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【ナスDとは何者?】本名・友寄隆英の経歴とテレビマンとしての素顔

穂積 美咲 穂積 美咲 • 更新: • 公開: • 読了約 19 分
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ナスDの本名は友寄隆英(ともより・たかひで)。テレビ朝日の番組制作に携わってきたディレクターであり、単なる出演タレントではない。企画や演出を担当する制作スタッフでありながら、自らカメラの前に立ち、海外の少数民族や過酷な自然環境を取材する独特のスタイルで人気を獲得した。

テレビ朝日の人気番組を手がけた制作ディレクター

友寄氏のキャリアを語るうえで欠かせないのが、テレビ朝日の長寿バラエティー番組「いきなり!黄金伝説。」だ。節約生活や無人島生活など、出演者が限界に挑む企画を扱う番組で、友寄氏は演出などを担当した。

その後、2017年に始まった「陸海空 こんな時間に地球征服するなんて」で、南米アマゾンの部族を取材する企画に参加。制作スタッフでありながら、自ら現地に入り込んで取材する姿が視聴者の関心を集めた。

とりわけ、現地の食文化を体験したり、過酷な移動やサバイバルに挑んだりする姿は、それまでのテレビディレクターのイメージとは大きく異なっていた。出演者に挑戦させるだけでなく、自分自身が先に体験するという行動力が、ナスDのキャラクターを形づくった。

2020年4月には、テレビ朝日で自身の冠番組「ナスDの大冒険TV」がスタート。アマゾンだけでなく、ヒマラヤなど世界各地の秘境を取材する紀行ドキュメンタリーとして展開された。

ナスDのプロフィール

公表情報や報道から整理できる基本的な人物像は次のとおりだ。

- 本名:友寄隆英
- 読み方:ともより・たかひで
- 通称:ナスD
- 職業:テレビ番組ディレクター・演出家
- 主な活動先:テレビ朝日の番組制作
- 代表的な担当番組:いきなり!黄金伝説。、陸海空 こんな時間に地球征服するなんて、ナスD大冒険TV
- 妻:料理研究家・管理栄養士の森崎友紀

なお、ナスDという名称は芸名ではなく、番組出演をきっかけに定着した愛称だ。友寄氏が制作現場で培った経験と、本人の体当たり取材が結びついたことで、ディレクター自身が番組の看板になるという珍しい存在が生まれた。

【なぜ顔が黒い?】ウィト果汁の正体とナスDの名前の由来

なすでぃー

ナスDを初めて知った人が最も驚くのは、やはり顔や身体が黒紫色に染まった姿だろう。

これは特殊メイクや生まれつきの肌の色ではない。2017年、南米ペルーのアマゾン地域で取材していた際、現地のシピボ族の人々から勧められたウィトという果実の汁を身体に塗ったことがきっかけだった。

ウィト果汁とは何なのか?

ウィトは南米の熱帯地域で知られる果実で、現地では身体に模様を描くための染料としても使われている。ジャグアタトゥーに利用される果実としても知られ、肌に青黒い色をつける性質がある。

友寄氏は現地の人から美容に良いと説明され、果汁を顔や身体に塗った。しかし、実際にはタトゥーなどに用いられる染料だったため、皮膚が黒紫色に変色したのである。

この一件は2017年の番組放送で大きな反響を呼んだ。週刊女性PRIMEや週プレNEWSなどの当時の取材記事でも、ウィトが染料として使われる果実であることや、友寄氏の肌が変色した経緯が紹介されている。

なぜナスDと呼ばれるようになった?

愛称の誕生には、スタジオ出演者の伊集院光さんと生駒里奈さんが関係している。

番組内で友寄氏の黒紫色の顔を見た伊集院さんが、ナスのような色だと表現。それを受けて生駒さんが「ナスだ!」と反応し、ナスDという呼び名につながったと紹介されている。

つまり、名前の由来は次のように整理できる。

- 伊集院光さん: 肌の色をナスにたとえた。
- 生駒里奈さん: ナスという呼び名を発展させ、ナスDという愛称につなげた。
- D: ディレクターの頭文字。

「ナス色のディレクター」という印象的な呼び名は、視聴者にも覚えやすく、本人のキャラクターを象徴する名称として定着した。

なお、肌の変色は果実の染料によるもので、顔が恒久的に黒くなったわけではない。2018年には肌色が元に戻った姿も番組で紹介されている。

【2025年の懲戒処分】517万円の経費不適切使用とパワハラ報道の真相

ナスDをめぐる最大の転換点となったのが、2025年3月19日のテレビ朝日の発表だ。

同局は、コンテンツ編成局第2制作部のエグゼクティブディレクター(50歳)について、会社経費の不適切使用とスタッフへのパワーハラスメントが判明したとして、懲戒処分を発表した。

この発表は当初、対象社員の氏名を公表していなかった。一方、スポーツ紙や週刊誌など複数の報道機関は、処分対象者がナスDこと友寄隆英氏だと報じた。ここは、テレビ朝日の公式発表と報道による人物特定を分けて理解する必要がある。

約517万円の経費不適切使用とは?

