松本まりかは、2000年にNHKドラマ『六番目の小夜子』でデビューし、ドラマ、映画、舞台、アニメ、ゲームと幅広いジャンルで活躍してきた日本の女優・声優です。1984年9月12日生まれ、東京都出身。2018年の『ホリデイラブ』で強烈な存在感を示し、その後は主演女優としても活躍の場を広げています。
2026年10月31日現在、注目されているのは、テレビ東京の主演ドラマ『元科捜研の主婦』、高橋メアリージュンとのダブル主演作『エミリとマリア』、そして10月30日に公開された映画『見上げてごらん』です。所属事務所は2024年1月1日から研音。26年にわたるキャリアを振り返ると、松本まりかの魅力は、特徴的な声だけでなく、役柄によって印象を大きく変える表現力にあります。
【松本まりかはどんな女優?プロフィールと2026年現在の活動】

松本まりかは、繊細な感情表現と印象に残る声を武器に、幅広い役柄を演じてきた実力派女優です。恋愛ドラマの複雑な女性から、家庭を支える母親、ミステリー作品の主人公まで、作品ごとに異なる人物像を作り上げています。
所属事務所である研音の公式プロフィールに掲載されている基本情報は次のとおりです。
- 名前:松本まりか
- 生年月日:1984年9月12日
- 年齢:42歳(2026年10月31日現在)
- 出身地:東京都
- 身長:160cm
- 血液型:B型
- 職業:女優・声優
- デビュー:2000年
- デビュー作品:NHK『六番目の小夜子』
- 所属事務所:研音
女優としての特徴は声と感情表現の幅
松本まりかの演技を語るうえで外せないのが、独特の声質と、表情や声のトーンを使い分ける表現力です。かわいらしさや親しみやすさを感じさせる一方、役によっては不安、嫉妬、怒り、執着といった複雑な感情を前面に押し出します。
特に恋愛サスペンスでは、登場人物の表面的な言葉と内面にある感情との違いを表現することが、作品の緊張感につながっています。『ホリデイラブ』で印象を残したのも、単純な善悪では割り切れない人物像を演じたことが大きな要因です。
一方、2026年の『元科捜研の主婦』では科学的な知識を持つ母親、『エミリとマリア』では自由奔放な女性を演じています。特定のイメージに固定されず、作品のジャンルに合わせて表現を変えられることが、現在の出演作の幅につながっています。
【松本まりかの経歴・年表】2000年デビューから現在まで
松本まりかの芸能活動は2000年に始まりました。長い下積みを経て、2018年の『ホリデイラブ』で広く注目され、その後は主演作品が続くようになります。
2008年のタレントデータバンクのインタビューでは、中学2年生の頃、友人と原宿に買い物に出かけた際にスカウトされたことが芸能界入りのきっかけだったと紹介されています。最初の出演作品である『六番目の小夜子』で演技に触れ、本格的に女優を目指すようになった経緯も語られています。
主な出演作品とキャリアの転換点
| 時期 | 作品・出来事 | 役柄・キャリア上の意味 |
|---|---|---|
| 2000年 | 六番目の小夜子 | 花宮雅子役。女優デビュー |
| 2001年〜 | FINAL FANTASY X | リュック役。ゲーム声優としても活動 |
| 2004年 | 蒼穹のファフナー | 遠見真矢役。アニメ声優として出演 |
| 2018年 | ホリデイラブ | 井筒里奈役。知名度を高める転機 |
| 2019年 | 奪い愛、夏 | 空野杏役。奪い愛シリーズに出演 |
| 2021年 | それでも愛を誓いますか? | 純須純役。主演を務める |
| 2024年1月 | 研音に所属 | 新たな所属環境で活動を開始 |
| 2025年7月〜9月 | 奪い愛、真夏 | 海野真夏役。シリーズ最新作で主演 |
| 2026年1月〜3月 | 元科捜研の主婦 | 吉岡詩織役。主演 |
| 2026年6月〜7月 | エミリとマリア | エミリ役。高橋メアリージュンとW主演 |
| 2026年10月30日 | 見上げてごらん | 土屋莉花役。映画出演 |
2000年『六番目の小夜子』で女優デビュー
松本まりかの最初の大きなキャリアの節目は、NHK教育テレビのドラマ『六番目の小夜子』です。2000年に放送された同作で花宮雅子を演じました。
デビュー当時はまだ中学生。高校受験と撮影時期が重なるなかで初めてのドラマ現場を経験したことが、後年のインタビューでも振り返られています。
この時期から、テレビドラマだけでなくゲームやアニメの声の仕事にも携わるようになりました。女優と声優の両方の経験を積み重ねたことは、現在の表現力を考えるうえでも要点です。
2018年『ホリデイラブ』が大きな転機に
