ホーム 芸能ニュース・ゴシップ 口の中の上が痛い原因は?見た目での見分け方と治し方・受診目安を徹底解説

口の中の上が痛い原因は?見た目での見分け方と治し方・受診目安を徹底解説

長谷 莉子 長谷 莉子 • 更新: • 公開: • 読了約 22 分
目次

口の中の上側がヒリヒリする、食べ物が当たると痛い、上あごが腫れているなどの症状があると、口内炎ややけどを疑う人は少なくありません。しかし、口の中の上が痛い原因は一つではなく、口蓋の傷や炎症、感染症、歯のトラブル、副鼻腔炎など、さまざまな可能性があります。

特に注意したいのは、痛みのある場所や粘膜の色、腫れ方、発熱や鼻の症状などを合わせて確認することです。2026年現在、口腔外科や耳鼻咽喉科の専門情報でも、口内炎に似た症状が別の病気によって生じるケースが指摘されています。原因の見分け方から自宅でできるケア、歯科・耳鼻咽喉科を受診するタイミング、口腔がんを疑うべき変化まで整理します。

【原因を解説】口の中の上が痛くなる主な7つの理由

口の中の上が痛い

口の中の上側は、医学的には「口蓋(こうがい)」と呼ばれる部分です。前方の硬い部分は硬口蓋、奥側の柔らかい部分は軟口蓋に分類されます。

この部分は食べ物や飲み物に直接触れるため、熱や物理的な刺激を受けやすく、粘膜の炎症や傷が生じることがあります。

日本口腔外科学会の口腔外科相談室でも、食べ物によるやけど、硬い食べ物、歯ブラシや義歯による傷、口内炎などが口腔粘膜の痛みの原因として紹介されています。

代表的な原因を見ていきます。

1.口の中の上のやけど(口蓋熱傷)

熱いスープ、焼きたてのピザ、揚げたての料理、熱い飲み物などを口に入れた直後から上あごが痛む場合は、粘膜のやけどが考えられます。

口蓋は熱い食べ物が触れやすい場所です。特に、上あごの前方から中央にかけてヒリヒリした痛みが生じることがあります。

主な特徴は次のとおりです。

- 熱いものを食べた直後から痛む
- 粘膜が赤くなっている
- 表面が白っぽく見えることがある
- 食べ物が触れるとしみる
- 場合によっては水ぶくれや粘膜の剥がれが生じる

軽い熱傷であれば、刺激を避けながら経過を見ることで改善する場合があります。

ただし、水ぶくれが大きい、痛みが強い、腫れが広がるといった場合は歯科や口腔外科で診察を受けてください。

慶應義塾大学病院の医療情報サイト「KOMPAS」では、口腔粘膜の熱傷について、腫れや水疱が生じる可能性があると説明しています。高温の煙や水蒸気を吸い込んだ場合は、気道の熱傷にも注意が必要です。

2.口内炎(アフタ性口内炎)

口の中の上側に白っぽい小さな潰瘍ができ、食事や会話の際に痛む場合は、口内炎の可能性があります。

アフタ性口内炎は、中央が白色または灰白色で、周囲が赤くなった浅い潰瘍が特徴です。

主な症状は以下のとおりです。

- 数ミリ程度の丸い白いできもの
- 周囲に赤みがある
- 食べ物や飲み物が触れると痛い
- 酸味や香辛料の強い食べ物がしみる

口内炎の原因には、粘膜への物理的刺激、疲労、ストレス、免疫状態の変化などが関係するとされています。

日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会によると、一般的なアフタ性口内炎は1~2週間程度で自然に改善することが多く、口腔内を清潔に保つことも大切です。

