤晴美から2020年いっぱいで活動を終了することが伝えられました。
オリコンの2019年12月22日付報道によると、会場では突然の発表にファンから悲鳴が上がったといいます。
当時の発表では、2020年2月から7月まで全国13公演のラストツアーを予定。約9年間の活動を振り返りながら、ファンに感謝を伝える一年にする計画でした。
2020年12月28日はE-girlsにとって特別な日
2020年12月28日は、E-girlsのデビュー記念日です。
同日、グループ最後のベストアルバム『E-girls』が発売され、配信ライブ「LIVE×ONLINE BEYOND THE BORDER E-girls LAST LIVE」が開催されました。
LDHの公式ライブ告知では、11人が最後のステージを届けること、そして一人ひとりが新たな夢に向かって旅立つことが伝えられています。
なお、厳密には12月28日が最後のライブ開催日であり、公式発表上の活動終了は2020年いっぱいです。ファンクラブも12月31日をもってサービスを終了しました。
【真相検証】E-girlsの解散理由と新型コロナによる公演中止は別問題
E-girlsの解散について調べる際、混同されやすいのが新型コロナウイルスの影響です。
ラストツアーが中止になったことから、「コロナが原因でE-girlsは解散したのではないか」と考える人もいます。しかし、時系列を確認すれば、この2つは別の出来事だと分かります。
解散決定は新型コロナの流行前だった
解散が公式発表されたのは2019年12月22日です。
この時点で、2020年末の活動終了と、それぞれが次の道へ進む方針はすでに決まっていました。
一方、新型コロナウイルスの感染拡大による公演への影響が本格化したのは2020年に入ってからです。
LDHは2020年2月27日、政府の要請や来場者の安全を考慮し、2月29日・3月1日に予定していたE-girlsの東京公演を中止すると発表しました。その後も公演中止の範囲が広がり、6月19日には「E-girls PERFECT LIVE 2011→2020」の全公演中止が告知されました。
最後のツアーは13公演予定から残り10公演が中止に
日刊スポーツの2020年11月28日付報道では、予定していた全国13公演のうち、コロナ禍で残りの10公演が中止になったと伝えられています。
つまり、ツアーの途中で公演を続けられなくなったことは、メンバーにとってもファンにとっても予想外の事態でした。
特に、ラストツアーは単なるコンサートではありません。9年間の感謝を直接ファンに届けるための、グループ最後の全国的な交流の機会でもありました。
しかし、感染拡大を防ぎ、観客やメンバーの安全を守る必要がありました。LDHは開催に向けて検討を重ねたものの、最終的に公演中止という判断をしています。
コロナで解散を延期しなかった理由
2020年11月28日、LDHはメンバー全員で協議を重ねた結果、当初の発表どおり年内で活動を終了すると改めて発表しました。
コロナ禍によって予定していた最後のツアーを実施できなかったにもかかわらず、活動終了の日程を変更しなかったのは、すでにメンバー全員で決めていた将来への方向性を尊重したためです。
当時の報道では、鷲尾伶菜も解散を決めた際の覚悟について語り、中途半端に活動を延ばすのではなく、それぞれの意思を尊重する決断だったという趣旨を説明しています。
結果として、全国を回るラストツアーは完遂できませんでしたが、配信ライブという形で最後のステージを実現しました。
【メンバー11人のその後】E-girls解散後の活動と2026年の現在
E-girlsの解散発表で注目されたのが、メンバー11人それぞれの進路です。
2019年の公式発表では、俳優・モデル業、ソロアーティストとしての活動、海外を視野に入れたグループ活動など、具体的な方向性が示されました。
2026年現在、その後のキャリアを見ると、当時発表された夢や目標が、それぞれ異なる形で展開していることが分かります。
佐藤晴美・坂東希・石井杏奈・山口乃々華は俳優やモデルの道へ
