お笑いコンビ「金の国(きんのくに)」は、渡部おにぎりと桃沢健輔の2人によって結成された、ワタナベエンターテインメント所属のお笑いコンビです。2017年に活動を開始し、2021年の「ツギクル芸人グランプリ」と「マイナビ Laughter Night」第7回チャンピオンLIVEで優勝。さらに2025年には「ワタナベお笑いNo.1決定戦」でも頂点に立ち、実力派コント師として存在感を高めてきました。
2026年11月現在も、2人はコントライブや音声メディアを中心に精力的に活動しています。注目は、11月12日・13日に開催予定の第4回単独ライブ「どどどど」。TBS Podcast「金の国のたまに壁どん」に加え、2026年9月にはニコニコ生放送で新番組もスタートしました。メンバーの詳しいプロフィールから受賞歴、コントの魅力、最新の出演情報まで整理します。
【基本プロフィール】金の国は渡部おにぎりと桃沢健輔の2人組
金の国は、個性の異なる2人が組んだコント中心のお笑いコンビです。所属事務所はワタナベエンターテインメント。テレビ番組への出演だけでなく、ライブ、ラジオ、YouTubeなど複数の媒体で活動しています。
コンビ名の読み方は「きんのくに」。メンバーは渡部おにぎり(わたべおにぎり)と桃沢健輔(ももざわけんすけ)です。
渡部おにぎりのプロフィール
渡部おにぎりは、1994年8月14日生まれ、神奈川県横浜市出身。2026年11月1日現在、32歳です。血液型はB型で、武相高等学校を卒業しています。
高校時代は野球部でレギュラーの4番・捕手を務めていました。野球への思い入れは現在も強く、横浜DeNAベイスターズの熱烈なファンとしても知られています。
もう一つの大きな特徴が料理です。所属事務所の公式プロフィールには、調理師免許を持っていることや、おにぎりレシピ、節約レシピに詳しいことも掲載されています。
芸名に「おにぎり」を入れていることからも分かるように、食や料理は本人の個性を形作る要素の一つです。野球経験で培った大きな声や身体を使った表現も、コントでの存在感につながっています。
桃沢健輔のプロフィール
桃沢健輔は、1993年3月25日生まれ、新潟県新潟市出身。2026年11月1日現在、33歳です。血液型はO型で、武蔵野大学文学部を卒業しています。
趣味はホラー映画鑑賞や漫画。漫画家のアシスタント経験もあり、大学時代には俳句を専攻していました。特技は絵を描くことです。
文学や俳句に親しんできた経歴は、言葉の選び方や表現への関心を知る手掛かりになります。コントにおける状況設定や会話の組み立てにも注目したい人物です。
渡部が野球や料理など身体的・生活的な趣味を持つ一方、桃沢は文学、漫画、絵画など創作に関わる趣味を持っています。異なるバックグラウンドを持つ2人の組み合わせが、金の国の表現の幅を支えています。
【結成秘話】2017年にコンビ結成!2人が組んだきっかけとは
金の国の2人が出会ったのは、ワタナベエンターテインメントが運営するワタナベコメディスクールです。2人は同スクールの25期生で、2017年10月にデビューしました。
コンビ結成のきっかけとして興味深いのは、渡部おにぎりから桃沢健輔に声をかけたことです。
2021年のフジテレビ系「めざましmedia」のインタビューでは、養成所時代のエピソードが紹介されています。渡部は当時、ほかの同期からもコンビ結成の誘いを受けていましたが、自ら桃沢を選びました。
つまり、最初から同じタイプの芸人同士が意気投合したというより、それぞれの個性を見て組み合わせを選んだコンビです。
この結成の経緯は、現在の金の国のコントを理解するうえでも興味深いポイントです。異なる感性を持つ2人だからこそ、単純な役割分担に収まらない掛け合いや人物描写が生まれています。
【受賞歴・経歴年表】2021年から2025年までの主な実績
金の国が広く知られるようになった大きな転機は2021年です。この年、若手芸人の登竜門として知られる2つの大会で優勝しました。
加えて、渡部おにぎり個人のR-1グランプリでの活躍や、2025年の所属事務所主催大会での優勝など、コンビと個人の両面で実績を重ねています。
金の国の主な活動・受賞歴一覧
| 時期 | 出来事・大会 | 実績・内容 |
|---|---|---|
| 2017年10月 | コンビ活動開始 | ワタナベコメディスクール25期の2人がデビュー |
| 2021年9月 | ツギクル芸人グランプリ2021 | 優勝 |
