2026年10月31日時点で、STVVの公式チームメンバーに掲載されている日本人選手は次の8人だ。
ポジションを見ると、GK1人、DF3人、MF3人、FW1人という構成になっている。守備陣から攻撃陣まで日本人選手がそろっている点が、今季の大きな特徴だ。
1. 小久保玲央ブライアン(GK)
背番号16・GK/2001年1月23日生まれ
小久保玲央ブライアンは、STVVのゴールを守る日本人GKだ。
千葉県出身で、2020年にポルトガルの名門SLベンフィカBへ加入。その後、ベンフィカのトップチームでも経験を積み、2024年7月にSTVVへ完全移籍した。
身長193cmの恵まれた体格に加え、シュートストップや身体能力を生かしたプレーが持ち味。欧州での実戦経験を積み重ねてきた選手である。
2026年9月17日には、日本サッカー協会が発表したSAMURAI BLUEのメンバーにも選出された。ウルグアイ、ベネズエラ、エクアドルなどとの国際試合に向けた招集であり、STVVでの経験が日本代表でも評価されていることを示す動きだ。
日本人GKが欧州でポジションを争うこと自体が貴重な経験であり、今季も特に注目したい選手の一人だ。
2. 谷口彰悟(DF)
背番号5・DF/1991年7月15日生まれ
谷口彰悟は、現所属日本人選手の中でも経験豊富なディフェンダーだ。
2014年から2022年まで川崎フロンターレでプレーし、その後カタール1部のアル・ラーヤンSCへ移籍。2024年7月にSTVVへ加入した。
長年のJリーグ経験に加え、日本代表としてワールドカップを経験した実績も持つ。守備の統率、ポジショニング、後方からのビルドアップなど、若手選手にはない経験値が強みだ。
2026年7月28日にはSTVVとの再契約が発表された。クラブCEOの立石敬之氏も、谷口をチームのキャプテンとして位置づけ、再加入を歓迎している。
高井幸大との関係も見逃せない。両選手は川崎フロンターレと日本代表で一緒にプレーした経験があり、ベルギーでもセンターバック同士の連係が期待される。
3. 高井幸大(DF)
背番号4・DF/2004年9月4日生まれ
高井幸大は、2026-27シーズンの新たな注目株だ。
川崎フロンターレで育ち、2025年にイングランドのトッテナム・ホットスパーFCへ移籍。2026年にはボルシアMGへの期限付き移籍も経験している。
その後、2026年9月1日にトッテナムからSTVVへ期限付き移籍することが発表された。
センターバックとしての高さや対人能力だけでなく、左右両足を使ったビルドアップも評価されている。
加入発表では、高井本人がSTVVのサッカースタイルに魅力を感じたことや、谷口との過去の共闘経験について説明している。
特に注目すべきなのは、プレミアリーグのクラブに所属する若手選手がベルギーで実戦経験を積むというキャリアの形だ。STVVが日本国内からの移籍先だけでなく、欧州の別クラブから若手を受け入れる環境にもなっていることが分かる。
4. 畑大雅(DF)
背番号3・DF/2002年1月20日生まれ
畑大雅は、湘南ベルマーレから2025年7月に完全移籍で加入した左サイドバックだ。
湘南では6シーズン目を迎えており、STVV加入発表時点で公式戦通算149試合に出場。4ゴール13アシストを記録していた。
持ち味は、サイドでの運動量と縦への推進力。守備だけでなく、攻撃時にも積極的に前へ出られるタイプだ。
ベルギーリーグではフィジカルの強さや切り替えの速さが求められるため、Jリーグで培った経験をどこまで発揮できるかがポイントになる。
2025年から在籍しているため、2026-27シーズンは欧州での経験をさらに積み上げる重要な時期だ。
5. 石渡ネルソン(MF)
背番号18・MF/2005年5月10日生まれ
石渡ネルソンは、2026年7月17日にセレッソ大阪から完全移籍で加入した若手MFだ。