佐藤晴美は、E-girlsの2代目リーダーとしてグループを支えたメンバーです。解散後はモデルとしての活動を継続。2026年にはモデル活動に加え、オーディション番組「ガルバト-GIRLS BATTLE AUDITION-」を経て、ガールズグループCIRRAのプロデューサーとしても活動しています。演者として培った経験を、次世代のグループづくりに生かしている点が特徴です。
坂東希は、FlowerとE-girlsで活動した後、俳優業へと軸足を移しました。2023年の事務所移籍を経て、本格的に演技の仕事に取り組んでいます。2026年の雑誌『mina』のインタビューでは、知名度や露出の多さだけではなく、一緒に仕事をしてよかったと思ってもらえる人でありたいという仕事への姿勢を語っています。
石井杏奈は、E-girls在籍中から俳優としての活動を重ねてきたメンバーです。2026年にはテレビ東京のドラマ『刑事、ふりだしに戻る』への出演や、Amazon Prime Video独占配信作品『M.I.S.S.I.O.N. 歌劇な潜入捜査官』への出演など、俳優として活動の幅を広げています。
山口乃々華も、俳優・舞台の分野で活動しています。2026年にはミュージカル『ピーター・パン』でウェンディ役を務めたほか、ミュージカル『SERI~ひとつのいのち』にも出演。さらに11月には舞台『呪術廻戦』-渋谷事変 前編-への出演が予定されています。
鷲尾伶菜はソロアーティスト「伶」として新たなスタート
E-girlsのボーカルとして印象的な歌声を届けてきた鷲尾伶菜は、解散後の進路としてソロアーティスト活動を選びました。
2020年10月にはソロプロジェクトを「伶」名義でスタート。FlowerやE-girlsで培った歌唱力を土台に、ソロならではの音楽表現に取り組んできました。
2023年末にはLDH JAPANから独立し、その後は鷲尾伶菜名義で活動。2025年にはミニアルバム『freivor』を発表し、2026年1月にはアニメ『エリスの聖杯』のオープニング主題歌「Happy Ever After feat. 由薫」を配信リリースしました。
さらに2026年にはBillboard Liveツアーも開催。グループ時代の楽曲とは異なるソロシンガーとしての表現を確立しつつあります。
武部柚那は新ユニットを経てソロアーティストyuzunaへ
武部柚那について、2019年の解散発表では、世界8都市で開催されたオーディションの合格者と新たなユニットを結成する予定が明かされました。
その後、SWEET REVENGEのメンバーとして活動。2021年12月31日には約10年間所属したLDHを退社することを発表しました。
本人の発表によると、グループ解散後の1年間は新しい夢に向かうための経験を積み、今後は一人で音楽を学びながら活動をスタートさせる考えだったといいます。
2022年からは「yuzuna」名義でソロ活動を開始。2025年には音楽イベント「IDENTITY」のオリジナル楽曲制作にフィーチャリング参加するなど、音楽活動を続けています。
【Happinessと88rising】E-girls解散後も続いたメンバーの挑戦
E-girlsの解散後を理解するうえで、Happinessの存在も欠かせません。
2019年の解散発表では、Happinessが新たに88risingとタッグを組み、本格的な世界進出を目指す方針が示されました。
これは、グループ全体が活動を終えた後も、メンバーが別の形で音楽活動を続けていくことを示す具体例でした。
Happinessは2023年9月26日に解散
ただし、E-girlsの解散とHappinessの解散は同じ出来事ではありません。
HappinessはE-girlsの活動終了後も独立したグループとして活動を続けていました。2020年12月には須田アンナとYURINOがLDHを卒業し、残る5人で活動を継続することが発表されています。
その後、2023年6月5日にLDHがHappinessの解散を発表。実際の活動終了日は2023年9月26日となりました。
このときの公式発表では、世界的なパンデミックなどによって思うように活動できない状況が続き、メンバーそれぞれが今後の人生や活動について考えるようになったことが説明されています。
何度もメンバー同士やスタッフを交えて話し合い、最終的に全員で解散を決めたという経緯です。
Happinessのメンバーはその後どうなった?
