ホーム スポーツ ウォリアーズ2026-27最新分析|開幕7試合4勝3敗、西地区9位の現在地とプレーオフ展望

ウォリアーズ2026-27最新分析|開幕7試合4勝3敗、西地区9位の現在地とプレーオフ展望

穂積 美咲 穂積 美咲 • 更新: • 公開: • 読了約 20 分
目次

2026年11月2日、NBAのゴールデンステート・ウォリアーズは、2026-27シーズンの開幕7試合を終えて4勝3敗、西地区9位につけている。開幕直後の3連敗から4連勝へと立て直し、攻撃力の高さを示す一方、守備の安定性や主力選手のコンディションには課題が残る。現地11月1日のロサンゼルス・クリッパーズ戦では124対112で勝利し、連勝を4に伸ばした。

チームの中心を担うステフィン・カリー、ドレイモンド・グリーン、ブランドン・ポジェムスキーに加え、負傷からの復帰を目指すジミー・バトラー、健康上の問題で離脱しているクリスタプス・ポルジンギスの状況も、今季の行方を左右する。加えて、ドラフト11位指名の新人ヤクセル・レンデボルグが存在感を強めており、スティーブ・カー体制の新たな戦い方にも注目が集まっている。

【最新成績】ウォリアーズは開幕7試合で4勝3敗、西地区9位

goldenstatewarriors

2026-27シーズンのウォリアーズは、開幕直後こそ苦戦したものの、10月26日から11月1日にかけて4連勝を記録した。

NBA公式のチーム成績では、11月2日のフェニックス・サンズ戦を迎える前の段階で4勝3敗。西地区9位という位置にいる。

開幕7試合の試合日程・結果

日付(現地時間) 対戦相手 結果 スコア
10月21日 レイカーズ 敗戦 105-127
10月23日 グリズリーズ 敗戦 108-111
10月24日 サンズ 敗戦 122-131
10月26日 ナゲッツ 勝利 134-114
10月28日 ティンバーウルブズ 勝利 119-114
10月30日 レイカーズ 勝利 112-95
11月1日 クリッパーズ 勝利 124-112

最初の3試合では、攻守のバランスを整えられず、3連敗を喫した。しかし、デンバー戦で20点差の勝利を収めると、ミネソタ、レイカーズ、クリッパーズを連破。チームの勢いは明らかに変化している。

特に注目されたのが、11月1日のクリッパーズ戦だ。

カリーとグリーンを欠く状況で、2026年ドラフト11位指名のヤクセル・レンデボルグがキャリアハイとなる37得点を記録。124対112の勝利に大きく貢献した。

ベテランへの依存度が高いチームにとって、若手が主力不在の試合を勝利に導いたことは大きな収穫だ。

ただし、開幕7試合というサンプルはまだ小さい。4連勝をそのままシーズン全体の実力と判断するのではなく、強豪相手にも同じパフォーマンスを維持できるかが次の焦点となる。

【2026-27ロスター】カリーを中心に若手と経験豊富なベテランが融合

2026-27シーズンのウォリアーズは、経験豊富なベテランと成長途上の若手を組み合わせたロスターを編成している。

NBA公式ロスターに掲載されている主な選手は以下の通り。

ガード・ウイング:
ステフィン・カリー、ブランドン・ポジェムスキー、デアンソニー・メルトン、ゲイリー・ペイトン2世、ブランドン・ウィリアムズ、ウィル・リチャード、モーゼス・ムーディー、LJ・クライヤー、ジミー・バトラー。

フォワード:
ドレイモンド・グリーン、ヤクセル・レンデボルグ、ギ・サントス、ジョルジュ・ニアン、マレービー・レオンズ。

センター・フロントコート:
クリスタプス・ポルジンギス、アル・ホーフォード、チャールズ・バッシー、グラハム・アイク。

スティーブ・カー体制の基本方針

ヘッドコーチは引き続きスティーブ・カー。NBA公式の2026-27シーズン展望によれば、カーは夏に複数年契約でチームに復帰した。

カーのバスケットボールは、選手の個人能力だけに頼るものではない。

ボールを止めずに動かし、スクリーンやカットを組み合わせてディフェンスを崩す。カリーのシュート力を最大限に活用しながら、周囲の選手にも判断力と連携を求めるスタイルだ。