テレビ朝日の公式発表によると、対象社員は2019年から2025年1月まで、個人的な会食などの費用を会社に請求するなど、社内ルールから逸脱した経費処理を行っていた。

調査によって判明した不正受領額は総額約517万円。同局は、本人から不正に受領した会社費用の全額返済を受けたことも公表している。

重要なのは、単に経費の使い方をめぐる疑問が報じられたのではなく、テレビ朝日自身が調査結果として不適切な経費処理と金額を公表した点だ。

パワハラ報道は事実だったのか?

パワーハラスメントについても、テレビ朝日の発表には具体的な説明がある。

同局は、複数のスタッフに対して人格を否定するような発言を繰り返すなど、パワーハラスメントに該当する行為が外部の編集室などで行われていたことを確認したと公表した。

したがって、パワハラについては単なるインターネット上の噂ではない。テレビ朝日が調査によって確認した事案として発表している。

ただし、個々の発言の全文や被害を受けたスタッフの氏名、詳細な聞き取り内容などは、公式発表では明らかにされていない。報道で紹介された関係者の証言と、会社が正式に公表した事実は区別して読む必要がある。

テレビ朝日の処分内容

テレビ朝日は2025年3月19日付で対象社員を懲戒処分上の「降格」とした。また、管理監督者にも責任を問い、複数の幹部を減給処分としたほか、常務取締役が役員報酬の一部を自主返納することも発表した。

同局が問題視したのは、本人の行為だけではない。約5年間にわたり不適切な経費処理が続き、チェック体制が十分に機能しなかったことについても、会社として管理監督責任を果たしていなかったと認めている。

2025年3月25日の定例社長会見でも、篠塚浩社長は問題を重く受け止めていると説明。経費処理のチェック体制を強化し、再発防止に取り組む考えを示した。

【番組終了と関係者】ナスD大冒険TVはなぜ終わった?

「ナスD大冒険TV」は、2020年4月に始まった友寄氏の冠番組だ。南米アマゾンやヒマラヤなどを舞台に、現地の文化や人々の暮らしを取材する紀行番組として放送された。

番組は放送時間を変更しながら継続し、2023年10月には日曜午前11時の枠へ移動。バイきんぐや井上咲楽さん、テレビ朝日の山本雪乃アナウンサーらも番組に関わっていた。

ところが、2025年3月の懲戒処分発表を受けて、番組の終了が明らかになった。

番組終了までの経緯と関係者の関係

時期・人物 関係・出来事 確認できる内容 2000年代 友寄隆英・いきなり!黄金伝説。 番組の演出などを担当し、テレビ制作のキャリアを築く。 2017年 友寄隆英・陸海空 アマゾン取材でウィト果汁を塗り、ナスDとして注目される。 2017年以降 伊集院光・生駒里奈 ナスという色のたとえと、ナスDという愛称の誕生に関係。 2020年4月 ナスD大冒険TV 友寄氏の冠番組として放送開始。 2025年3月19日 テレビ朝日 経費不適切使用約517万円とパワハラを公表。対象社員を降格処分。 2025年3月20日 ナスD大冒険TV 番組終了が報道され、関連サイトや配信情報の削除も伝えられた。 2025年 森崎友紀 友寄氏の妻として知られ、夫婦の写真と応援のメッセージを公開。 2026年3〜4月 森崎友紀のYouTube 料理動画に友寄氏とみられる男性が登場し、夫婦共演が報道された。

※番組の放送履歴、テレビ朝日の発表、各社の報道をもとに整理。懲戒処分対象者と友寄氏の同一性は報道による特定であり、テレビ朝日の発表文には氏名の記載がない。

番組の最終放送履歴は、番組情報を掲載するWEBザテレビジョンでは2025年2月9日となっている。3月19日の処分発表と、3月20日の番組終了報道は別の出来事であり、終了が公になった時期と最後に放送された時期を混同しないことが大切だ。

打ち切りの理由は視聴率低迷だったのか?