2023年のHappiness解散後、楓、SAYAKA、MIYUU、川本璃は、海外を拠点とするSG5の活動を軸に進むことが発表されました。藤井夏恋は個人での活動を続ける方針でした。
その後、SG5として活動していた4人は、iScreamのRUIを加えた5人組グループf5veとして活動しています。
LDHの2026年公式プロフィールでは、f5veのメンバーとしてKAEDE、SAYAKA、MIYUU、RURI、RUIが掲載されています。LDH JAPANとThree Six Zeroが連携し、アメリカを拠点としたグローバル展開を目指すプロジェクトとして紹介されています。
つまり、2019年に発表されたHappinessの世界進出という方向性は、その後のグループ再編やプロジェクトの変化を経ながら、海外を視野に入れた活動へとつながっています。
ただし、f5veはHappinessの単純な改名グループではありません。メンバー構成も異なり、新たなグループとして活動しています。
【誤解を解消】E-girlsの解散に関する3つの疑問と事実
E-girlsの解散については、発表当時の情報と、その後の活動が混同されることがあります。特に押さえておきたいのは次の3点です。
誤解1:メンバー同士が不仲になって解散した
公式発表では、話し合いの過程で意見がすれ違うこともあったと説明されています。しかし、それは全員が同じ未来を望んでいたわけではないという意味であり、不仲が解散原因だったと発表されたわけではありません。
佐藤晴美や須田アンナ、石井杏奈らの当時のコメントからは、メンバー同士が悩みながらも互いの意思を尊重して決断したことが読み取れます。
誤解2:新型コロナの影響で解散が決まった
これは時系列から誤りだと分かります。解散は2019年12月22日に発表されており、コロナ禍による公演中止は2020年に発生した別の問題です。
コロナの影響は最後のツアーを完遂できなかった原因であり、E-girlsの解散そのものを決めた理由ではありません。
誤解3:2020年12月28日にE-girlsのすべての活動が完全終了した
12月28日は最後のライブとラストアルバム発売の日です。公式には2020年いっぱいでの活動終了とされ、E.G.F.C.のサービス終了日は12月31日でした。
そのため、12月28日は最後のパフォーマンスの日、12月31日は関連サービスの終了日というように区別すると、正確に理解できます。
【プロの結論】E-girlsの解散は終わりではなく11人が未来を選ぶための決断だった
E-girlsの解散を単純に「人気グループがなくなった出来事」と捉えると、その背景にある重要な意味を見落としてしまいます。
約9年間の活動を通じて、メンバーはダンスや歌唱だけでなく、俳優、モデル、ソロアーティスト、海外を視野に入れた音楽活動など、それぞれの可能性を広げてきました。
グループという一つの看板の下で活動することには、大きなメリットがあります。一方、メンバーが異なる分野で挑戦したいことを持つようになると、グループとして共有する目標と個人の目標をどう両立するかという問題も生まれます。
E-girlsの場合、メンバー全員で将来について話し合い、それぞれが次のステージに進むことを選びました。
この判断は、グループとしての活動を無理に延長するよりも、一人ひとりが自分の可能性を追求することを優先した選択として理解できます。
また、2026年の現在を見れば、その選択がどのような形で実を結んでいるかも確認できます。鷲尾伶菜はソロシンガーとして音楽活動を続け、石井杏奈は映像作品やドラマで俳優として活躍。佐藤晴美はモデルに加えてプロデューサーとして新しいグループを支えています。
Happinessのメンバーも、グループの再編や解散を経てf5veという新しい形で世界を目指しています。
もちろん、全員が同じ形で成功する必要はありません。E-girlsが最後に選んだのは、11人がそれぞれの人生を自分の意思で進むことでした。
【よくある質問】E-girlsの解散理由に関するFAQ
Q1:E-girlsが解散した本当の理由は何ですか?
A1:メンバーそれぞれに人生の次なる目標や夢が生まれたことです。2019年春ごろから将来について話し合い、意見の違いも乗り越えて11人全員で解散を決断しました。
Q2:E-girlsの解散発表はいつでしたか?
A2:2019年12月22日です。神奈川県のトレッサ横浜で開催されたシングル「別世界」のリリースイベントで発表され、2020年いっぱいで活動を終了することが告知されました。
Q3:E-girlsの最後のライブはいつ開催されましたか?
A3:2020年12月28日です。デビュー記念日に配信ライブ「LIVE×ONLINE BEYOND THE BORDER E-girls LAST LIVE」が開催されました。
Q4:E-girlsの解散は新型コロナが原因だったのですか?
A4:いいえ。解散発表は2019年12月で、コロナ禍による公演中止より前です。新型コロナはラストツアーの中止に影響しましたが、解散の直接的な理由ではありません。
Q5:E-girlsのメンバーは2026年現在どうしていますか?
A5:佐藤晴美はモデル・プロデューサー、鷲尾伶菜はソロシンガー、石井杏奈や山口乃々華は俳優として活動しています。坂東希も俳優業に取り組み、武部柚那はyuzuna名義でソロ活動を展開してきました。元Happinessのメンバーの一部はf5veとして活動しています。
まとめ:E-girlsの解散理由と2026年の現在を振り返る
E-girlsの解散理由は、11人それぞれに新しい夢や目標が生まれ、メンバー全員で長い時間をかけて話し合った末に出した結論でした。
2019年12月22日の発表から2020年12月28日のラストライブまで、メンバーは最後までE-girlsとしての活動を全うしようと努力しました。しかし、新型コロナウイルスの影響で「E-girls PERFECT LIVE 2011→2020」の全公演を実施できず、最後のステージは配信という形になりました。
その後、11人はそれぞれの道へ進み、2026年現在も音楽、俳優、モデル、プロデュースなど異なる分野で活動しています。
解散はグループとしての終わりでしたが、メンバー一人ひとりのキャリアの終わりではありません。E-girlsが残した楽曲やパフォーマンスとともに、11人が選んだそれぞれの未来にも注目したいところです。
参照した主な公表資料・報道