長い芸能活動のなかで、広く一般の視聴者に名前を知られるきっかけになった作品が、2018年のテレビ朝日系ドラマ『ホリデイラブ』です。
仲里依紗主演の夫婦サスペンスで、松本まりかは井筒里奈を演じました。夫婦関係を揺るがす人物として物語に深く関わり、視聴者の印象に残る演技を披露しました。
テレビ朝日が2025年の『奪い愛、真夏』の作品紹介で、同作を松本まりかのブレイクのきっかけとなった作品として紹介していることからも、このドラマがキャリア上の重要な転換点だったことが分かります。
【松本まりかの代表作】ホリデイラブから奪い愛シリーズまで
松本まりかの代表作には、恋愛サスペンス、社会派ドラマ、コメディー、ミステリーなど、異なるジャンルの作品が並びます。特に2018年以降は、印象的な脇役から主演へと活躍の範囲を広げてきました。
『ホリデイラブ』井筒里奈役
2018年1月から3月までテレビ朝日系で放送された『ホリデイラブ』は、夫婦の恋愛サスペンスを描いた作品です。
松本まりかが演じた井筒里奈は、物語の夫婦関係に大きな影響を及ぼす人物。視聴者に強い印象を残す役柄で、彼女の名前が広く知られるきっかけとなりました。
この作品で注目したいのは、単に悪役として人物を演じるのではなく、人物の感情や欲望が複雑に絡み合う様子を表現している点です。視聴者の感情を揺さぶる演技が、その後の恋愛サスペンス作品への出演にもつながりました。
『奪い愛』シリーズで見せた多面的な演技
松本まりかと『奪い愛』シリーズの関係も、代表的なキャリアの一つです。
2019年のABEMA作品『奪い愛、夏』では空野杏、2021年の『奪い愛、高校教師』では十仲華子を演じています。そして2025年には、テレビ朝日系『奪い愛、真夏』で主演の海野真夏を務めました。
『奪い愛、真夏』は、スクープ記者の仕事に疑問を感じた主人公が、時計メーカーのPR担当に転職し、新たな恋愛関係に巻き込まれていく物語です。安田顕と共演し、鈴木おさむが脚本を担当しました。
2025年7月から9月まで放送されたこの作品では、恋愛への期待と葛藤を抱える主人公の複雑な感情が中心に描かれています。
2024年は主演作が続き、活動の幅が拡大
2024年には『ミス・ターゲット』で朝倉すみれ役、『夫の家庭を壊すまで』で如月みのり役を務め、主演女優としての存在感を強めました。
また、テレビ朝日系のドラマ『ブラック・ジャック』にも六実えみ子役で出演しています。
作品ごとに人物の性格や物語の方向性が異なることからも、松本まりかが恋愛ドラマだけに限定されないキャリアを築いていることがうかがえます。
【2026年最新】元科捜研の主婦・エミリとマリア・映画見上げてごらん
2026年の松本まりかは、連続ドラマの主演、ダブル主演、映画出演と、複数のジャンルで活動しています。2026年10月31日現在の最新情報を整理すると、特に注目すべき作品は3つあります。
『元科捜研の主婦』で吉岡詩織を演じる
2026年1月16日にスタートしたテレビ東京系ドラマ9『元科捜研の主婦』は、松本まりかが主演を務めたミステリーとホームドラマを融合させた作品です。
松本まりかが演じるのは、かつて科捜研のエースと呼ばれた吉岡詩織。現在は専業主婦として5歳の息子を育てながら、家庭生活を送っています。
夫の吉岡道彦を演じるのは横山裕。捜査一課に異動したばかりの新米刑事という設定です。加えて、佐藤大空が息子の亮介役で出演し、遠藤憲一、八嶋智人、戸次重幸らも作品を支えています。
物語では、詩織の科学的な知識と推理力を生かし、夫や息子とともに事件の真相を追っていきます。専門知識を持つ女性が家庭と事件解決の両方に向き合う設定が特徴です。
テレビ東京の公式発表によると、2026年2月19日には累計配信再生回数が700万回を突破。最終回は3月13日に放送されました。
松本まりかにとっては、恋愛サスペンスとは違った形で、知性や母親としての一面を表現した主演作です。
『エミリとマリア』は高橋メアリージュンとのW主演
2026年6月18日から7月にかけて放送されたMBSドラマ特区『エミリとマリア』では、高橋メアリージュンとダブル主演を務めました。
松本まりかが演じるエミリは、35歳のアパレルブランドのデザイナー兼社長。幼稚園から私立女子校で育った女性で、自己肯定感が高く、自由な感性を持つ人物として描かれています。
一方、高橋メアリージュンが演じるマリアは、テレビ局でドラマプロデューサーとして働く女性です。幼い頃からの親友である2人は、恋愛、結婚、美容、仕事、若さなど、30代後半ならではの悩みを語り合います。
本作は劇作家・演出家の根本宗子が手掛けたオリジナル作品で、連続ドラマの初監督作品でもあります。全4話構成のガールズコメディーとして制作されました。