ただし、何度も繰り返す場合や複数の潰瘍が同時にできる場合は、別の疾患が関係している可能性もあります。

3.口蓋の傷・物理的な刺激

硬い食べ物や鋭い食材によって、上あごの粘膜が傷つくこともあります。

例えば、次のような食べ物には注意が必要です。

- ポテトチップス
- フランスパン
- 硬いせんべい
- 魚の骨
- とがった形状の菓子類

また、歯ブラシを強く当てたり、入れ歯や矯正装置が粘膜に接触したりすることも原因になります。

傷ができると、食べ物が触れたときに鋭い痛みを感じたり、傷の周囲が赤く腫れたりします。

日本口腔外科学会は、硬い食べ物や歯ブラシ、義歯による刺激を口腔粘膜の痛みの原因として挙げています。

4.口腔カンジダ症

口の中に白い苔のようなものが付着し、ヒリヒリした痛みや味覚の変化がある場合は、口腔カンジダ症も考えられます。

これはカンジダという真菌(カビの一種)が口の中で増殖することで起こる感染症です。

特徴としては、次のようなものがあります。

- 口蓋や舌、頬の内側に白い付着物が現れる
- 粘膜が赤くなる
- ヒリヒリとした痛みがある
- 味覚に変化が生じる
- 食べ物がしみる

特に注意したいのは、カンジダ症が必ずしも白い苔を伴うわけではないことです。

日本口腔外科学会によると、白い付着物が目立たない紅斑性・萎縮性のタイプでは、粘膜の赤みやヒリヒリした痛みが強くなることがあります。

発症しやすくなる要因には、以下のようなものがあります。

- 糖尿病
- 免疫機能の低下
- 唾液の減少や口腔乾燥
- 長期間の抗菌薬使用
- ステロイド薬の使用

治療では口腔内の清掃に加え、抗真菌薬を使用することがあります。通常の口内炎とは治療方法が異なるため、自己判断で市販の口内炎薬だけを使い続けないようにしましょう。

5.歯や歯ぐきの感染症

上あごの痛みが、実際には上の歯や歯ぐきの炎症から生じている場合もあります。

虫歯や歯周病が悪化すると、歯の根元や周囲の組織に感染が広がり、上顎の腫れや痛みにつながることがあります。

主な特徴は次のとおりです。

- 上の歯を噛み合わせると痛い
- 歯ぐきが赤く腫れている
- 歯の根元付近に膿がたまる
- 頬や上あごに違和感がある
- 発熱や顔の腫れを伴うことがある

東京女子医科大学の歯科口腔外科では、虫歯や歯周病が原因となる歯性感染症について、感染が顎の骨周囲から首にかけて広がる場合があると説明しています。

痛み止めだけで様子を見るのではなく、原因となっている歯の治療が必要になることがあります。

6.副鼻腔炎・歯性上顎洞炎

上顎の奥や頬の周辺が痛む場合には、副鼻腔炎も候補になります。

副鼻腔の一つである上顎洞は、上の奥歯の根元に近い位置にあります。そのため、鼻の炎症だけでなく、虫歯や歯周病が原因となって上顎洞に炎症が広がることもあります。

特に歯が原因となるものは「歯性上顎洞炎」と呼ばれます。

次のような症状があれば注意してください。

- 上の奥歯や頬が痛む
- 鼻づまりがある
- 黄色や緑色の鼻汁が出る
- 鼻汁に嫌な臭いがある
- 頬や目の下に圧迫感がある

日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会によると、副鼻腔炎では鼻づまり、粘りのある鼻汁、頬や額の痛み、顔面の腫れ、発熱などが現れることがあります。

歯性上顎洞炎の場合は、歯の治療と副鼻腔の治療を組み合わせる必要があるため、歯科と耳鼻咽喉科の連携が重要です。

7.口腔粘膜の病気やその他の炎症

口蓋の痛みは、一般的な口内炎や傷だけでは説明できない場合もあります。

例えば、口腔扁平苔癬、白板症、紅板症などの口腔粘膜疾患です。

これらは粘膜の色や表面の状態が変化する病気で、白い斑点や赤い病変、ただれ、接触時の痛みなどが見られます。

慶應義塾大学病院のKOMPASでは、口腔粘膜の赤色・白色の病変は外見だけで区別できない場合があり、必要に応じて組織を採取する生検が行われると説明しています。

長く続く病変や、硬いしこりを伴う変化は放置しないことが大切です。

【見た目で判断】口の中の痛みの見分け方を比較

口の中の上が痛いとき、原因を考える手掛かりになるのが、痛む場所と粘膜の状態です。

ただし、見た目だけで病名を確定することはできません。以下は受診先や原因を考えるための目安です。

痛み・見た目の特徴 考えられる原因 確認したいポイント
赤くなりヒリヒリする やけど・粘膜の炎症 熱い食べ物を食べたか
白い丸い潰瘍がある アフタ性口内炎 周囲に赤みがあるか
白い苔状の付着物がある 口腔カンジダ症 舌や頬にも広がっているか
一部分が切れている 口蓋の傷 硬い食べ物や歯ブラシの刺激
上あごや歯ぐきが腫れている 歯性感染症など 歯痛・膿・発熱の有無
頬や上の奥歯まで痛む 副鼻腔炎・歯性上顎洞炎 鼻づまりや鼻汁の有無
白色・赤色の病変や硬いしこりがある 白板症・紅板症・口腔がんなど 長期間治らないか、形が変化するか