今季は若手の出場機会が増えていることから、従来のシステムをどこまで新しいメンバーに浸透させられるかが重要になる。

【主力選手の最新成績】カリー、バトラー、グリーンらの役割を比較

2026年11月2日時点で、ウォリアーズの戦力を評価するうえで重要なのは、各選手の得点力だけではない。

攻撃の組み立て、守備の指揮、リバウンド、スペーシングなど、それぞれが異なる役割を担っている。

選手 2026-27シーズンの状況・成績 チーム内の役割
ステフィン・カリー 5試合出場、平均29.2得点、3.8リバウンド、4.0アシスト エース、得点源、攻撃の中心
ジミー・バトラー 右膝ACL手術後のリハビリ中 復帰後の攻守両面の中心候補
ドレイモンド・グリーン 5試合出場、平均3.0得点、5.2リバウンド、7.2アシスト 守備の指揮、ゲームメーク
クリスタプス・ポルジンギス 健康上の問題で無期限離脱 インサイド、外角シュート、リムプロテクト
ブランドン・ポジェムスキー 5試合出場、平均16.4得点、5.4リバウンド、5.6アシスト 若手の得点源、セカンドハンドラー
ヤクセル・レンデボルグ 7試合出場、平均22.3得点、7.3リバウンド 新人の主力候補、得点とリバウンド

ステフィン・カリー:38歳でもチームの絶対的エース

カリーは今季もウォリアーズの攻撃を牽引している。

開幕7試合のうち5試合に出場し、平均29.2得点を記録。フィールドゴール成功率は47.7%、3ポイント成功率は44.0%という高水準だ。

特に印象的だったのが10月28日のミネソタ戦での44得点。さらに10月30日のレイカーズ戦でも31得点を挙げた。

カリーの最大の価値は、単純な得点数だけではない。

彼が3ポイントラインの外側に立つだけで相手守備は広がり、味方が攻め込めるスペースが生まれる。スクリーンを利用したオフボールの動きも、ウォリアーズの攻撃システムを成立させる重要な要素だ。

38歳という年齢を考慮すれば、全試合で長時間プレーさせるのではなく、休養日を設けながらシーズン後半に力を残す運用も必要になる。

ジミー・バトラー:復帰時期がシーズン後半の鍵

バトラーは2026年1月19日のマイアミ・ヒート戦で右膝の前十字靱帯(ACL)を断裂した。

2月10日には手術を受け、リハビリを開始。2026-27シーズンの開幕時点では、まだ試合に出場できる状態ではない。

昨季はウォリアーズで38試合に出場し、平均20.0得点、5.6リバウンド、4.9アシストを記録していた。

バトラーの復帰が重要なのは、カリーとは異なる方法で得点を作れるからだ。

ドライブでペイントエリアに侵入し、相手のファウルを誘い、フリースローを獲得する。加えて、フィジカルを生かした守備やプレーオフでの勝負強さも期待される。

2026年10月の報道では、2027年1〜2月ごろの復帰が視野に入る可能性が伝えられている。ただし、正式な復帰日は決まっていない。

ドレイモンド・グリーン:得点以外の貢献が重要

グリーンの今季成績は平均3.0得点、5.2リバウンド、7.2アシスト。

得点だけを見れば目立たない数字だが、チーム内ではアシスト数がトップとなっている。

彼の役割は、守備の連携を整えながら、攻撃ではパスを通じて味方の得点機会を作ることだ。

カリーがボールを持たない場面でも、グリーンがハンドオフやスクリーンを組み合わせることで、攻撃に複数の選択肢が生まれる。

また、センターとのマッチアップやヘルプディフェンスなど、守備面での判断力も欠かせない。

グリーンの存在は、スタッツ以上にチーム全体の完成度に影響する。

クリスタプス・ポルジンギス:インサイドの戦力として期待される大型センター

身長7フィート2インチのポルジンギスは、外角シュートを打てる大型センターとして貴重な存在だ。

ウォリアーズは2026年2月のトレードで彼を獲得し、インサイドの高さと攻撃の幅を補う戦力として期待してきた。

しかし、2026年10月14日の球団発表では、健康上の問題により無期限で欠場することが明らかになった。

球団はGMマイク・ダンリービーらとの面談を公表した一方、具体的な健康問題の内容については非公開としている。10月21日にも、本人や代理人との協議、健康問題についての詳細は公表しないとの声明を出した。