『奪い愛、真夏』では激しい恋愛関係を描いた松本まりかと高橋メアリージュンが、今度は親友同士を演じるという配役の変化も見どころでした。
映画『見上げてごらん』が2026年10月30日に公開
2026年10月31日時点で、最も新しい映画出演作が『見上げてごらん』です。森田剛主演のヒューマンドラマで、2026年10月30日に全国公開されました。
松本まりかが演じるのは、土屋莉花。41歳の人気声優で、主人公・土屋輝一の別居中の妻という役柄です。
物語の中心となるのは、漫画家になる夢を抱きながら、長年アシスタントを続けている42歳の男性です。後輩の漫画家デビューや妻の活躍に複雑な感情を抱き、娘との関係にも悩みながら、自分の人生と向き合っていきます。
監督は森本晶一と佐藤快磨。共演には森川葵、川上友里、阿部寛、武田鉄矢、早瀬憩らが名を連ねています。
この作品で興味深いのは、松本まりか自身が長年にわたって声優としても活動してきたことです。劇中では人気声優の妻を演じており、彼女のこれまでのキャリアを知っている観客にとっては、役柄との重なりも楽しめるポイントです。
加えて、公開翌日の10月31日には、テアトル新宿で公開記念舞台挨拶に登壇。森田剛、森川葵、早瀬憩、監督らとともに作品について語りました。映画の公開と舞台挨拶が続いたことは、2026年秋の活動を象徴する出来事です。
2026年の出演作品をどう見るべきか
2026年の出演作を並べると、松本まりかの表現領域が一つのジャンルに限定されていないことが分かります。
- 『元科捜研の主婦』:科学的な推理力を持つ母親を演じるミステリー。
- 『るなしい』:2026年4月から6月まで放送されたテレビ東京系ドラマで語りを担当。
- 『エミリとマリア』:高橋メアリージュンと親友同士を演じる会話劇。
- 『見上げてごらん』:人気声優の妻・土屋莉花を演じる映画。
テレビドラマだけでなく、語りや映画にも活動を広げている点が、2026年の特徴です。
【松本まりかの声優活動】FINAL FANTASY Xから蒼穹のファフナーまで
松本まりかを女優として知った人のなかには、声優としての実績を意外に感じる人もいる可能性があります。しかし、彼女は俳優業と並行して、2000年代初頭からアニメやゲームの声の仕事を続けてきました。
『FINAL FANTASY X』のリュック役
声優活動を代表する作品の一つが、スクウェア・エニックスの人気ゲーム『FINAL FANTASY X』です。
松本まりかは、2001年からリュック役を担当しています。リュックは明るく前向きな性格で、主人公たちの旅に加わる重要なキャラクターです。
ゲームの公式キャラクター紹介でも、リュックの声を松本まりかが担当していることが明記されています。
この作品では、表情や身体の動きだけでなく、声そのものによってキャラクターの性格や感情を伝える技術が大切です。後年のドラマ出演で印象的な声の演技を見せる彼女にとって、重要な経験の一つといえます。
『蒼穹のファフナー』遠見真矢役
2004年に放送されたテレビアニメ『蒼穹のファフナー』では、遠見真矢役を担当しました。
同作はシリーズ作品として長く展開され、劇場版や関連作品にも出演しています。長期にわたって同じキャラクターを演じる経験は、声優としてのキャリアを考えるうえでも重要です。
その他のアニメ・映画での声優出演
研音の公式出演歴には、次のような声の出演も掲載されています。
- 『シュガシュガルーン』:ショコラ役
- 『Paradise Kiss』:櫻田実和子役
- 『UN-GO』:風守役
- 『ポケモン・ザ・ムービーXY 破壊の繭とディアンシー』:ディアンシー役
- 『トロピカル〜ジュ!プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪!』:シャロン役
こうした作品歴を見ると、松本まりかは単にドラマで活躍する女優ではなく、声だけでキャラクターを成立させる経験も豊富な表現者だと分かります。
2026年の映画『見上げてごらん』で人気声優を演じていることも、こうした経歴を知ったうえで見ると、作品の楽しみ方が広がります。
【所属事務所は研音】2024年の移籍と現在の活動を正しく理解する
松本まりかの所属事務所は研音です。2024年1月1日から所属しており、研音の公式発表でも加入日が明記されています。
所属発表に際して本人は、中学生で仕事を始めてから24年が経過したことに触れ、新しい環境で俳優として活動することへの期待を示しました。
研音所属は2024年から
ここで押さえておきたいのは、松本まりかの芸能界デビューと研音への所属は別の出来事だということです。