| 2021年10月 | マイナビ Laughter Night 第7回チャンピオンLIVE | 観客投票で優勝 |
| 2022年 | R-1グランプリ2022 | 渡部おにぎりが3位 |
| 2024年 | キングオブコント2024 | 準決勝進出 |
| 2025年6月15日 | ワタナベお笑いNo.1決定戦2025 | 初優勝 |
| 2026年11月 | 第4回単独ライブ「どどどど」 | 11月12日・13日に開催予定 |
2021年:ツギクル芸人グランプリで優勝
2021年9月18日に放送された「ツギクル芸人グランプリ2021」で、金の国は見事に優勝しました。
決勝のファイナルステージで披露したのは、朝のラッシュ時の駅を舞台にしたコントです。駅員と、上京したばかりで都会の朝に戸惑う学生のやり取りを描き、観客や審査員の印象に残る演技でグランプリを獲得しました。
当時の報道では、結成5年目の若手コンビとして紹介されています。若手芸人を発掘する大会での優勝は、金の国の名前を広く知らしめる大きなきっかけになりました。
2021年:マイナビ Laughter Night第7回チャンピオンLIVEも制覇
同年10月16日には、TBSラジオの若手芸人発掘番組「マイナビ Laughter Night」の第7回チャンピオンLIVEでも優勝しています。
この大会には、年間の月間チャンピオンなど11組が出場。最終的には観客投票によって金の国がグランドチャンピオンに選ばれました。
優勝特典はTBSラジオでの2時間冠特番への出演権です。単にテレビ向けのネタが評価されたのではなく、ライブ会場の観客からも支持されたことを示す実績です。
2022年:渡部おにぎりがR-1グランプリで3位
2022年には、渡部おにぎりがピン芸人として「R-1グランプリ2022」に出場し、3位に入りました。
ここで注意したいのは、この成績は金の国というコンビでの受賞ではなく、渡部個人のピン芸人としての実績だという点です。
コンビでのコント活動と並行して、個人でも賞レースで結果を残したことは、渡部の芸人としての表現力や対応力を示す経歴の一つです。
2025年:ワタナベお笑いNo.1決定戦で初優勝
2025年6月15日、金の国は「ABEMA presents ワタナベお笑いNo.1決定戦2025」で初優勝を果たしました。
同大会は、ワタナベエンターテインメントが2015年にスタートさせたお笑い大会です。公式説明によると、アマチュアやフリーの芸人も参加可能で、例年300組近くが参戦する規模の大会です。
2025年の決勝では、金の国は豆鉄砲やファイヤーサンダー、四千頭身などの実力派と競い合い、最終決戦に進出。初の優勝をつかみました。
この結果は、2021年の若手大会での躍進から数年を経て、再び大きなタイトルを獲得したことを意味します。所属事務所内の大会という枠組みだけでなく、長くネタを磨いてきた2人の現在地を示す出来事でした。
【ネタ・コントの魅力】金の国が評価される理由は演技力と感情表現
金の国の主戦場はコントです。特徴として挙げられるのが、設定の面白さだけに頼らず、登場人物の感情や表情、会話の温度差を丁寧に見せる演技です。
2021年の「めざましmedia」のインタビューで、渡部おにぎりは自分たちのコントについて、観客の感情に訴えるタイプの作品が多いと説明していました。
「僕らのコントはお客さんの感情に訴えるといった感じのコントが多い」
この発言から読み取れるのは、金の国が笑いの仕掛けだけでなく、観客が登場人物に感情移入できるかどうかも重視しているということです。
日常にありそうな状況から物語を広げる
金の国のコントでは、駅や学校、友人同士の会話など、観客が状況を想像しやすい舞台設定が印象に残ります。
例えば、ツギクル芸人グランプリ2021で披露した駅員と上京した学生のコントも、誰もが想像できる通勤時間帯の駅を舞台にしていました。
日常的な場面に登場人物の戸惑いや感情の変化を重ねることで、単なる会話のやり取りが物語として成立します。
2人の役割が固定されない掛け合い
金の国は、一般的な漫才コンビのようにボケとツッコミの役割を固定して見せるというより、コントごとに人物や役割が変化するタイプのコンビです。
TBSラジオのインタビューでも、桃沢はコントによってボケ・ツッコミなどの役割が異なることに触れています。
渡部の表情や声の大きさを生かした演技と、桃沢の言葉選びや状況設定への関心が組み合わさることで、ネタごとに違った人物関係を作り出せます。
ライブでこそ伝わる表情と間の面白さ
