2026年11月現在、第72代横綱・稀勢の里寛(きせのさと・ゆたか)は、現役引退後に二所ノ関親方として相撲界で活躍している。現在は茨城県阿見町に構える二所ノ関部屋の師匠を務め、横綱・大の里をはじめとする力士の育成に力を注いでいる。
直近のニュースでは、2026年11月2日に行われた二所ノ関一門の連合稽古で、大の里と大関・琴桜の稽古を見守り、弟子の仕上がりについて評価したことが話題になった。現役時代の輝かしい実績だけでなく、親方としての指導方針、過去の部屋内の問題、結婚に関する情報やネットの反応にも関心が集まっている。
この記事では、稀勢の里寛の最新情報、プロフィール、現役時代の経歴、二所ノ関部屋の運営、炎上と報じられた問題、噂の真相まで詳しく整理する。
【2026年最新】稀勢の里寛の現在は?二所ノ関親方としての活動
稀勢の里寛は現在、二所ノ関寛(にしょのせき・ゆたか)という年寄名で活動している。
現役時代の四股名である稀勢の里は引退しているため、現在のニュースでは「二所ノ関親方」「元横綱稀勢の里」と表記されることが多い。
2026年11月2日、大の里と琴桜の連合稽古を視察
2026年11月2日、福岡市東区の佐渡ケ嶽部屋で二所ノ関一門の連合稽古が行われた。
この稽古には、二所ノ関部屋所属の横綱・大の里と、佐渡ケ嶽部屋の大関・琴桜が参加。両者は連続20番の相撲を取り、大の里が14勝6敗という成績を残した。
稽古を見守った二所ノ関親方は、両力士の状態について高く評価。特に大の里については、前場所よりも仕上がりが良くなっているとの見方を示した。
一方、昨年の好調時と比べれば、まだ改善の余地があるとも指摘している。
先場所よりもかなり出来がいい。
この評価からは、単純に勝敗だけを重視するのではなく、弟子の成長過程を細かく見ている指導者としての姿勢がうかがえる。
九州場所は2026年11月8日に福岡国際センターで初日を迎える。大の里が2場所連続優勝を目指すなか、師匠の指導にも注目が集まっている。
2026年9月、大の里の復活優勝を見届ける
2026年9月27日の秋場所千秋楽では、大の里が12勝3敗で1年ぶり6度目の幕内優勝を達成した。
師匠の二所ノ関親方は審判として土俵下から弟子の戦いを見守った。
日刊スポーツの報道によると、大の里は場所終盤に連敗を経験したものの、師匠は必要以上に声をかけず、本人が自分で立て直すことを信じていたという。
優勝後、二所ノ関親方は普段の厳しい指導を振り返りながら、喜びを見せた。
このエピソードは、現役時代の稀勢の里を知るファンにとっても印象的な出来事となった。
現在の主な活動拠点は茨城県阿見町
二所ノ関部屋は茨城県稲敷郡阿見町荒川本郷に所在する。
2022年6月に開所した施設には、力士の稽古場や生活スペースなどが整備されている。
部屋の公式サイトでは、伝統的な相撲の指導に加え、科学的な稽古方法やスポーツビジネスの考え方を取り入れる方針が紹介されている。
【プロフィール詳細】稀勢の里寛の本名・年齢・身長・現役時代の実績
稀勢の里寛(きせのさと・ゆたか)
第72代横綱・二所ノ関部屋師匠
- 本名:萩原寛
- 生年月日:1986年7月3日
- 出身地:茨城県牛久市
- 年齢:40歳(2026年11月現在)
- 身長:188cm
- 体重:177kg
- 得意技:左四つ・寄り・突き
幕内優勝2回を誇る第72代横綱
稀勢の里は、長年にわたって日本出身力士の横綱昇進が待たれていた時代に活躍した力士である。
2017年1月場所で初優勝を達成し、同年1月25日に第72代横綱への昇進が正式に決定した。
1998年に第66代横綱若乃花が昇進して以来、約19年ぶりとなる日本出身横綱の誕生だった。
さらに2017年3月場所では、左肩付近を負傷しながらも出場を続け、優勝決定戦で照ノ富士を破って2場所連続優勝を達成した。
この場所で見せた粘り強い相撲は、現在も稀勢の里を象徴する名場面として語り継がれている。
稀勢の里の主な戦績
日本相撲協会の公式プロフィールに掲載されている記録は以下のとおり。
| 項目 | 記録 |
|---|---|
| 最高位 | 第72代横綱 |
| 幕内優勝 | 2回 |
| 生涯戦歴 | 800勝496敗97休 |
| 幕内戦歴 | 714勝453敗97休 |
| 殊勲賞 | 5回 |
| 敢闘賞 | 3回 |
| 技能賞 | 1回 |
| 金星 | 3個 |
| 初土俵 | 2002年3月 |
| 新入幕 | 2004年11月 |
