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山口県の市は何市ある?2026年最新の13市一覧と6町の違いを徹底解説

御厨 美冬 御厨 美冬 • 更新: • 公開: • 読了約 15 分
目次

山口県の市はいくつあるのか。答えは13市です。2026年現在、山口県は下関市、宇部市、山口市、萩市、防府市、下松市、岩国市、光市、長門市、柳井市、美祢市、周南市、山陽小野田市の13市と、6町で構成されています。

県庁所在地は山口市ですが、県内最大の人口を抱える市は下関市です。また、瀬戸内海に面した工業都市、日本海側の歴史ある城下町、内陸部の自然豊かな地域など、市によって地理的条件や産業、観光資源は大きく異なります。

【2026年最新】山口県の市はいくつ?答えは13市・6町の合計19市町

山口県の市

山口県内の自治体数は、13市6町、合計19市町です。村はありません。

この数字は、山口県が2026年5月1日に更新した「議員定数・山口県市町議会の議員定数等について」に掲載された、令和8年4月1日現在の公式資料でも確認できます。同資料には市13団体、町6団体、合計19団体と記載されています。

つまり、「山口県の市町村はいくつある?」という質問には19自治体、「山口県の市はいくつある?」という質問には13市と答えるのが正確です。

県庁所在地は山口市

山口県の県庁所在地は山口市です。県のほぼ中央部に位置し、県庁をはじめとする行政機関が集まっています。

山口市は室町時代に大内氏の本拠地として発展し、明治維新に関わる歴史的な場所としても知られています。湯田温泉などの観光資源もあり、行政・文化・観光の複数の役割を担う都市です。

一方、県内で人口が最も多い市は下関市です。山口県の2025年国勢調査に関する地方集計速報でも、下関市が市部の人口上位に位置しています。県庁所在地と人口最大の都市が異なる点は、山口県を理解するうえで押さえておきたいポイントです。

【一覧表】山口県13市の市町村一覧と地域別の特徴

山口県の13市を位置関係とともに整理すると、次のようになります。地域区分は、山口県の2025年度版「YY!ターンガイドブック」に掲載された4エリアの分類を基準にしています。

地域 市名 位置・主な特徴
西部 下関市 本州最西端。関門海峡、唐戸市場、ふぐ料理で知られる。
西部 宇部市 県南西部。山口宇部空港、ときわ公園、野外彫刻が特徴。
西部 美祢市 内陸部。秋吉台、秋芳洞、Mine秋吉台ジオパークがある。
西部 山陽小野田市 瀬戸内海沿岸。厚狭駅や山陽自動車道を利用できる。
北部 萩市 日本海側。江戸時代の町並みや明治維新ゆかりの史跡が残る。
北部 長門市 日本海側。元乃隅神社、長門湯本温泉などが有名。
中部 山口市 県中央部。県庁所在地で、湯田温泉や歴史的文化資源がある。
中部 防府市 瀬戸内海沿岸。防府天満宮と自動車関連産業が特徴。
東部 岩国市 県東端。錦帯橋、岩国錦帯橋空港、錦川などがある。
東部 柳井市 瀬戸内海側。白壁の町並みや金魚ちょうちんで知られる。
東部 光市 瀬戸内海沿岸。虹ケ浜海岸や室積海岸などの自然が魅力。
東部 下松市 県南東部。笠戸島や瀬戸内海の海岸景観が特徴。
東部 周南市 県東南部。周南コンビナートや工場夜景で知られる。

この一覧から分かるように、13市は県内に均等に配置されているわけではありません。東部には5市、西部には4市、北部には2市、中部には2市があります。

なお、地域区分は法律で定められた固定的な行政区画ではありません。観光、移住、産業、防災など、分類する目的によって区分が変わる場合があります。

【地域別に解説】東部・中部・北部・西部の位置関係と都市の特色

山口県は本州の西端にあり、北側は日本海、南側は瀬戸内海に面しています。中央部には中国山地が東西に延び、海岸地域と山間地域で地形や生活環境が異なります。

県の移住情報で使用される4エリア区分をもとに、それぞれの特徴を見ていきます。

北部:萩市・長門市を中心とする日本海側

北部には萩市と長門市があります。日本海に面した海岸線と歴史的な町並み、温泉などが地域の大きな魅力です。

萩市は、江戸時代の城下町の面影が残る歴史都市です。古地図を使ったまち歩きができるほど町筋が保存されており、吉田松陰や高杉晋作など、幕末から明治維新に関わる人物ゆかりの場所も数多く残っています。