金の国の魅力を知るうえでは、映像でネタを見るだけでなく、ライブでの演技にも注目したいところです。
本人たちもインタビューで、観客の反応に合わせてフリの言い方を変えることがあると話しています。観客の笑いが起きるタイミングによって演技のテンポを調整する姿勢は、ライブを重視するコント師としての特徴です。
ネタの筋書きだけでは伝わりにくい細かな表情や間の取り方も、金の国を楽しむポイントになっています。
【2026年最新】第4回単独ライブ「どどどど」の開催情報
2026年11月現在、金の国の大きな注目イベントが第4回単独ライブ「どどどど」です。
ワタナベエンターテインメントの公式公演情報によると、会場は東京都渋谷区の渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホール。2日間にわたって開催されます。
「どどどど」の公演概要
- 公演名:金の国 第4回単独ライブ「どどどど」
- 開催日:2026年11月12日(木)、11月13日(金)
- 開場:19時00分
- 開演:19時30分
- 終演予定:21時00分頃
- 会場:渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール
- 前売料金:4,000円(全席指定)
チケットは10月17日から一般販売が開始されています。11月1日時点で公演日はまだ先ですが、実際の残席や販売状況は各プレイガイドで確認する必要があります。
今回の公演で注目したいのは、2025年のワタナベお笑いNo.1決定戦優勝を経た2人が、単独ライブという自分たちの表現を自由に見せられる場で、どのようなコントを披露するかという点です。
賞レースでは限られた時間の中で審査員や観客に印象を残す必要があります。一方、単独ライブではコンビ独自の世界観を複数のネタを通じて表現できます。金の国の演技力や構成力をじっくり楽しみたい人にとって、見逃せない公演です。
【ラジオ・YouTube】金の国のたまに壁どんと公式チャンネル
金の国の活動は舞台や賞レースだけではありません。音声コンテンツやYouTubeでも、2人の個性を楽しめます。
TBS Podcast「金の国のたまに壁どん」
「金の国のたまに壁どん」は、渡部おにぎりと桃沢健輔がパーソナリティを務める音声番組です。
もともとは2024年5月から「金の国玉転がしチャンネル」内で隔週金曜日21時に配信されていました。その後、2025年1月24日からTBS Podcastに移行し、毎週金曜日19時配信の番組として展開されています。
番組では、リスナーの日常で起きた出来事や、思わず壁を叩きたくなるような感情をテーマに、2人がトークを繰り広げます。
コントの中では演じる役柄が変わる2人ですが、ラジオでは本人たちの考え方や価値観の違いが見えやすくなります。TBSラジオの番組紹介でも、2人の考え方が異なることや、会話の中で意見が一致したり食い違ったりすることが聴きどころとして紹介されています。
2026年11月1日時点では、第86回の配信情報も確認できます。キングオブコント2026の準決勝や大会をめぐる話題など、その時期の出来事を2人が振り返る内容です。
2026年9月スタート「金の国のオオコガネムシ」
2026年には、ニコニコ生放送の「ニコニコバラエティ公式ラジオ」にも新番組が加わりました。
番組名は「金の国のオオコガネムシ」。ドワンゴの2026年9月14日付プレスリリースによると、初回放送は9月22日(火)22時です。
所属事務所の公式プロフィールにも毎週火曜日22時からの番組として掲載されています。
これまでのTBS Podcastと合わせると、金の国は週に複数回、音声メディアを通してファンと接点を持つ形になっています。ネタを披露する場とは違う、トークでの2人の掛け合いを楽しめるのが魅力です。
公式YouTube「金の国コント100」と金の国玉転がしチャンネル
金の国のコントを動画で楽しみたい場合は、公式YouTubeチャンネルもチェックしたいところです。
ワタナベエンターテインメントの現行プロフィールでは、公式YouTubeチャンネル名は「金の国コント100」と掲載されています。一方、2021年の公式お笑い動画の紹介では「金の国玉転がしチャンネル」という名称で案内されていました。
そのため、検索時に「金の国玉転がしチャンネル」と「金の国コント100」という異なる表記を見かけても、別のコンビや別人の活動と混同しないようにしたいところです。