| 大関昇進 | 2012年1月 |
| 横綱昇進 | 2017年3月 |
| 引退 | 2019年1月 |
現役引退の理由は左腕の大けが
稀勢の里の現役生活を大きく変えたのが、2017年春場所で負った左腕・左胸付近のけがだった。
新横綱として臨んだ同場所の13日目に負傷。それでも強行出場し、最終的には優勝を果たした。
しかし、その後も負傷の影響が続き、以前のような相撲を取り戻すことは容易ではなかった。
2019年1月場所では初日から3連敗。1月16日に現役引退を表明した。
引退会見では、横綱として期待に応えられなかった悔しさを語りながらも、17年間の土俵人生について感謝の気持ちを示した。
引退の背景には、横綱としての責任と、けがによって本来の力を発揮できなくなった苦悩があった。
【経歴と転機】稀勢の里から二所ノ関親方へ変わった歩み
稀勢の里のキャリアは、現役力士としての成功だけでなく、引退後の指導者としての転身にも特徴がある。
2002年から2026年までの主な出来事
- 2002年3月: 鳴戸部屋に入門し、初土俵。
- 2004年5月: 新十両に昇進。
- 2004年11月: 新入幕を果たす。
- 2012年1月: 大関に昇進。
- 2017年1月: 初場所で初優勝。
- 2017年3月: 第72代横綱に昇進。
- 2019年1月: 現役引退。年寄「荒磯」を襲名。
- 2021年3月: 早稲田大学大学院スポーツ科学研究科を修了。
- 2022年6月: 茨城県阿見町に二所ノ関部屋を開所。
- 2026年2月: 阿見町の町民報告会に出席。
- 2026年4月: 阿見町と二所ノ関部屋が包括連携協定を締結。
- 2026年9月: 大の里の復活優勝を師匠として見届ける。
- 2026年11月: 九州場所に向けて弟子の稽古を視察。
早稲田大学大学院でスポーツ科学を学んだ理由
引退後の稀勢の里を語るうえで見逃せないのが、大学院での学びである。
2021年3月、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科を修了した。
現役時代には、けがによって思うような相撲が取れなくなる苦しさを経験している。
その経験を踏まえ、引退後は力士の育成に科学的な視点を取り入れている。
特に、けがに強い力士を育てることは、本人が公式サイトで掲げている指導目標の一つだ。
この経歴は、単に元横綱としての経験だけに頼らず、理論や科学的な知識も指導に生かそうとする姿勢を示している。
【二所ノ関部屋の実態】大の里・白熊との関係と独自の指導方針
二所ノ関親方の現在を理解するには、二所ノ関部屋の運営方針を知る必要がある。
横綱・大の里を育てた師匠
二所ノ関部屋を代表する力士が、第75代横綱の大の里である。
大の里は、幕下付け出しで初土俵を踏んだ後、驚異的なスピードで番付を駆け上がった。
その成長を支えたのが、現役時代に横綱まで上り詰めた二所ノ関親方の指導だった。
2026年9月の優勝時には、弟子が苦しい時期を乗り越える姿を信じて見守っていたことが報じられている。
興味深いのは、師匠が弟子に対して、常に細かい技術指導を繰り返していたわけではない点だ。
本人が自分で考え、失敗から学び、成長することを重視していたという。
二所ノ関部屋の特徴
公式サイトによると、二所ノ関部屋では次のような取り組みを進めている。
- 土俵を2面設置し、稽古の効率を高める。
- 科学的な稽古方法を導入する。
- 力士がけがに強くなるための指導を重視する。
- 小学生と現役力士が一緒に稽古する機会を設ける。
- 地元の小中学校と連携した相撲教室や体育授業に取り組む。
- 地域住民との交流を積極的に進める。
伝統的な相撲部屋の役割に、現代的なスポーツ運営の考え方を加えている点が特徴的だ。
2026年は阿見町との地域連携も進展
2026年2月7日には、阿見町で二所ノ関部屋の町民報告会が開催された。
二所ノ関親方、大の里、十両の白熊らが出席し、約470人の町民が参加した。
この場で親方は、茨城県出身の幕内力士を育てたいという目標を語っている。
さらに同年4月25日には、阿見町と二所ノ関部屋が包括連携協定を締結した。
相撲を通じた青少年育成、地域行事への協力、地域の魅力発信などが連携内容に盛り込まれた。
二所ノ関部屋は、単に強い力士を育てるだけでなく、地域に根付いた相撲部屋を目指している。
【炎上・噂の真相】稀勢の里寛と二所ノ関部屋で何があった?
