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【現在の状況】飯塚第1体育館は廃止済み!旧施設の住所と現地の扱い

榊原 真央 榊原 真央 • 更新: • 公開: • 読了約 19 分
目次

飯塚第1体育館は、現在、通常のスポーツ施設として営業していません。

飯塚市が2025年7月31日に公表した「旧第1・第2体育館跡地の利活用に関する対話結果」には、両施設が2023年4月30日をもって廃止されたことが明記されています。

旧飯塚第1体育館の所在地は、次のとおりです。

- 施設名: 飯塚市飯塚第1体育館
- 旧住所: 福岡県飯塚市枝国666番地11
- 設置年月: 1972年(昭和47年)3月
- 廃止日: 2023年4月30日
- 旧施設の管理窓口: 一般社団法人飯塚市スポーツ協会

飯塚市の公共施設に関する資料でも、枝国666番地11が旧第1体育館の所在地として記録されています。

現在も建物は残っているのか?

ここは、施設の廃止と建物の解体を分けて考える必要があります。

2026年度の飯塚市の売却資料では、枝国666番11を含む土地と、鉄筋コンクリート造などの既存建物が売却対象として掲載されています。建物の延床面積は合計7,319.10平方メートルです。

加えて、市は既存建物や基礎、地下構造物などについて、買受人の責任と費用で解体・撤去する条件を設定しています。

つまり、2026年時点では、少なくとも市の売却手続き上、旧体育館の建物を含む不動産として扱われています。廃止と同時に建物がすべて取り壊されたわけではありません。

ただし、旧体育館の内部を見学できる一般公開施設ではなく、スポーツ利用の予約もできません。現地への立ち入りについても、所有者や管理者の許可が必要です。

【施設の歴史】飯塚第1体育館には何があった?旧設備と第2体育館との関係

飯塚第1体育館

飯塚第1体育館は、1972年3月に開設された飯塚市の体育施設です。

飯塚市が公表した跡地活用資料によると、旧飯塚市の市体育館として誕生し、市町村合併後も市内スポーツ施設の中核拠点として40年以上にわたって利用されてきました。

単なる地域の練習場所ではなく、競技大会や市民の健康づくりを支える施設だったことが分かります。

旧第1体育館の主な設備

一般社団法人飯塚市スポーツ協会が公開していた施設案内には、廃止前の設備として次の内容が記載されています。

- アリーナ:バレーボール3面
- バドミントン:8面
- バスケットボール:2面
- 観覧席:1,564席
- 第1会議室:約40人収容
- 第2会議室:約20人収容
- 第3会議室:約10人収容
- トレーニング室
- 和楽屋
- 駐車場:約130台

競技施設だけでなく、会議室やトレーニング室も備えていた点が特徴です。

特に1,564席の観覧席は、地域の大会や競技イベントを開催するうえで重要な設備でした。

第2体育館はどのような施設だった?

飯塚第2体育館は、1985年(昭和60年)に建設された施設です。

飯塚市の2025年の公表資料では、第1体育館に隣接し、サブアリーナ的な役割を担っていたと説明されています。

第1体育館がメインの競技施設、第2体育館が補完的な施設という関係でした。

両施設は長期間にわたり一体的に市民スポーツを支えていましたが、新しい総合体育館の設置に伴って、同じ2023年4月30日に廃止されています。

【廃止理由を検証】なぜ2023年4月30日に閉鎖されたのか?

飯塚第1体育館の廃止理由として、飯塚市の公表資料が直接示しているのは、飯塚市総合体育館が設置されたことです。

時系列を見ると、旧施設から新施設への機能移行が分かりやすくなります。

廃止までの重要な出来事

- 1972年3月: 飯塚第1体育館が開設。
- 1985年8月: 飯塚第2体育館が設置される。
- 2023年4月15日: 飯塚市総合体育館が開館。
- 2023年4月30日: 飯塚第1体育館・第2体育館が廃止。
- 2025年2月28日: 飯塚市が旧体育館跡地の市場調査を開始。
- 2025年7月31日: 民間事業者との対話結果を公表。
- 2026年9月11日: 旧体育館跡地を含む市有地の条件付き一般競争入札を公表。
- 2026年11月2日: 売却に向けた入札手続きが進行中。

注目したいのは、新体育館の開館が旧体育館の廃止より15日前だったことです。

新施設が先に利用可能となり、その後に旧施設が廃止されるという移行スケジュールでした。

老朽化が廃止の原因だったのか?