世界遺産に登録された関連施設もあり、歴史や文化を目的に訪れる人にとって見どころの多い地域です。萩焼や夏みかんなど、地域に根付いた特産品も知られています。

長門市は、日本海の景観と温泉資源が特徴です。元乃隅神社や長門湯本温泉などが代表的な観光スポットで、海岸沿いの絶景と温泉を組み合わせた観光を楽しめます。

北部は、瀬戸内海側の工業都市とは異なる、自然景観や歴史文化を生かした地域といえます。

中部:県庁所在地の山口市と防府市

中部の中心となるのは山口市と防府市です。行政機能や交通、歴史文化、製造業などが集まる地域です。

山口市は県庁所在地であり、県政の中心です。市内には湯田温泉があり、室町時代の大内氏の歴史や明治維新ゆかりの文化資源が残っています。

中国山地から瀬戸内海沿岸まで広い範囲を含むため、市域の中でも地域ごとに自然環境が異なります。行政機能だけでなく、観光や文化の面でも県を代表する都市です。

防府市は瀬戸内海に面した都市で、防府天満宮を中心とする歴史的な町並みが特徴です。古くは周防国の国府が置かれ、交通の要衝として発展しました。

現在は自動車組立工場をはじめとする輸送用機械器具製造業が集積し、県内有数の製造業の拠点となっています。歴史と産業の両面を持つ地域です。

東部:岩国市・柳井市・光市・下松市・周南市

東部は広島県に近い山口県の東側に位置し、瀬戸内海沿岸を中心に都市や工業地域が連なっています。山口県の2025年度版移住ガイドでは、13市のうち5市がこのエリアに分類されています。

岩国市は、錦川に架かる錦帯橋で全国的に知られています。木造アーチ橋の美しい景観に加え、岩国城や旧城下町の歴史的な町並みも見どころです。岩国錦帯橋空港があり、首都圏との航空アクセスも持っています。

柳井市は、江戸時代の商家が並ぶ白壁の町並みが象徴的です。金魚ちょうちんは市を代表する郷土民芸品で、夏の祭りや地域の観光を彩ります。瀬戸内海の海上交通によって栄えた歴史も特徴です。

光市は、虹ケ浜海岸や室積海岸など、海辺の自然環境に恵まれています。白砂青松の景観や海水浴場があり、瀬戸内海沿岸のレジャーを楽しめる地域です。

下松市は、笠戸湾と笠戸島を擁する県南東部の都市です。瀬戸内海に面した海岸景観に加え、製造業の集積も特徴です。市域はコンパクトながら、海と産業の両方に恵まれています。

周南市は、徳山市、新南陽市、熊毛町、鹿野町の合併によって2003年4月21日に誕生しました。臨海部には周南コンビナートが形成され、製造業の重要な拠点となっています。

夜間に工場群が照らし出す工場夜景も観光資源として活用されています。北部の中国山地や南東部の自然環境など、市内に多様な景観を持つことも特徴です。

西部:下関市・宇部市・美祢市・山陽小野田市

西部は九州に近い県西側の地域です。関門海峡を中心とした海上交通、空港、工業、自然観光など、異なる特色を持つ4市が集まっています。

下関市は本州最西端に位置する都市です。関門海峡を挟んで福岡県北九州市と向かい合い、古くから交通や水産業の重要な拠点として発展してきました。

ふぐをはじめとする水産物で知られ、唐戸市場は観光客にも親しまれています。角島や巌流島など、自然や歴史に関わる観光資源も豊富です。

宇部市は山口県南西部に位置し、山口宇部空港を有しています。ときわ公園は四季折々の花や野外彫刻を楽しめる代表的なスポットです。

また、宇部市出身の庵野秀明氏にちなんだ「まちじゅうエヴァンゲリオン」の取り組みも展開されています。産業都市としての歴史と、芸術・文化の魅力を併せ持つ市です。

美祢市は山口県西部の内陸に位置し、日本最大級のカルスト台地である秋吉台と、鍾乳洞の秋芳洞で知られています。

2008年3月21日に旧美祢市、美東町、秋芳町が合併して誕生しました。市域全体がMine秋吉台ジオパークに認定されており、地質や自然環境を学ぶ観光にも適しています。

山陽小野田市は瀬戸内海に面する県南西部の都市です。下関市、宇部市、美祢市と接し、山陽新幹線の厚狭駅や山陽自動車道のインターチェンジを利用できる交通環境が整っています。

海岸や里山、河川、干拓地など多様な自然環境を持ち、工業や交通の利便性と自然の両方を備えています。

【市と町の違い】山口県にある6町の名前と自治体の仕組み

山口県の市町村一覧を調べるとき、13市だけを覚えても県内の自治体をすべて把握したことにはなりません。残る6自治体は、町に分類されています。

山口県の6町一覧

2026年時点の山口県の町は、次の6つです。

  • 周防大島町(すおうおおしまちょう):瀬戸内海に浮かぶ周防大島を中心とする町。
  • 和木町(わきちょう):岩国市に隣接する県東部の町。
  • 上関町(かみのせきちょう):瀬戸内海に面し、島しょ部を含む町。
  • 田布施町(たぶせちょう):県東部に位置する町。
  • 平生町(ひらおちょう):瀬戸内海沿岸に位置する町。
  • 阿武町(あぶちょう):日本海側の北部に位置する町。

地域別に見ると、周防大島町、和木町、上関町、田布施町、平生町の5町が東部、阿武町が北部に位置しています。

市と町は何が違う?