稀勢の里や二所ノ関部屋について検索すると、炎上、飲酒問題、金銭トラブルなどの言葉が関連して表示されることがある。
これらは主に、部屋の管理責任や所属力士・関係者に関する報道が背景にある。
2024年:大の里の20歳未満力士との飲酒問題
2024年4月22日、日本相撲協会は大の里と二所ノ関親方に厳重注意を行ったと発表した。
問題となったのは、2023年9月に二所ノ関部屋で発生した飲酒問題である。
報道によると、大の里は20歳未満の幕下以下の力士が未成年であると知りながら、一緒に飲酒していた。
協会は聞き取り調査を実施し、大の里と師匠の二所ノ関親方に厳重注意を行った。
同年4月30日の新小結会見では、親方と大の里がそろって謝罪している。
ここで重要なのは、問題となった飲酒行為の当事者と、指導・監督責任を問われた師匠を区別することだ。
二所ノ関親方自身が未成年力士と飲酒したという内容ではない。
2025年:二所ノ関部屋の床山による金銭トラブル
2025年9月30日には、二所ノ関部屋に所属する床山の金銭トラブルが日本相撲協会から発表された。
床山は9月29日付で退職。
協会のコンプライアンス委員会が調査を行い、被害者のプライバシー保護を理由に、氏名や金額などの詳細は公表されなかった。
二所ノ関親方については、床山に対する監督不行き届きを理由として、八角理事長から厳重注意を受けている。
この件は親方個人の金銭トラブルではなく、部屋の所属者による問題と師匠の管理責任に関するものだ。
結局、稀勢の里本人が炎上したのか?
これらの報道を整理すると、二所ノ関親方には部屋の管理者として対応を求められた事案が複数存在する。
特に2024年の飲酒問題では所属力士への指導、2025年の金銭トラブルでは部屋関係者への監督体制が問われた。
一方で、これらを稀勢の里本人による不正行為と同一視するのは正確ではない。
親方としての評価を考える場合、現役時代の実績だけでなく、所属する力士や関係者の生活管理、再発防止への取り組みも重要な判断材料になる。
【ネットの反応】稀勢の里の親方としての表情や指導が話題に
稀勢の里は現役時代、土俵上で感情を大きく表に出さない力士としても知られていた。
しかし、親方になってからは弟子の取組を見守る表情や、指導中の様子が注目されている。
2026年3月、大の里の連敗時に見せた厳しい表情
2026年3月9日の春場所では、大の里が熱海富士に敗れて2連敗となった。
その際、審判を務めていた二所ノ関親方の厳しい表情が中継カメラに映り、ABEMA TIMESがファンの反応を紹介した。
普段の落ち着いた印象とのギャップもあり、親方の表情が話題になった。
2026年9月、優勝後の自撮り写真が好評
一方、同年9月28日には、二所ノ関部屋の公式Xで親方と大の里の自撮り写真が公開された。
秋場所の優勝祝賀会後に撮影されたもので、写真に写った親方の表情や、弟子との自然な雰囲気に好意的な反応が寄せられたと報じられている。
厳しい指導者としての顔と、優勝を喜ぶ師匠としての顔。その両面が伝わった出来事だった。
ネットの反応から見える3つの注目点
ネット上の話題を整理すると、主に次の3点が注目されている。
1. 指導者としての厳しさ: 大の里の勝敗に対する親方の表情やコメント。
2. 師弟関係: 弟子の成長を信じて見守る姿勢。
3. 現役時代とのギャップ: 寡黙な横綱から、積極的に発信する親方への変化。
こうした反応は、単なる懐古的な人気ではなく、現在の指導者としての稀勢の里にも関心が向けられていることを示している。
【結婚・家族の噂】稀勢の里寛の妻や私生活は?