痛む場所によっても原因は変わる

上あごの前方が痛い場合

熱い食べ物によるやけど、食材による傷、口内炎などが考えられます。前歯の裏側に近い歯ぐきにも痛みがある場合は、歯科的な原因も確認しましょう。

上あごの中央が痛い場合

口蓋の熱傷や口内炎、粘膜の炎症などが候補になります。白い斑点や赤み、表面のただれがないか確認してください。

上あごの奥が痛い場合

軟口蓋や口蓋垂周辺の炎症、咽頭の感染症などが考えられます。飲み込むと痛い、喉も腫れている、発熱がある場合は耳鼻咽喉科での診察が適しています。

片側だけが痛い場合

片側の歯や歯ぐきの炎症、歯性上顎洞炎なども考えられます。頬の腫れや片側だけの鼻汁、歯痛が重なっていないか確認しましょう。

重要なのは、口蓋そのものの痛みと、上顎の歯や副鼻腔から伝わる痛みを区別することです。痛みを感じる場所だけで原因を決めつけず、周辺の症状も合わせて判断する必要があります。

【自宅でできる対処法】口の中の上が痛いときの治し方

痛みが軽く、食べ物による小さな傷や軽度のやけどが疑われる場合は、まず口腔内への刺激を減らしましょう。

ただし、強い腫れや発熱、感染症が疑われる症状がある場合は、セルフケアだけで治そうとしないでください。

1.水で口の中を優しくすすぐ

食後は水で口の中を優しくすすぎ、食べかすや汚れを取り除きます。

口蓋に傷があるときは、強くブクブクうがいをすると刺激になる場合があるため、無理のない範囲で行いましょう。

熱いものを食べてやけどをした直後は、冷たい水を口に含んで患部を冷やす方法もあります。

氷を直接長時間押し当てることは避けてください。

2.刺激の強い食べ物を避ける

痛みがある間は、粘膜への刺激を減らす食事を心掛けます。

避けたい食べ物・飲み物は次のとおりです。

- 唐辛子や香辛料の強い料理
- 酢や柑橘類など酸味の強い食品
- 熱すぎるスープや飲み物
- 硬いせんべいや揚げ物
- アルコールを含む飲料

反対に、比較的食べやすいものとしては、おかゆ、柔らかく煮たうどん、豆腐、ゼリーなどが挙げられます。

3.口腔内を清潔に保つ

歯磨きは必要ですが、痛む部分に歯ブラシを強く当てないようにしましょう。

柔らかめの歯ブラシを使い、歯と歯ぐきを優しく清掃します。

刺激の強い洗口液やアルコール入りのマウスウォッシュは、痛みを強める可能性があるため控えるのが無難です。

4.水分を十分に補給する

口の中が乾燥すると、粘膜への刺激が強くなり、痛みや不快感が増すことがあります。

こまめに水分を補給し、口腔内が乾燥しないようにしましょう。

特に、口腔カンジダ症の発症には唾液量の減少も関係します。口の乾燥が続く場合は、歯科医師に相談することをおすすめします。

5.自己判断で薬や消毒薬を使わない

口内炎だと思って市販薬を使用しても、実際にはカンジダ症や別の粘膜疾患である可能性があります。

特にステロイド成分を含む口内炎治療薬は、感染症の種類によっては適さない場合があります。

また、アルコールや刺激の強い消毒薬を直接塗ることも避けてください。

痛みが続く場合は、薬剤師や歯科医師に相談して適切な薬を選びましょう。

6.痛みの経過を記録する

受診時に役立つよう、次の項目を記録しておくと便利です。

- いつから痛み始めたか
- どの部分が痛むか
- 白い斑点や赤みがあるか
- 腫れや出血があるか
- 食事や飲み込みに影響しているか
- 発熱や鼻づまりを伴っているか