2000年に『六番目の小夜子』でデビューし、2024年1月1日に研音へ所属しました。したがって、デビュー当初から研音に所属していたわけではありません。
現在は研音の公式プロフィールで、ドラマ、映画、舞台、声優活動などの出演歴が紹介されています。最新情報を調べる際には、同社の公式プロフィールと出演作品一覧が基本的な確認先になります。
2025年の作品と2026年の作品を混同しない
松本まりかの出演作を検索する際、注意したいのが『奪い愛、真夏』の放送年です。
同作は2026年ではなく、2025年7月から9月まで放送された作品です。一方、『元科捜研の主婦』は2026年1月から3月、『エミリとマリア』は2026年6月から7月の作品です。
また、『見上げてごらん』は2026年10月30日公開。10月31日現在、映画館での公開が始まったばかりの最新作です。
こうした年月の違いを整理すると、松本まりかの近年の出演歴がより分かりやすくなります。
松本まりかの演技を楽しむための作品選び
これから松本まりかの出演作品を見たい人は、興味のあるジャンルから選ぶと人物像を理解しやすくなります。
- 感情表現の強さを楽しみたい人:『ホリデイラブ』や『奪い愛』シリーズ。
- 主演女優としての幅を知りたい人:『元科捜研の主婦』や『ミス・ターゲット』。
- コミカルな会話劇を見たい人:『エミリとマリア』。
- 声優としての活動を知りたい人:『FINAL FANTASY X』や『蒼穹のファフナー』。
- 最新の映画出演を見たい人:『見上げてごらん』。
反対に、松本まりかの出演作を一つだけ見て演技のすべてを判断するのはおすすめできません。恋愛サスペンスとホームドラマ、アニメ作品では求められる表現が大きく異なるため、複数のジャンルを比較することで魅力が見えてきます。
【松本まりかに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:松本まりかは何歳ですか?
A1:1984年9月12日生まれです。2026年10月31日現在、42歳です。東京都出身で、身長は160cmです。
Q2:松本まりかのデビュー作品は何ですか?
A2:2000年に放送されたNHK教育テレビのドラマ『六番目の小夜子』です。花宮雅子役を演じ、これが女優としてのデビュー作品になりました。
Q3:松本まりかの代表作は何ですか?
A3:『ホリデイラブ』『奪い愛、夏』『奪い愛、高校教師』『奪い愛、真夏』『ミス・ターゲット』『夫の家庭を壊すまで』『元科捜研の主婦』などが挙げられます。
Q4:松本まりかの所属事務所はどこですか?
A4:研音です。2024年1月1日から所属しています。
Q5:松本まりかは声優としても活動していますか?
A5:はい。『FINAL FANTASY X』のリュック役、『蒼穹のファフナー』の遠見真矢役、『シュガシュガルーン』のショコラ役などを担当しています。
Q6:松本まりかの2026年最新映画は何ですか?
A6:2026年10月30日公開の『見上げてごらん』です。森田剛主演のヒューマンドラマで、松本まりかは土屋莉花役を演じています。
まとめ:松本まりかは経験と表現力を重ねてきた実力派女優
松本まりかは、2000年の『六番目の小夜子』でデビューしてから、ドラマ、映画、ゲーム、アニメと多彩な分野で経験を積み重ねてきました。
2018年の『ホリデイラブ』で大きな注目を集め、2019年以降の『奪い愛』シリーズ、2024年の『ミス・ターゲット』『夫の家庭を壊すまで』などを通じて、主演女優としての存在感も高めています。
2026年は『元科捜研の主婦』で科学的な推理力を持つ母親を演じ、『エミリとマリア』では高橋メアリージュンと親友役で共演。さらに10月30日公開の映画『見上げてごらん』では、人気声優の妻という役柄に挑戦しました。
所属事務所の研音への加入は2024年1月。芸能活動のスタートから26年を迎えた現在も、作品ごとに異なる人物像を表現し続けています。
【プロの結論】松本まりかの本当の魅力は、特定の役柄やイメージにとどまらない表現の柔軟性にあります。恋愛サスペンスで見せる強烈な感情表現、ホームドラマでの親しみやすさ、声優として培った声の演技。それぞれを比較することで、長年にわたって活動を続けてきた理由が見えてきます。
2026年秋の最新作『見上げてごらん』を含め、これからどのような役柄に挑戦していくのか。松本まりかの今後の出演作にも注目が集まります。
主な確認資料: 研音公式プロフィール・出演歴、テレビ東京公式番組情報、MBS公式番組情報、映画『見上げてごらん』公式サイト、日本タレント名鑑、タレントデータバンク、各作品の公式制作情報。