セレッソ大阪で育ち、2024年には愛媛FC、2025年にはいわきFCへの期限付き移籍を経験。複数のクラブで実戦経験を重ねた後、欧州挑戦を決断した。
身長185cmの体格を生かしたボール奪取やデュエルの強さが特徴。STVVの立石CEOは、中盤の複数ポジションをこなせることや、攻守両面での運動量を評価している。
若手選手にとって、ベルギー1部でのプレーは大きな成長機会になる。石渡にとって今季は、国内で積み重ねた経験を欧州の舞台で証明するシーズンだ。
6. 松澤海斗(MF)
背番号38・MF/2001年2月5日生まれ
松澤海斗は、2025年6月28日にV・ファーレン長崎から完全移籍で加入したMFだ。
長崎では公式戦通算73試合に出場し、5ゴール8アシストを記録。特にドリブルによる局面打開力が評価されていた。
STVV加入時には、海外移籍が長年の目標だったことを明かし、自身の特徴であるドリブルからチャンスを演出したいという意欲を示している。
ベルギーでは、相手のフィジカルに対応しながら個人技を発揮する必要がある。松澤がどれだけ攻撃の起点になれるかは、チームの得点力にも関わるポイントだ。
7. 荒木遼太郎(MF)
背番号71・MF/2002年1月29日生まれ
荒木遼太郎は、2026年7月20日に鹿島アントラーズから完全移籍で加入した攻撃的MFだ。
2020年から2023年まで鹿島でプレーし、2024年にはFC東京へ期限付き移籍。その後、鹿島に復帰して2026年7月までプレーした。
視野の広さ、ドリブル、ラストパス、得点力を兼ね備えた攻撃的な選手で、相手の守備ラインの間でボールを受けてチャンスを作るプレーが特徴だ。
STVVのCEOも、攻撃的なポジションを幅広く動きながらチャンスを演出できる点を評価している。
Jリーグで培った攻撃センスを欧州のサッカーに適応させられるか。今後のキャリアを考えるうえでも重要な挑戦になる。
8. 新川志音(FW)
背番号99・FW/2007年8月6日生まれ
新川志音は、2026年1月16日にサガン鳥栖から完全移籍で加入した若手フォワードだ。
2007年生まれで、2026年10月時点では19歳。今回紹介する8人の中でも特に若い世代に属する。
STVVの公式発表では、身体能力、スピード、シュート技術、積極的にゴールを狙う姿勢が評価されている。
Jリーグで経験を積んだ若手が、比較的早い段階で欧州へ移籍するキャリアモデルを象徴する選手でもある。
トップチームでの出場機会を増やし、ベルギーのサッカーに適応できるかが今後の焦点だ。
【8選手の比較】ポジション・加入年・移籍経緯を一覧で整理
ここまで紹介した8人を、公式チーム情報と加入発表に基づいて整理すると次のようになる。
出典:STVV公式チームメンバー、各選手の加入発表。ポジションは公式登録上の表記。
この一覧から分かるのは、8人全員が同じルートで欧州に渡ったわけではないことだ。
ベンフィカで経験を積んだ小久保、カタールを経由した谷口、プレミアリーグのクラブを経由した高井、Jリーグで実績を残して移籍した畑や松澤など、キャリアの背景は大きく異なる。
また、完全移籍と期限付き移籍の違いも重要だ。期限付き移籍の場合は、所属元クラブとの契約関係が残るため、選手の将来の進路にも影響する。
【2026-27シーズンの現状】日本人選手の活躍とSTVVの欧州挑戦
2026-27シーズンのSTVVは、ベルギー国内リーグだけでなく、UEFAカンファレンスリーグにも挑戦している。
これは日本人選手にとっても重要な舞台だ。国内リーグとは異なる国のクラブと対戦することで、プレーの幅や国際経験を広げられるからだ。
リーグ戦では苦しい試合も経験
2026年10月26日のクラブ・ブルージュ戦では、STVVは2対3で敗れた。
日本公式サイトの順位表示では、10月31日時点で13位、勝ち点8。シーズン序盤は厳しい状況にある。