ここは誤解しやすいポイントです。

第1体育館は1972年開設の施設であり、2023年の廃止時点で約51年が経過していました。

そのため、建物の経年や維持管理の問題を気にする人もいる可能性があります。

しかし、飯塚市の廃止経緯に関する公表資料は、新体育館の設置に伴う廃止と説明しています。老朽化や耐震性の問題が直接の廃止決定理由だったと断定できる記載はありません。

より正確には、長年使用してきた旧施設の役割を、新たに整備した総合体育館へ移行した施設再編と捉えるべきです。

また、飯塚市は公共施設全体について、施設総量の縮減や適正配置などを進めてきました。体育館の再編も、こうした市の公共施設管理の方向性と関係する動きです。

【新旧施設を比較】飯塚第1体育館と飯塚市総合体育館は何が違う?

旧第1体育館の代わりとなる施設が、飯塚市鯰田にある飯塚市総合体育館です。

新施設は2023年4月15日に開館し、スポーツ競技だけでなく、地域行事や医療検診、防災拠点としての活用も想定されています。

ここで重要なのは、旧体育館と新体育館が同じ住所にあるわけではないという点です。

施設の関係性と基本データ一覧

以下に、旧施設と新施設、跡地の関係をまとめました。

対象 所在地・時期 役割・特徴 飯塚第1体育館 枝国666番地11・1972年開設 メイン体育館。2023年4月30日廃止 飯塚第2体育館 第1体育館に隣接・1985年建設 サブアリーナ的役割。同日廃止 飯塚市総合体育館 鯰田1560-5・2023年4月15日開館 新しいスポーツ活動・大会・地域交流の拠点 旧体育館跡地 枝国666番11ほか・2026年売却手続き中 住宅を主用途とする開発条件が設定された市有地 飯塚市スポーツ協会 飯塚市総合体育館内に窓口 新施設の管理・利用申込などを担当

飯塚市総合体育館の設備はさらに充実

新施設のメインアリーナは、最大約2,000席の観覧席を備えています。

主な競技対応数は以下のとおりです。

設備 利用可能な競技
メインアリーナ バスケットボール3面
メインアリーナ バレーボール3面
メインアリーナ バドミントン12面
多目的ホール バスケットボール1面
多目的ホール バドミントン4面
多目的ホール 柔道・剣道2面
弓道場 6人立ち
その他 トレーニング室・会議室・多目的室

旧体育館と比べても、競技の種類や施設の多目的性が広がっています。

特に、弓道場や多目的ホールが整備されたことは、新施設の大きな特徴です。

2026年現在、新体育館の利用者は増えている

飯塚市が2026年9月の市長定例記者会見で公表した利用者数は次のとおりです。

年度 利用者数
2023年度 194,833人
2024年度 222,631人
2025年度 232,406人

3年間で利用者数は増加しています。

また、2026年4月に開催された飯塚カップ2026では、2日間で約6,000人が来場しました。

こうした数字からも、新体育館が飯塚市のスポーツイベントや市民活動を支える拠点として定着しつつあることがうかがえます。

【2026年最新】旧第1・第2体育館跡地の活用計画はどうなった?

旧体育館跡地の行方は、2026年時点で最も注目すべきポイントです。

飯塚市は、閉鎖した公共施設の土地をそのまま保有し続けるのではなく、民間事業者の意見を聞きながら有効活用や売却を検討してきました。

その過程は、2025年の市場調査と2026年の条件付き一般競争入札に分けて見ると理解しやすくなります。

2025年:民間事業者2者との対話を実施

飯塚市は2025年2月28日、旧第1・第2体育館跡地の利活用に関するサウンディング型市場調査の実施要領を公表しました。

サウンディング型市場調査とは、自治体が民間事業者と対話し、土地の活用方法や事業の実現可能性について意見を集める仕組みです。

同年6月24日と30日に事業者との対話が実施され、7月31日に結果が公表されました。

参加したのは不動産業者2者です。

対話では、次のような提案が出ています。

- 戸建て住宅向けの宅地分譲開発
- 住宅地としての立地条件を生かした土地活用
- 下水道への接続に関する要望
- 北側の斜面部分を購入対象から除外することへの要望