番組終了については、視聴率が原因だったのではないかという疑問もある。

しかし、テレビ朝日は2025年3月25日の定例会見で、番組制作の過程に不適切な問題があったことを打ち切りの理由として説明している。経費不適切使用だけでなく、パワーハラスメントも含めた問題を重く受け止めた対応だった。

そのため、番組終了を単純な視聴率低迷や通常の番組改編によるものとして説明するのは正確ではない。公表された経緯では、コンプライアンス上の問題と番組制作体制への対応が直接的な背景となっている。

【2026年の現在】妻・森崎友紀のYouTubeにナスDが登場?

2025年の処分と番組終了以降、ナスDのテレビ出演は目立たなくなった。その後、2026年春に注目されたのが、妻である料理研究家・森崎友紀氏のYouTubeチャンネルへの登場だ。

妻の森崎友紀とは何者?

森崎友紀氏は料理研究家であり、管理栄養士の資格を持つ人物だ。大学で栄養学を学び、料理教室や病院、学校などで経験を積んだ後、料理研究家として独立。レシピ開発や料理関連のメディア出演など幅広く活動している。

友寄氏との結婚については、2016年1月に森崎氏の所属事務所が発表。実際の入籍は2015年12月で、当時は41歳の一般男性と結婚したと公表されていた。

その後、2025年4月には森崎氏が夫とのツーショット写真を公開し、友寄氏を「家族想いで尊敬できる人」と表現したことが報じられた。夫婦として支え合う姿勢を示した投稿として注目された。

2026年3月、森崎友紀のYouTubeに登場

2026年3月28日、森崎氏はYouTubeチャンネル「奥様は料理人 森崎友紀」を開設した。

その最初の動画は、パスタ醤油を使った料理の検証企画。調理中に画面外から男性の声が入り、料理の栄養面について質問する場面があった。

加えて、森崎氏と男性が向かい合って食事をする場面もあり、男性にはモザイクがかけられていたものの、声や雰囲気からナスDこと友寄氏ではないかと注目された。

2026年4月1日付のSmart FLASHの報道は、この男性を友寄氏と結びつけて紹介。パスタの味をめぐる夫婦のやりとりも取り上げた。森崎氏が夫の好みを紹介する一方、実食時には友寄氏が厳しい評価に戸惑うような場面もあったという。

この動画が注目された理由は、単に有名人の夫婦共演だったからではない。2025年の問題以降、表舞台から姿を消していたナスDの声が久しぶりに聞かれたことが、過去の番組を見ていたファンの関心を呼んだのだ。

2026年11月現在、テレビ復帰している?

2026年11月2日現在、森崎氏のYouTube動画への登場は報道されているが、テレビ朝日の番組への正式な復帰が発表された事実は確認できない。

また、YouTubeでの登場は、テレビ朝日での職務復帰や懲戒処分の解除を意味するものではない。動画に声や姿が登場することと、テレビ番組の制作現場に復帰することは別の話だ。

今回の近況から分かるのは、少なくとも妻の料理チャンネルを通じて、友寄氏とみられる人物の存在が再び視聴者の目に触れたということだ。テレビ局内での現在の役職、担当業務、処分後の具体的な勤務状況については、詳細な公式情報が公表されていない。

【テレビ復帰の可能性と評判】ナスDは再び表舞台に立てるのか?