一方、10月16日のUEFAカンファレンスリーグではイベリア1999トビリシに2対0で勝利し、10月23日にはFCミッティランにも1対0で勝利した。
国内リーグと欧州大会で異なる結果が出ていることは、チームの現在地を考えるうえで興味深い。
小久保の日本代表選出も大きなニュース
2026年9月、小久保玲央ブライアンが日本代表メンバーに選出された。
クラブでプレーするだけでなく、代表チームでも評価されることは、STVVにとっても大きな意味を持つ。
若い選手が欧州のクラブで経験を積み、その経験を日本代表に還元する。この循環は、クラブが目指してきた方向性とも重なる。
ただし、所属していることと試合に出場していることは別問題だ。公式チームメンバーに掲載されている8人が、毎試合全員出場するわけではない。
実際の評価では、登録メンバーだけでなく、先発出場、途中出場、出場時間、継続的な起用状況まで見る必要がある。
【歴代日本人選手】冨安健洋・遠藤航・鎌田大地らが築いた実績
STVVが日本人選手の欧州挑戦先として認知されるようになった背景には、過去に所属した選手たちの実績がある。
特に2018年前後に所属した選手たちは、現在のSTVVのブランドを形成するうえで大きな存在だった。
初期の代表的な日本人選手
2017年11月、DMM.comがSTVVの経営権を取得した。その後、2018年には日本人選手の獲得が進み、欧州での挑戦を支えるクラブとしての方向性が明確になっていった。
代表的な歴代所属選手には、次のような名前がある。
- 小野裕二
- 冨安健洋
- 遠藤航
- 鎌田大地
- 関根貴大
- 小池裕太
- 鈴木優磨
- 伊藤達哉
- シュミット・ダニエル
- 松原后
- 中村敬斗
- 橋岡大樹
- 林大地
- 原大智
- 香川真司
- 岡崎慎司
- 伊藤涼太郎
- 小川諒也
- 山本理仁
- 藤田譲瑠チマ
- 鈴木彩艶
このほかにも日本人選手が在籍しており、STVVは長年にわたって多くの選手を受け入れてきた。
冨安健洋:STVVからセリエAへ
代表的な移籍先:ボローニャ
冨安健洋は、STVVでの経験を経てイタリアのボローニャへ完全移籍した代表的な選手だ。
2019年7月に移籍が発表され、冨安本人もSTVVで過ごした1年半を自身のキャリアにおける大きな転機として振り返っている。
その後、アーセナルなど欧州の強豪クラブでプレーするキャリアへとつながった。
STVVで実戦経験を積み、さらに上のリーグへ挑戦するという流れを示した選手である。
遠藤航:シュトゥットガルトを経てリバプールへ
代表的な移籍先:VfBシュトゥットガルト、リバプール
遠藤航は2018年に浦和レッズからSTVVへ完全移籍した。
その後、ドイツのシュトゥットガルトへ期限付き移籍し、2020年4月には完全移籍に移行した。
ドイツで実績を積み重ね、さらにリバプールへ移籍したキャリアは、STVVが欧州の上位クラブへ進むための中継地点になり得ることを示している。
遠藤の成功は、現在の若手選手にとっても一つの目標になる。
鎌田大地:ドイツからベルギーを経由した挑戦
代表的な所属先:フランクフルト
鎌田大地は、フランクフルトから期限付き移籍でSTVVに加入した。
ベルギーでプレーした後、フランクフルトに復帰し、ドイツでのキャリアを発展させた。
冨安や遠藤と異なり、所属元からの期限付き移籍という形だった点も興味深い。
この3人の事例から分かるのは、STVVへの加入が必ずしも同じ契約形態やキャリア形成につながるわけではないということだ。
現在の8人と歴代選手の違い
歴代選手と2026-27シーズンの所属選手を比べると、次のような変化が見える。
- 初期の選手: 冨安、遠藤、鎌田など、欧州での実績を積み上げてステップアップした選手が象徴的。