市と町は、どちらも地方自治法に基づく基礎自治体です。それぞれに首長や議会があり、住民に身近な行政サービスを提供しています。

両者の区分には地方自治法上の要件や自治体の制度的な手続きが関係します。単純に人口だけで機械的に決まるものではありません。

また、町だから市より行政サービスが少ない、あるいは生活環境が必ず不便という意味でもありません。町には島しょ部の自然環境や地域コミュニティなど、それぞれの特色があります。

山口県の市町村を調べる際には、市と町を合わせた19自治体全体を見ることで、県内の地域構成をより正確に把握できます。

【プロの結論】山口県の市を理解するために押さえたい3つの視点

山口県の13市を単なる地名の一覧として覚えるだけでは、それぞれの位置関係や地域性は見えてきません。理解を深めるには、次の3つの視点が役立ちます。

1.県庁所在地と人口最大の都市を区別する

山口市は県庁所在地ですが、人口最大の都市は下関市です。行政の中心と人口・都市規模の中心は必ずしも一致しません。

行政機関へのアクセスを重視するなら山口市、九州との交流や海峡交通、水産業などに注目するなら下関市というように、都市の役割を分けて考えると理解しやすくなります。

2.日本海側と瀬戸内海側の違いを見る

山口県は三方を海に囲まれていますが、日本海側と瀬戸内海側では景観や産業の特色が異なります。

萩市や長門市では日本海の海岸景観、歴史的な町並み、温泉などが特徴です。一方、周南市や防府市、岩国市などの瀬戸内海側では、臨海工業地域や港湾、交通網などが地域の発展に関わっています。

内陸の美祢市では秋吉台や秋芳洞のような地質・自然資源が大きな魅力です。海岸線だけでなく、山間部にも目を向けることが山口県の全体像をつかむ鍵になります。

3.地域区分は目的に応じて使い分ける

北部・中部・東部・西部という4エリア区分は、移住や地域紹介の資料で使われています。一方、気象庁の警報・注意報の発表区域は、防災上の目的に合わせて細かく設定されています。

そのため、同じ市でも資料によって所属する地域区分が異なる場合があります。例えば美祢市は、山口県の移住ガイドでは西部に分類されていますが、気象庁の警報区域では萩・美祢地域に含まれます。

これは資料の誤りではなく、分類する目的が異なるためです。旅行先や移住先を検討する場合には観光・移住資料、天気や災害情報を調べる場合には気象庁の区域区分を確認するのが適切です。

山口県の市に関するよくある質問(FAQ)

Q1:山口県の市はいくつありますか?
A1:2026年時点で13市あります。下関市、宇部市、山口市、萩市、防府市、下松市、岩国市、光市、長門市、柳井市、美祢市、周南市、山陽小野田市です。

Q2:山口県の市町村は全部でいくつですか?
A2:合計19自治体です。13市と6町で構成されており、村はありません。

Q3:山口県の県庁所在地はどこですか?
A3:山口市です。県のほぼ中央部に位置し、山口県庁が置かれています。

Q4:山口県で一番人口が多い市はどこですか?
A4:下関市です。県庁所在地の山口市と人口最大の下関市は異なる自治体です。

Q5:山口県の東部・中部・北部・西部には、それぞれ何市ありますか?
A5:県の移住ガイドの4エリア区分では、東部が5市、中部が2市、北部が2市、西部が4市です。合計13市となります。

Q6:山口県の6町はどこですか?
A6:周防大島町、和木町、上関町、田布施町、平生町、阿武町です。

Q7:山口県で観光におすすめの市はどこですか?
A7:目的によって異なります。歴史や城下町の散策なら萩市、海峡や水産グルメなら下関市、温泉なら山口市や長門市、自然景観なら美祢市、錦帯橋を訪れるなら岩国市がおすすめです。

まとめ:山口県の13市と6町を知れば県内の位置関係が分かる

山口県の市は13市、町は6町で、合計19市町です。県庁所在地は山口市で、下関市、宇部市、萩市、岩国市、周南市など、それぞれの地域に異なる特色を持つ都市が広がっています。

4エリアに分けると、北部は萩市・長門市、中部は山口市・防府市、東部は岩国市・柳井市・光市・下松市・周南市、西部は下関市・宇部市・美祢市・山陽小野田市です。

歴史や観光、産業、交通など、どの視点から見るかによって各市の魅力は変わります。県内の地理を理解したい人は4エリアの位置関係を、移住や旅行を検討している人は各市の生活環境や交通アクセスを確認すると、目的に合った地域を選びやすくなります。

2026年に山口県の市町村一覧を調べる際には、13市という数字だけでなく、6町を含めた19市町全体と、それぞれの地域が持つ個性を押さえておくことが大切です。