つまり、民間側からは住宅地としての活用を検討する意見が示されていました。

ただし、この段階ではあくまで民間事業者の提案であり、正式な開発決定ではありません。

跡地の広さと立地条件

2025年の市場調査資料では、対象土地について次の情報が公表されています。

項目 内容
所在地 飯塚市枝国地内
地番 枝国666番11外3筆
概測面積 約16,062平方メートル
用途地域 第二種住居地域
建ぺい率 60%
容積率 300%
最寄りの主要道路 国道200号
最寄りのバス停 勝盛遊園・約250m
JR新飯塚駅 直線距離で約1,800m

特に注目したいのが、国道200号に隣接する交通アクセスと、第二種住居地域という土地の用途です。

住宅だけでなく、地域の生活を支える機能を組み合わせた開発も検討しやすい立地条件です。

2026年9月:市有地の条件付き一般競争入札が公表

2026年に入り、跡地活用は具体的な売却手続きへ進みました。

飯塚市は2026年9月11日、旧体育館跡地を含む市有地について、令和8年度第1回の条件付き一般競争入札を公表しています。

主な条件は次のとおりです。

項目 2026年度の売却条件
対象地 枝国666番11外2筆
土地面積 13,473.82平方メートル
建物延床面積 7,319.10平方メートル
最低売払価格 1円
主たる用途 住宅
従たる用途 都市機能誘導施設
既存建物 買受人の負担で解体・撤去
開発期限 契約締結から5年以内

ここで注意したいのが、最低売払価格1円という数字です。

これは1円で売却が確定したという意味ではありません。条件付き一般競争入札における最低価格であり、入札を経て買受人を決める仕組みです。

また、住宅を主用途とすることが条件となっています。都市機能誘導施設については、売却物件の面積の2分の1未満の範囲で従たる用途として認められています。

加えて、既存建物の解体だけでなく、アスベストなどの有害物質の除去・処分も買受人の責任と費用で実施する条件です。

2026年11月2日時点で売却は完了した?

入札前・手続き進行中

2026年11月2日時点では、飯塚市が公表している入札日程は次のとおりです。

- 入札参加申込期間:2026年12月2日~12月11日
- 入札書の提出期限:2027年1月13日
- 開札日時:2027年1月15日午後1時30分
- 開札場所:飯塚市役所本庁舎4階入札室

したがって、2026年11月2日時点では入札参加申込も始まっていません。

落札者や最終的な開発事業者、住宅の戸数、具体的な完成時期などは確定した段階ではありません。

また、2025年の市場調査と2026年の売却資料では、対象土地の範囲が異なります。

2025年の調査対象は約16,062平方メートル、2026年の売却対象は13,473.82平方メートルです。地番も前者が外3筆、後者が外2筆となっており、同一範囲の面積を単純に比較することはできません。

今後は入札結果だけでなく、実際の開発区域や建物解体、造成計画についても確認する必要があります。

【利用料金】旧飯塚第1体育館の料金と新体育館の料金を比較

「飯塚第1体育館の利用料金を知りたい」という検索もありますが、現在の旧施設には利用料金の設定も予約受付もありません。

ただし、廃止前の料金を知ることで、当時の利用環境を振り返ることはできます。

旧飯塚第1体育館の廃止前料金

一般社団法人飯塚市スポーツ協会が公開していた2021年の施設資料には、次の料金が掲載されています。

利用区分 当時の料金
アリーナ1/2面・一般 790円/時間
アリーナ1/2面・高校生以下 380円/時間
アリーナ1/6面・一般 260円/時間
アリーナ1/6面・高校生以下 120円/時間
個人利用・一般 100円/2時間
個人利用・高校生以下 50円/2時間
トレーニング室・一般 80円/1時間
トレーニング室・高校生以下 40円/1時間