- 中堅・経験者: 谷口のように、日本代表や海外リーグで経験を積んでから加入する選手もいる。
- 現在の若手: 石渡、新川、高井など、欧州での経験をこれから積み上げる段階の選手が所属する。
つまり、STVVは単純に日本人の有名選手を集めるクラブから、異なるキャリア段階の選手を受け入れるクラブへと役割を広げている。
【なぜ日本人選手が多い?】DMMの経営戦略と欧州移籍の仕組み
シント=トロイデンに日本人選手が多い理由は、単なる偶然ではない。
その背景には、クラブの経営方針、日本とベルギーのサッカー界をつなぐネットワーク、選手育成を重視するビジネスモデルがある。
理由1:DMM.comが経営権を取得したこと
STVVは1924年に創立されたベルギーのクラブだ。
2017年11月、合同会社DMM.comが経営権を取得。2018年には元FC東京GMの立石敬之氏がCEOに就任した。
立石氏は、日本の選手が欧州で経験を積むための環境を整えることを経営構想の一つとして掲げてきた。
2026年3月の朝日新聞系メディアのインタビューでも、立石氏は日本人選手が欧州へ挑戦するための中継地点としてのSTVVの役割や、クラブ買収後の経営について説明している。
つまり、日本人選手が多いのは、クラブの経営体制そのものに日本との接点があるためだ。
理由2:日本人選手を評価できるスカウト体制
欧州クラブが日本人選手を獲得する場合、選手の能力だけでなく、日本のサッカー環境や育成システムへの理解も必要になる。
STVVは日本企業の経営参加によって、日本国内のクラブや関係者とのネットワークを構築しやすい立場にある。
実際、現在の所属選手を見ると、鹿島アントラーズ、湘南ベルマーレ、セレッソ大阪、V・ファーレン長崎、サガン鳥栖など、さまざまなJリーグクラブから選手を獲得している。
この幅広い獲得経路は、特定のクラブだけに依存しないスカウティングの存在をうかがわせる。
理由3:ベルギーリーグが欧州挑戦の足場になる
ベルギー1部リーグは、イングランド、スペイン、ドイツなどの主要リーグへ進む前段階として選手が経験を積む場にもなっている。
ベルギーでは、欧州各国のクラブと対戦する機会があり、異なるサッカー文化やフィジカル面への適応が求められる。
その経験は、選手が次の移籍先を検討する際にも評価材料になる。
実際に冨安、遠藤、鎌田などが異なる形で次のキャリアへ進んでいることは、STVVが欧州での経験を積む場所として機能してきた証拠だ。
理由4:日本人選手の生活・文化面を支えるスタッフ
海外移籍で意外に大きな壁になるのが、言語や生活習慣、チーム内でのコミュニケーションだ。
STVVでは、日本人スタッフが選手の適応を支える体制も築いている。
2026年4月に公開されたクラブのコーチインタビューでは、スタッフが若手選手の個別トレーニングを行うほか、日本人選手が言葉や文化、サッカーの見方に適応できるようサポートしていることが紹介された。
こうした環境があれば、初めて欧州へ渡る若手選手にとっても挑戦のハードルを下げられる。
ただし、生活面のサポートと試合出場の保証は別の話だ。ピッチ上では、国籍に関係なく競争がある。
理由5:クラブ経営と選手の移籍を両立させる仕組み
STVVの特徴は、選手の育成だけでなく、クラブ経営も視野に入れている点だ。
2026年3月のインタビューでは、立石CEOが日本から獲得した選手の成長と移籍金をクラブ運営につなげる仕組みについて語っている。
選手が成長して他クラブへ移籍すれば、本人は次の舞台へ進み、クラブは移籍金などを通じて経営基盤を強化できる。
これは選手とクラブの双方に利益が生まれる可能性のある仕組みだ。
一方で、移籍が成功するかどうかは選手の実力や出場機会、契約条件、他クラブの評価などによって変わる。すべての選手が冨安や遠藤のようなキャリアを歩めるわけではない。