稀勢の里の現在については、結婚しているのか、妻はどのような人物なのかといったプライベートにも関心が集まっている。
2022年に一般女性との結婚を公表
二所ノ関親方は2022年4月27日、二所ノ関部屋の公式SNSを通じて結婚を報告した。
当時の報道によると、相手は6歳年下の一般女性で、同年に結婚していた。
結婚報告では、今後も後進の育成に励むという趣旨のコメントを発表している。
妻の顔写真や子供については?
結婚相手は一般女性として報じられている。
そのため、芸能人や著名人のように詳細なプロフィールが公開されているわけではない。
また、子供の有無や人数についても、確かな公表情報は確認できない。
妻の職業や家族構成について、根拠のない情報を事実として扱うことはできない。結婚が公表されていることと、家族の詳細が明らかになっていることは別の話である。
【プロの結論】稀勢の里寛の本当の評価は現役時代と親方時代の両方にある
稀勢の里を評価する際、横綱としての成績だけを見てしまうと、その後の活動を十分に理解できない。
現役時代には、長年の優勝争いを経て第72代横綱に昇進し、幕内優勝2回を達成した。
その一方で、左腕のけがに苦しみ、横綱としてのキャリアは短期間で終わった。
引退後は、早稲田大学大学院でスポーツ科学を学び、二所ノ関部屋を立ち上げた。
そして2026年には、横綱・大の里を育て上げた師匠として、相撲界で存在感を示している。
ここで注目したいのは、自身の現役経験を次世代の力士育成にどう生かしているかという点だ。
特に、けがに強い力士を育てるという方針は、自身がけがによって苦しんだ経験と無関係ではない。
ただし、指導者としての評価には、弟子の成績だけでなく、部屋の管理体制や所属者への生活指導も含まれる。2024年と2025年の問題は、その課題を考えるうえで重要な事例となっている。
今後の二所ノ関親方を見る際には、次の3点を判断基準にするとよい。
- 大の里をはじめとする所属力士が継続的に成長できるか。
- 科学的な稽古と伝統的な相撲指導を両立できるか。
- 部屋の管理体制やコンプライアンスを改善できるか。
この3つを追うことで、元横綱としての名声だけではない、指導者・経営者としての実力も見えてくる。
【稀勢の里寛の現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:稀勢の里寛は現在何をしている?
A1:現在は二所ノ関親方として、茨城県阿見町の二所ノ関部屋で力士の育成や指導に携わっている。2026年11月2日にも九州場所に向けた連合稽古を視察している。
Q2:稀勢の里の本名と読み方は?
A2:本名は萩原寛。現役時代の四股名は稀勢の里寛で、読み方は「きせのさと・ゆたか」。現在の年寄名は二所ノ関寛である。
Q3:稀勢の里は結婚している?
A3:はい。2022年4月に6歳年下の一般女性との結婚を公表している。家族の詳細については広く公表されていない。
Q4:稀勢の里はなぜ引退した?
A4:2017年春場所で負った左腕・左胸付近のけがが大きく影響した。2019年1月場所で初日から3連敗した後、1月16日に引退を表明した。
Q5:二所ノ関部屋の代表的な所属力士は誰?
A5:代表的な力士は第75代横綱の大の里と十両の白熊。特に大の里は、二所ノ関親方の指導を受けて横綱まで昇進した力士として知られている。
まとめ:稀勢の里寛は2026年も相撲界の次世代を担う指導者
稀勢の里寛は、2019年に現役を引退した後も、二所ノ関親方として相撲界で重要な役割を担っている。
2026年11月2日の最新ニュースでは、大の里と琴桜の連合稽古を見守り、九州場所に向けた弟子の状態を評価した。
また、阿見町との地域連携や科学的な稽古環境の整備など、相撲部屋の運営にも力を注いでいる。
一方、部屋内の飲酒問題や金銭トラブルに関しては、師匠としての管理責任も問われてきた。
現役時代の栄光だけでなく、親方としての実績、指導力、部屋の運営体制まで含めて評価することが大切だ。
2026年の稀勢の里寛を追ううえで、最も注目すべきなのは、自身が築いた横綱の経験を次世代の横綱へどう引き継いでいくかという点である。 今後も大の里の活躍と二所ノ関部屋の成長が、二所ノ関親方の指導者としての評価を左右していきそうだ。