これは廃止前に公開されていた歴史的な料金情報であり、2026年現在の利用料金ではありません。

新しい飯塚市総合体育館の利用料金

2026年に確認できる飯塚市スポーツ協会の料金表では、例えば次の料金が設定されています。

利用区分 一般 高校生以下
メインアリーナ1/3面 800円/時間 400円/時間
メインアリーナ1/6面 400円/時間 200円/時間
多目的ホール全面 800円/時間 400円/時間
多目的ホール1/2面 400円/時間 200円/時間
弓道場 400円/時間 200円/時間

メインアリーナの全面専用利用は、スポーツ利用で入場料を徴収しない場合、一般3,000円、高校生以下1,500円(いずれも1時間当たり)です。

なお、市外利用者は施設利用料金が2倍となり、付属設備料金は別扱いです。

予約・問い合わせ先は飯塚市スポーツ協会

現在、飯塚市総合体育館の利用申込窓口は一般社団法人飯塚市スポーツ協会です。


飯塚市総合体育館



福岡県飯塚市鯰田1560-5



0948-23-4500



午前9時~午後10時



JR浦田駅から徒歩約8分



年末年始(12月29日~1月3日)は休館

施設案内:飯塚市スポーツ協会公表情報

【飯塚第1体育館の現在】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:飯塚第1体育館は2026年現在も利用できますか?

A1:利用できません。2023年4月30日に廃止されており、一般向けの体育施設としての営業や予約受付は終了しています。

Q2:飯塚第1体育館の廃止理由は何ですか?

A2:飯塚市の公表資料では、新しい飯塚市総合体育館の設置に伴う廃止と説明されています。老朽化や耐震性だけを直接の理由とする公式説明は確認できません。

Q3:飯塚第1体育館の跡地はどこにありますか?

A3:福岡県飯塚市枝国666番地11を含む土地です。2026年度の売却対象は枝国666番11外2筆で、実測面積は13,473.82平方メートルです。

Q4:旧体育館の跡地には何ができる予定ですか?

A4:2026年度の売却条件では住宅が主用途です。都市機能誘導施設も従たる用途として認められています。ただし、2026年11月2日時点では落札者や具体的な建築計画は決まっていません。

Q5:飯塚市総合体育館は旧体育館と同じ場所ですか?

A5:違います。旧第1体育館は枝国666番地11、新しい飯塚市総合体育館は鯰田1560-5にあります。

Q6:旧飯塚第1体育館の利用料金はいくらでしたか?

A6:廃止前の公開資料では、一般の個人利用が2時間100円、トレーニング室が1時間80円などでした。これらは過去の料金であり、現在は適用されません。

Q7:飯塚市総合体育館の利用予約はどこでできますか?

A7:一般社団法人飯塚市スポーツ協会が窓口です。電話番号は0948-23-4500で、施設の空き状況や予約については飯塚市のスポーツ施設予約システムでも確認できます。

まとめ:旧飯塚第1体育館の廃止後、跡地は住宅開発へ向けて動き出した

飯塚第1体育館は、1972年に開設されてから40年以上にわたり、飯塚市のスポーツ活動を支えてきた施設です。

しかし、飯塚市総合体育館の開館に伴い、2023年4月30日にその役割を終えました。

2026年11月現在、押さえておきたい要点は3つあります。

1. 旧施設は利用できない。 枝国666番地11にあった体育館は2023年に廃止されている。
2. スポーツ利用の中心は新施設へ移行した。 鯰田1560-5の飯塚市総合体育館は利用者数を伸ばしている。
3. 旧跡地は住宅を主用途とする売却手続き中。 2027年1月に入札が予定されており、具体的な開発内容は今後決まる。

特に重要なのは、2026年9月に公表された条件付き一般競争入札です。2025年の民間事業者との対話調査から一歩進み、土地の売却と住宅を中心とした開発に向けた具体的な条件が示されました。

今後の注目点は、2027年1月の入札結果、既存体育館の解体時期、そして住宅地や生活関連施設がどのような形で整備されるかです。

長年親しまれた体育館の歴史は一区切りを迎えましたが、その跡地が飯塚市の新たな地域資源へと変わる可能性は残されています。

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榊原 真央

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