【プロの結論】STVVは日本人選手にとってどんなクラブなのか
STVVの価値を考える際、単純に日本人選手の人数だけを見るのは十分ではない。
本当に注目すべきなのは、選手がどのような目的で加入し、どの程度成長し、次のキャリアにつなげられるかという点だ。
欧州挑戦を考える選手にとってのメリット
STVVの環境には、次のような利点がある。
- 欧州1部リーグで実戦経験を積める。
- 日本人選手やスタッフとの接点があり、環境に適応しやすい。
- 異なる国籍の選手と競争できる。
- UEFA主催大会に出場する機会がある。
- 他の欧州クラブから評価される可能性がある。
特に初めて海外に挑戦する若手選手にとって、国内クラブから直接移籍する場合とは異なるサポート環境が期待できる。
一方で、注意したいポイント
STVVに加入すれば、必ず出場機会が増えるわけではない。
同じ日本人選手が複数所属しているため、ポジションによってはチーム内競争が激しくなる。
また、期限付き移籍の場合は所属元クラブとの契約関係も考慮しなければならない。
選手のキャリアを評価するときは、次の3点を確認したい。
1. 出場機会: 登録メンバーに入っているだけでなく、先発や途中出場を継続できているか。
2. 成長の内容: 得点やアシストだけでなく、守備力、判断力、フィジカル面が向上しているか。
3. 次の進路: 完全移籍なのか期限付き移籍なのか、契約終了後にどのような選択肢があるのか。
この3つを見れば、単に海外クラブに所属しているという肩書き以上の評価ができる。
STVVは日本人選手にとって重要な欧州挑戦の舞台だが、最終的にキャリアを切り開くのは選手自身の実力と継続的な競争力である。
【シント=トロイデン日本人選手】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026-27シーズンのシント=トロイデンには日本人選手が何人いる?
A1:2026年10月31日時点の公式チームメンバーでは8人。小久保玲央ブライアン、谷口彰悟、高井幸大、畑大雅、石渡ネルソン、松澤海斗、荒木遼太郎、新川志音が所属している。
Q2:シント=トロイデンに日本人選手が多いのはなぜ?
A2:2017年にDMM.comが経営権を取得し、日本人選手の欧州挑戦を支援する方針を打ち出してきたため。日本国内とのスカウトネットワークや、日本人スタッフによるサポート体制も背景にある。
Q3:シント=トロイデンからステップアップした代表的な選手は?
A3:冨安健洋、遠藤航、鎌田大地などが代表例。STVVで欧州の実戦経験を積み、その後ボローニャやシュトゥットガルト、フランクフルトなど次の舞台へ進んだ。
まとめ:2026-27年も日本人選手の欧州挑戦を支えるSTVV
2026-27シーズンのシント=トロイデンVVには、小久保玲央ブライアン、谷口彰悟、高井幸大、畑大雅、石渡ネルソン、松澤海斗、荒木遼太郎、新川志音の8人が所属している。
GKからFWまで日本人選手がそろい、経験豊富な選手と若手選手が同じチームでプレーする構成になった。
歴代の冨安健洋、遠藤航、鎌田大地らが築いた実績は、STVVの知名度を高める大きな要因となっている。
加えて、DMM.comの経営参画、日本国内のスカウトネットワーク、ベルギーリーグでの実戦経験、日本人スタッフによるサポートが、現在のクラブの特徴を形作っている。
今後の注目要点は、若手の高井、石渡、新川がどこまで出場機会を増やせるか、そして小久保や谷口ら経験者がチームをどのように支えるかだ。
STVVは、日本人選手を欧州へ送り出すだけのクラブではない。日本と欧州のサッカーをつなぎ、選手が次のキャリアへ進むための可能性を生み出すクラブでもある。
2026-27シーズンの成績と選手個々の成長を追うことで、その役割がどこまで広がっていくのかが見えてくる。