11月3日に行われた注目カードは、京都市のわかさスタジアム京都で開催された秋季近畿大会決勝だ。
京都国際(京都1位)と明石商(兵庫2位)が対戦し、京都国際が4-2で勝利。秋季近畿大会では初めての優勝となった。
京都国際-明石商のイニング別スコア
秋季近畿大会・決勝
2026年11月3日/わかさスタジアム京都京都国際
京都府代表・優勝4-2
明石商
兵庫県代表・準優勝
情報:日刊スポーツの試合速報
京都国際のバッテリー
末永桜雅、越沼優悟-川北健瑠
明石商のバッテリー
仲吉泰清-大塚弥
試合の流れを振り返る
試合は初回から動いた。
- 1回表: 京都国際が相手の送球ミスから先制。
- 1回裏: 明石商は4番・大塚弥の右前適時打で1-1に追いつく。
- 4回表: 京都国際の川北健瑠が中前適時打を放ち、2-1と勝ち越す。
- 6回: 京都国際は先発の末永から越沼へ継投。
- 9回表: 大嶋健生の中前2点適時打で4-1とリードを広げる。
- 9回裏: 明石商も代打・中井の適時二塁打で1点を返すが、京都国際が逃げ切った。
特に試合を決定づけたのは9回表だ。終盤まで1点差の緊張感が続いたなか、京都国際が2死二、三塁から大嶋の一打で貴重な追加点を奪った。
明石商も最終回に反撃したが、京都国際の投手陣が最後までリードを守り切った。
【優勝の立役者】京都国際の投手リレーと明石商の粘り
今回の決勝を分析するうえで注目したいのが、京都国際の投手起用だ。
1年生左腕・末永桜雅が先発で試合をつくる
京都国際の先発を任されたのは、1年生左腕の末永桜雅投手。
日刊スポーツの試合後の報道によると、末永は5回を投げて1安打1失点。初回に同点打を浴びたものの、2回以降は立ち直り、明石商の攻撃を抑えた。
この日の最速は145キロ。状況に応じて直球の球速に変化をつけながら、相手打線に対応した点も評価できる。
1年生投手が近畿大会の決勝で先発を任され、5回まで試合をつくったことは、京都国際にとって大きな収穫だ。
越沼優悟がリリーフで優勝を引き寄せる
6回から登板したのは、2年生右腕の越沼優悟投手。
越沼は決勝前まで今大会19回1/3を無失点で投げていた。決勝では9回に失点したものの、最後の打者を空振り三振に仕留めた。
高校野球ドットコムによれば、越沼は大会通算23回1/3を投げて1失点。決勝でも強打の明石商を相手に粘り強い投球を披露した。
明石商も決勝までに強豪を撃破
準優勝の明石商も、決して簡単に決勝へ進んだわけではない。
特に注目されたのは準々決勝と準決勝の戦いだ。
- 準々決勝:大阪桐蔭に8-5で勝利
- 準決勝:智弁学園に5-4で勝利
- 決勝:京都国際に2-4で敗戦
2026年春のセンバツで優勝した大阪桐蔭、準優勝した智弁学園を続けて破ったことは、明石商の実力を示す結果だった。
決勝でも初回に追いつき、最終回に反撃。最後まで試合を諦めない姿勢を見せた。
【2026年秋季高校野球】9地区の優勝校・準優勝校一覧
11月3日の京都国際の優勝によって、秋季地区大会は全国10地区のうち9地区が終了した。
残るのは東京都大会のみ。各地区の優勝校と準優勝校を整理すると、次のとおりだ。
| 地区 | 優勝校 | 準優勝校 |
|---|---|---|
| 北海道 | 北海 | とわの森三愛 |
| 東北 | 仙台育英 | 青森山田 |
| 関東 | 横浜 | 健大高崎 |
| 北信越 | 帝京長岡 | 金沢 |
| 東海 | 常葉大菊川 | 日大三島 |
| 近畿 | 京都国際 | 明石商 |
| 中国 | 創志学園 | 倉敷商 |
| 四国 | 明徳義塾 | 高知 |
| 九州 | 鹿児島城西 | 祐誠 |
| 東京 | 決勝前 | 決勝前 |
地区別の注目ポイント
北海道:北海
北海道大会を制した北海が優勝。準優勝はとわの森三愛となった。
東北:仙台育英
仙台育英が東北の頂点に立ち、青森山田が準優勝。八戸学院光星と鶴岡東も4強入りを果たした。
関東:横浜
横浜が優勝し、健大高崎が準優勝。慶応と帝京三もベスト4に進出した。
北信越:帝京長岡
新潟の帝京長岡が優勝。石川の金沢が準優勝となった。
東海:常葉大菊川
静岡の常葉大菊川が優勝し、同じく静岡の日大三島が準優勝。東海地区では静岡勢が上位を占めた。
近畿:京都国際
京都国際が初優勝。明石商、智弁学園、報徳学園も4強入りを果たした。
中国:創志学園
岡山の創志学園が優勝し、倉敷商も準優勝。岡山勢が決勝を争った。
四国:明徳義塾
高知の明徳義塾が優勝。高知が準優勝となり、県勢が上位を占めた。
九州:鹿児島城西
鹿児島城西が優勝し、祐誠が準優勝。創成館と沖縄尚学もベスト4に入った。
この9地区の結果は、単純な優勝校一覧ではない。各地区の代表校がどこまで勝ち上がったかを把握することで、来春のセンバツに向けた勢力図が見えてくる。
【秋季東京都大会2026】決勝は二松学舎大付対岩倉
全国の秋季地区大会で、11月4日時点で残っているのが東京都大会だ。
決勝に進出したのは、二松学舎大付と岩倉の2校。
両校は11月1日の準決勝を勝ち抜き、最後の優勝校を決める一戦に進んだ。
東京都大会の準決勝結果