可能であれば、同じ明るさで患部の写真を撮影しておくと、症状の変化を医師に伝えやすくなります。

【受診するタイミング】歯科・耳鼻咽喉科に行く目安と危険な症状

口の中の上が痛い場合、すべての症状ですぐに病院へ行かなければならないわけではありません。

しかし、痛みの強さや腫れの程度、症状が続いている期間によっては、早めの診察が必要です。

軽い痛みなら3~4日程度の経過を確認

食べ物による軽い傷ややけどで、腫れや発熱がなく、食事や水分摂取にも問題がない場合は、刺激を避けながら経過を見ることができます。

日本口腔外科学会は、口腔粘膜の軽い痛みについて、3~4日で症状が軽くなる場合は大きな心配が少ない一方、症状が続く場合は診察を受けるよう案内しています。

ただし、これはすべての口腔疾患に共通する待機期間ではありません。症状が悪化している場合は、日数に関係なく受診してください。

早めに歯科・口腔外科を受診したい症状

次のような場合は、歯科または歯科口腔外科で診察を受けましょう。

- 上あごや歯ぐきが腫れている
- 上の歯がズキズキ痛む
- 噛むと痛みが強くなる
- 口蓋に傷や潰瘍ができている
- 白い付着物が広がっている
- 口内炎を繰り返している
- 数日たっても改善しない

特に、歯ぐきの腫れと歯痛、膿、発熱が重なっている場合は、歯性感染症の可能性があります。

耳鼻咽喉科を受診したい症状

次のような症状がある場合は、耳鼻咽喉科が適しています。

- 口蓋の奥や喉まで痛む
- 飲み込むと強い痛みがある
- 鼻づまりや粘り気のある鼻汁が続く
- 頬や目の下が痛む
- 片側の顔面に腫れがある
- 声の変化や喉の違和感が続く

副鼻腔炎や咽頭の感染症など、口の中だけでは判断できない病気を調べる必要があります。

【緊急受診】呼吸や飲み込みに異常がある場合

特に注意したいのは、口の中や喉の腫れが急速に広がるケースです。

以下の症状がある場合は、通常の診察予約を待たず、救急医療を利用してください。

- 息苦しい、呼吸がしづらい
- 唾液を飲み込めない
- 急激に喉や舌の周囲が腫れてきた
- 高熱とともに顔や首が腫れている
- 口がほとんど開かない
- 全身状態が急激に悪化している

呼吸困難がある場合は、直ちに救急車を呼ぶ必要があります。

東京女子医科大学の歯科口腔外科も、歯性感染症が顎下部や舌下部などに広がると、開口障害や嚥下障害、気道閉塞などの重篤な状態につながる可能性を説明しています。

【見逃してはいけない】口腔がんの初期症状と治らない痛み

口の中の上が痛いとき、多くの人が気にするのが口腔がんです。

もちろん、口蓋が痛むからといって、すぐにがんを疑う必要はありません。やけどや口内炎など、良性の原因も多くあります。

一方で、口腔がんには初期症状が分かりにくいという特徴があります。

口腔がんの初期に見られる変化

国立がん研究センターによると、口腔がんでは粘膜が赤色や白色に変化したり、形状が変わったり、硬いしこりや腫れが生じたりすることがあります。

特に注意したい症状は次のとおりです。

- 口内炎のような潰瘍が長期間治らない
- 白い部分や赤い部分が残っている
- 粘膜の表面が不自然に変化している
- 触ると硬いしこりがある
- 原因不明の出血がある
- 口が開きにくくなっている
- 食べ物が飲み込みにくい
- あごの下や首にしこりがある

見落としやすいのは、口腔がんの初期には、痛みや出血がほとんどない場合もあるという点です。

そのため、痛みがないから問題ない、という判断はできません。

口内炎と口腔がんはどう違う?

一般的なアフタ性口内炎は、白っぽい潰瘍と周囲の赤みが特徴で、1~2週間程度で改善することが多いです。

一方、口腔がんでは病変が長く残ったり、硬いしこりを伴ったり、粘膜の色や形が変化したりすることがあります。

ただし、見た目だけで両者を確実に区別することはできません。

比較項目 一般的な口内炎 注意が必要な口腔病変
痛み 食事や接触で痛むことが多い 初期は痛みが乏しい場合もある
見た目 白・灰白色の浅い潰瘍 赤色・白色の変化、ただれ、しこり
経過 1~2週間程度で改善することが多い 長期間残る、徐々に変化する
硬さ 一般的には硬いしこりを伴わない 硬結や腫瘤が見られることがある
対応 改善しない場合は診察 早めに歯科口腔外科などで検査

国立がん研究センターは、2週間たっても治らない口内炎のような病変には注意が必要としています。

また、同センターの口腔がんに関する情報では、口腔内の異変を鏡で確認し、気になる変化があれば耳鼻咽喉科や歯科口腔外科などを早めに受診するよう勧めています。

上顎の痛みが治らない場合は何をする?