チャンネルでは、金の国のコントを映像で楽しめます。短いネタから見始めれば、2人の演技の特徴やテンポをつかみやすく、ライブに足を運ぶ前の予習にも役立ちます。
【よくある誤解】金の国について知っておきたい事実
金の国について調べる際には、コンビとしての実績とメンバー個人の実績、過去の番組名と現在の配信先を分けて理解すると、情報を整理しやすくなります。
R-1グランプリ3位はコンビではなく渡部個人の成績
「R-1グランプリ2022」で3位になったのは渡部おにぎりです。金の国というコンビが3位になったわけではありません。R-1はピン芸人の大会であり、個人としての実績に分類されます。
ワタナベお笑いNo.1決定戦は全国規模の漫才日本一とは異なる
2025年の優勝は大きな実績ですが、大会の趣旨はワタナベエンターテインメントを中心としたお笑い大会です。M-1グランプリやキングオブコントのような全国規模の別大会とは、参加条件や競技の枠組みが異なります。
この違いを理解しておくと、金の国の受賞歴をより正確に把握できます。
コンビの活動と個人の活動は両方ある
渡部おにぎりはR-1グランプリへの出場や野球・料理に関する個人活動、桃沢健輔は創作や絵に関わる個性を持っています。しかし、2人の中心的な活動はあくまで金の国としてのコントです。
個人の出演情報だけでコンビが活動休止したと判断することはできません。2026年には単独ライブや複数のラジオ番組も予定・展開されており、コンビとしての活動が続いています。
【金の国芸人】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:金の国のメンバーは誰ですか?
A1:渡部おにぎりと桃沢健輔の2人です。ワタナベエンターテインメントに所属し、コントを中心に活動しています。
Q2:金の国はいつ結成されましたか?
A2:2017年に結成され、同年10月にデビューしました。2人はワタナベコメディスクール25期の同期です。
Q3:渡部おにぎりはR-1グランプリで何位でしたか?
A3:2022年大会で3位に入りました。これはコンビではなく、渡部おにぎり個人のピン芸人としての成績です。
Q4:金の国の2025年の受賞歴は何ですか?
A4:2025年6月15日に開催された「ワタナベお笑いNo.1決定戦2025」で初優勝しました。
Q5:2026年の単独ライブ「どどどど」はいつ開催されますか?
A5:2026年11月12日(木)と13日(金)の2日間です。会場は渋谷区文化総合センター大和田の伝承ホールで、開演は両日とも19時30分の予定です。
Q6:金の国のラジオ番組は何がありますか?
A6:TBS Podcast「金の国のたまに壁どん」が毎週金曜日19時に配信されています。また、2026年9月からはニコニコ生放送で「金の国のオオコガネムシ」も始まり、毎週火曜日22時に放送されています。
Q7:金の国のコントはどこで見られますか?
A7:ワタナベエンターテインメント公式プロフィールに掲載されているYouTubeチャンネル「金の国コント100」で楽しめます。ライブでのネタ披露も定期的に行われています。
まとめ:【プロの結論】金の国は受賞歴だけでは語れない実力派コントコンビ
金の国は、渡部おにぎりと桃沢健輔が2017年に結成したお笑いコンビです。2021年にはツギクル芸人グランプリとマイナビ Laughter Nightの2大会を制し、2022年には渡部個人がR-1グランプリで3位に入りました。そして2025年にはワタナベお笑いNo.1決定戦で初優勝を果たしています。
2026年11月現在は、第4回単独ライブ「どどどど」を控え、TBS Podcastやニコニコ生放送でも新たな活動を展開しています。
金の国を知るうえで大切なのは、賞レースの順位だけで評価しないことです。2人の持ち味は、演技力、人物描写、観客の感情を動かすコント、そしてトークで見せる異なる価値観にあります。
初めて金の国を見る人には、まず公式YouTubeでコントを視聴し、次に「金の国のたまに壁どん」で2人の素顔に触れ、機会があれば単独ライブで舞台上の表現を体感する順番がおすすめです。
2021年のブレイクから2025年の再躍進、そして2026年の新しいラジオ番組と単独ライブへ。金の国は、賞レースで証明してきた実力を土台に、コントとトークの両方で活動の幅を広げているコンビです。今後のキングオブコントなどの賞レースへの挑戦も含め、2人の次の展開に注目したいところです。