ナスDのテレビ復帰について考える場合、過去の番組で獲得した人気と、2025年に明らかになったコンプライアンス問題を切り離すことはできない。

ナスDの評価が分かれる理由

ナスDが人気を集めた最大の理由は、制作側の人間が自ら危険や困難を体験するという、従来のバラエティーとは異なる見せ方だった。

アマゾンでの取材、ヒマラヤの高地への挑戦、無人島生活など、通常の出演者では簡単に実現できない企画を、自ら実行する姿は番組の大きな見どころになっていた。

一方、制作現場は出演者だけで成立するものではない。撮影、編集、通訳、現地交渉、移動、安全管理など、多くのスタッフの協力によって番組は完成する。

そのため、画面の中で見せる行動力や企画力が評価されていたとしても、制作現場でのスタッフへの接し方や経費管理に問題があれば、別の基準で評価されなければならない。

今回の問題は、まさにその二面性を浮き彫りにした。番組の魅力と、制作責任者としてのコンプライアンス意識は、同じ尺度で判断できない。

テレビ復帰を判断するための3つのポイント

今後、友寄氏のテレビ復帰が実現するかどうかを見るうえでは、次の3点が重要になる。

1. テレビ朝日の公式な人事・出演発表

懲戒処分後の役職や担当業務について、テレビ朝日から具体的な発表があるかどうか。制作現場に戻ることと、出演者としてテレビ画面に登場することも区別して考えたい。

2. 制作現場の信頼回復

番組制作はチームで進める仕事だ。スタッフが安心して働ける環境を整え、経費管理やハラスメント防止の体制が機能しているかどうかが重要になる。

3. 視聴者や関係者の受け止め方

森崎氏のYouTubeへの登場に好意的な反応があったとしても、それだけでテレビ復帰への支持が広く確立したとはいえない。過去のファンの期待と、今回の問題に対する視聴者の評価は、別々に見る必要がある。

現段階では、YouTubeへの登場を復帰の確定的な前兆とみなすのは早い。制作現場への復帰についても、本人やテレビ朝日からの正式な情報が判断材料となる。

【ナスDの現在・経歴】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:ナスDの本名は何ですか?
A1:本名は友寄隆英(ともより・たかひで)です。テレビ朝日の番組制作に携わってきたディレクターとして知られています。

Q2:ナスDはなぜ顔が黒くなったのですか?
A2:2017年の南米アマゾン取材で、現地の人から美容に良いと勧められたウィトという果実の汁を顔や身体に塗ったためです。ウィトはタトゥーの染料にも使われる果実です。

Q3:ナスDの名前を付けたのは誰ですか?
A3:伊集院光さんが肌の色をナスにたとえ、生駒里奈さんがナスDという愛称につなげたと紹介されています。

Q4:ナスDは2025年に何をしたのですか?
A4:テレビ朝日は2025年3月19日、50歳のエグゼクティブディレクターについて、2019年から2025年1月までの経費不適切使用約517万円と、複数スタッフへのパワーハラスメントを公表しました。報道各社は処分対象者を友寄隆英氏と特定して報じています。

Q5:ナスD大冒険TVはなぜ打ち切りになったのですか?
A5:担当社員の経費不適切使用やパワーハラスメントなど、番組制作過程での重大なコンプライアンス問題が理由です。テレビ朝日の社長も2025年3月の会見で番組終了の理由を説明しています。

Q6:ナスDの妻は誰ですか?
A6:妻は料理研究家・管理栄養士の森崎友紀氏です。2015年12月に入籍したことが2016年1月に発表されました。

Q7:2026年現在、ナスDはどこで活動していますか?
A7:2026年3月に開設された妻・森崎友紀氏のYouTubeチャンネルに友寄氏とみられる男性が登場したと報じられています。ただし、テレビ朝日での現在の担当業務や正式なテレビ復帰については公表されていません。

Q8:ナスDはテレビに復帰する可能性がありますか?
A8:可能性そのものは否定できませんが、2026年11月2日時点でテレビ朝日から正式な復帰発表は確認できません。人事上の状況、制作現場の信頼回復、本人の今後の活動などを見守る必要があります。

まとめ:ナスDの現在を知るには人気とコンプライアンス問題の両面を見る

ナスDこと友寄隆英氏は、テレビ朝日のディレクターとして「いきなり!黄金伝説。」や「陸海空 こんな時間に地球征服するなんて」などに携わり、アマゾンでの体当たり取材をきっかけに全国的な知名度を獲得した人物だ。

ウィト果汁によって肌が黒紫色に染まったエピソードは、伊集院光さんや生駒里奈さんとの番組内のやりとりも相まって、ナスDという愛称を生み出した。2020年には冠番組も始まり、テレビディレクター自身が人気キャラクターになるという異例の成功を収めた。

しかし、2025年3月にはテレビ朝日が約517万円の経費不適切使用とパワーハラスメントを公表し、対象社員を降格処分とした。報道各社はその人物を友寄氏と特定し、ナスD大冒険TVも終了した。

2026年には妻・森崎友紀氏のYouTubeチャンネルへの登場が報じられ、久しぶりにその存在が注目されている。ただし、これはテレビ復帰とは異なる動きだ。

ナスDの今後を判断する際に大切なのは、過去の番組での功績だけでも、2025年の問題だけでもなく、制作現場での信頼をどのように回復していくかという視点だろう。今後、本人やテレビ朝日から新たな公式発表があるかどうかが、復帰の可能性を考えるうえで大きな判断材料となる。

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映画・ドラマ担当として5年以上の取材経験。cinema領域の公式発表・配信元の告知を一次情報として確認し、確認できない情報は記事に含めない方針です。

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