| 対戦 | 結果 |
|---|---|
| 岩倉-日大二 | 岩倉が3-1で勝利 |
| 二松学舎大付-東海大菅生 | 二松学舎大付が2-1で勝利 |
決勝の日程と注目点
2026年度秋季東京都高等学校野球大会・決勝11月5日(木)16:00
明治神宮野球場・開始予定時刻
二松学舎大付
岩倉
両校の勝者が東京都大会優勝校となる。
11月4日付の明治神宮野球場の公式案内では、決勝は11月5日16時開始予定となっている。
この試合は秋季東京都大会の優勝校を決めるだけでなく、2027年センバツに向けた関東・東京の代表校選考にも関わる重要な一戦だ。
なお、日程は天候などによって変更される可能性があるため、試合当日は東京都高野連の公式発表も確認したい。
【2027年センバツへの影響】近畿6枠と明治神宮大会の行方
秋季高校野球の結果を追う読者が最も気になるのは、来春のセンバツ出場校だろう。
秋季地区大会は、新チームの実力を判断する重要な資料となる。今回の近畿大会で京都国際が優勝したことは、同校の評価を高める結果となった。
近畿地区の一般選考枠は6校
2027年春の第99回選抜高校野球大会における近畿地区の一般選考枠は6校。
近畿大会のベスト4は次の4校だ。
- 京都国際(京都1位)
- 明石商(兵庫2位)
- 智弁学園(奈良2位)
- 報徳学園(兵庫1位)
この4校は準々決勝を突破した時点で、センバツ出場に向けて有利な立場に立ったと報じられている。
一方、準々決勝で敗れた大阪桐蔭、智弁和歌山、八幡商、彦根総合なども選考上の比較対象となる。
ただし、地区の出場枠が6校だからといって、大会順位だけで機械的に6校が決まるわけではない。選考委員会による総合的な判断が必要だ。
京都国際は明治神宮大会への出場も決定
今回の優勝によって、京都国際は近畿代表として明治神宮大会への出場権を獲得した。
第57回明治神宮野球大会・高校の部11月19日開幕
会場:明治神宮野球場
京都国際の初戦
11月21日・第2試合
創志学園と北海の勝者と対戦予定。
高校野球ドットコムの大会報道による。
明治神宮大会は全国の秋季地区大会優勝校が集まる大会だ。
加えて、明治神宮大会の高校の部で優勝した地区には、翌春のセンバツで神宮大会枠が追加される仕組みがある。
京都国際が近畿代表として全国大会でも優勝すれば、近畿地区のセンバツ出場枠がさらに1校増える可能性がある。
つまり、京都国際の戦いは自校の甲子園出場だけでなく、近畿地区全体の出場機会にも影響する。
2027年センバツの今後の日程
日本高等学校野球連盟が公表している第99回選抜高校野球大会の日程は以下のとおり。
| 項目 | 日程 |
|---|---|
| 出場校選考委員会 | 2027年1月29日 |
| 組み合わせ抽選会 | 2027年3月5日 |
| 大会開幕 | 2027年3月19日 |
| 開催場所 | 阪神甲子園球場 |
大会は休養日を含めて13日間の予定で、雨天順延などによって日程が変わる場合がある。
【高校野球結果昨日】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年11月3日の高校野球の決勝結果は?
A1:秋季近畿大会決勝で京都国際が明石商に4-2で勝利しました。京都国際は秋季近畿大会初優勝を達成しています。
Q2:京都国際は明治神宮大会に出場する?
A2:出場します。近畿大会優勝によって近畿代表となり、11月19日開幕の明治神宮大会に出場します。
Q3:2026年秋季地区大会の優勝校はすべて決まった?
A3:11月4日時点では、10地区のうち9地区で優勝校が決定しています。東京都大会だけが残っており、二松学舎大付と岩倉が決勝を戦う予定です。
Q4:明石商はセンバツに出場できる?
A4:近畿大会準優勝の実績があり、センバツ出場に向けて有力な位置にいます。ただし、正式な出場校決定は2027年1月29日の選考委員会で行われます。
Q5:2027年センバツの近畿地区の出場枠は何校?
A5:一般選考枠は6校です。近畿代表の京都国際が明治神宮大会で優勝すれば、神宮大会枠によって追加される可能性があります。
まとめ:11月3日は京都国際が近畿制覇、次は明治神宮大会へ
2026年11月3日の高校野球で最大のニュースは、京都国際が明石商を4-2で下し、秋季近畿大会初優勝を果たしたことだ。
末永桜雅の先発投球、越沼優悟のリリーフ、そして9回の大嶋健生による2点適時打。投打がかみ合った京都国際の勝利だった。
秋季地区大会は9地区が終了し、残るは東京都大会のみ。二松学舎大付と岩倉の決勝にも注目が集まる。
今後の高校野球を追いかけるなら、次の3点を押さえておきたい。
1. 11月5日: 秋季東京都大会決勝の結果と優勝校。
2. 11月19日以降: 京都国際が出場する明治神宮大会の戦い。
3. 2027年1月29日: 第99回センバツの出場校発表。
秋季大会の優勝だけで春の甲子園出場がすべて決まるわけではない。地区大会の勝ち上がり、対戦相手、試合内容、そして明治神宮大会の結果まで追うことで、2027年センバツの勢力図をより正確に把握できる。