上あごの痛みが長引く場合は、単に口内炎が治りにくいだけとは限りません。

考えられる原因には、次のようなものがあります。

- 慢性的な口腔粘膜の炎症
- 口腔カンジダ症
- 歯周病や歯性感染症
- 慢性副鼻腔炎
- 白板症や紅板症
- 口腔がんなどの腫瘍性疾患

診察では口の中を直接確認し、必要に応じて細菌・真菌の検査、画像検査、組織検査などが行われます。

特に、白色や赤色の病変、硬いしこり、出血、治らない潰瘍がある場合は、自己判断で様子を見続けないことが大切です。

【よくある質問】口の中の上が痛いことに関するFAQ

Q1:口の中の上が突然痛くなった場合、何が原因ですか?

A1:熱い食べ物によるやけど、硬い食べ物による傷、口内炎などが考えられます。食事の直後から痛み始めた場合は、食べ物による刺激が手掛かりになります。ただし、急激な腫れや発熱、呼吸・嚥下の異常がある場合は早急に受診してください。

Q2:口の中の上が白くなっているのは口内炎ですか?

A2:口内炎の可能性はありますが、口腔カンジダ症や白板症なども考えられます。白い付着物が拭い取れる場合はカンジダ症が疑われますが、無理にこすって確認するのは避けましょう。白い部分が長く残る場合は歯科口腔外科で診察を受けてください。

Q3:口の中の上が痛いときは何科に行けばよいですか?

A3:口蓋や歯ぐき、上の歯に痛みがある場合は歯科または歯科口腔外科が第一の相談先です。喉の奥の痛み、鼻づまり、頬の痛みなどがある場合は耳鼻咽喉科も適しています。原因が分からない場合は、まず歯科で相談して専門医を紹介してもらう方法もあります。

Q4:口の中の上のやけどは自然に治りますか?

A4:軽度の粘膜熱傷であれば、刺激を避けながら経過を見ることで改善する場合があります。冷たい水で優しく冷やし、熱いものや辛いものを控えましょう。強い痛み、水ぶくれ、広範囲の腫れがある場合は医療機関を受診してください。

Q5:口内炎が2週間以上治らない場合は危険ですか?

A5:必ずしも口腔がんとは限りませんが、注意が必要です。国立がん研究センターは、2週間たっても治らない口内炎のような病変について、口腔がんの可能性も考えて確認する必要があるとしています。歯科口腔外科や耳鼻咽喉科で診察を受けましょう。

Q6:口の中の上が痛いとき、市販の口内炎薬を使ってもよいですか?

A6:一般的な口内炎であれば市販薬が役立つ場合もあります。ただし、カンジダ症やほかの感染症、粘膜疾患では適切な治療が異なります。特にステロイド成分を含む薬は、原因によって適さないことがあるため、薬剤師や歯科医師に相談してから使用してください。

まとめ:口の中の上が痛いときは原因の見極めと早めの受診が大切

口の中の上が痛い原因には、口蓋のやけど、傷、口内炎、口腔カンジダ症、歯性感染症、副鼻腔炎など、さまざまなものがあります。

痛みの場所や粘膜の色、腫れ方、鼻や喉の症状を確認することで、原因を考える手掛かりが得られます。

自宅でできる対処法としては、刺激の強い食べ物を避ける、水で優しく口をすすぐ、口腔内を清潔に保つ、水分を補給するといった方法があります。

ただし、次の3つは特に覚えておきたい判断基準です。

- 軽い傷ややけど: 刺激を避けながら経過を確認し、改善しない場合は受診する。
- 感染症や強い腫れ: 歯科・口腔外科や耳鼻咽喉科で早めに診察を受ける。
- 2週間以上治らない病変: 口腔がんなどの可能性も考え、専門医による検査を受ける。

口の中の痛みは、食事や会話にも影響する身近な症状です。痛みが軽くても、同じ場所に異変が残っていたり、繰り返し腫れたりする場合は注意してください。

大切なのは、痛みの強さだけで判断しないことです。 見た目の変化や症状の経過にも目を向け、改善しない場合は早めに専門医へ相談しましょう。

同じカテゴリの記事

長谷 莉子
コンテンツディレクター 長谷 莉子
プロフィールを見る →

芸能ニュース担当として3年以上の取材経験。geinou領域の公式発表・配信元の告知を一次情報として確認し、確認できない情報は記事に含めない方針です。

おすすめの関連記事