復帰時期が見えないことは、フロントコートの編成にとって大きな不確定要素だ。

ブランドン・ポジェムスキー:次世代の中心候補

2023年ドラフト全体19位で加入したポジェムスキーは、ウォリアーズの将来を担う若手の一人だ。

今季は平均16.4得点、5.4リバウンド、5.6アシスト。単なるシューターではなく、リバウンドやパスでも貢献している。

カリーがベンチに下がる時間帯に攻撃を組み立てられることは、長いレギュラーシーズンを戦ううえで大きな強みとなる。

また、NBA公式のシーズン展望でも、2026-27シーズンのブレーク候補としてポジェムスキーが取り上げられている。

若手の成長がカリーの負担軽減につながれば、チーム全体の競争力も高まる。

【オフェンス・ディフェンス効率】攻撃は好調、守備には改善の余地

ウォリアーズの2026-27シーズンを数字から評価すると、攻撃と守備の間に明確な差が見られる。

NBA公式チームデータでは、1試合平均得点は117.7点でリーグ11位。失点は114.9点でリーグ16位となっている。

一方、100ポゼッション当たりの得点を示すオフェンシブレーティングと、失点を示すディフェンシブレーティングでは、次のような数字が出ている。

指標 数値 リーグ順位
オフェンシブレーティング 119.4 5位
ディフェンシブレーティング 116.5 23位
ネットレーティング +2.9 12位
平均得点 117.7 11位
平均失点 114.9 16位

※2026年11月2日時点の開幕7試合のデータ。レーティングの順位はBasketball-Referenceの集計による。

オフェンスの強みは3ポイントと選手間の連携

オフェンシブレーティング119.4はリーグ5位。攻撃効率という観点では、十分に上位を狙える数字だ。

カリーの外角シュートを起点に、ポジェムスキーやグリーンがボールを動かし、周囲の選手がスペースを作る。

加えて、レンデボルグの台頭によって、カリー以外にも継続的に得点できる選手が増えている。

この点は、昨季までのカリー依存型の攻撃から、少しずつ変化している部分だ。

ディフェンスの改善が最大の課題

対照的に、ディフェンシブレーティング116.5はリーグ23位。

攻撃が機能しているにもかかわらず、守備面では相手に得点を許している。

グリーンの守備判断やリーダーシップは大きな武器だが、彼一人ですべてのポジションをカバーすることはできない。

ポルジンギスの離脱によって高さが不足し、インサイドの守備やリバウンドでも負担が増える可能性がある。

アル・ホーフォード、チャールズ・バッシーらの貢献に加え、メルトンやペイトン2世のような守備力を持つガードの働きも重要だ。

攻撃力を維持したまま、守備効率をリーグ中位以上に引き上げられるか。 これがウォリアーズの順位を左右する大きなポイントになる。

【試合日程・チェイス・センター】11月前半の注目カード

ウォリアーズのホームアリーナは、サンフランシスコにあるチェイス・センター(Chase Center)だ。

ホームゲームでは観客の後押しを受けながら、カリーを中心とする攻撃を展開できる。

2026年11月2日以降の主な試合日程は以下の通り。

現地日付 対戦相手 会場
11月2日 フェニックス・サンズ チェイス・センター
11月5日 マイアミ・ヒート チェイス・センター
11月7日 オーランド・マジック チェイス・センター
11月9日 ニューオーリンズ・ペリカンズ チェイス・センター
11月11日 ヒューストン・ロケッツ アウェー
11月13日 サンアントニオ・スパーズ アウェー
11月16日 ニューオーリンズ・ペリカンズ アウェー
11月18日 ダラス・マーベリックス アウェー
11月19日 メンフィス・グリズリーズ アウェー

11月2日のサンズ戦は連勝を伸ばせるか

次戦のフェニックス戦は、開幕3試合目で敗れた相手との再戦となる。

前回は122対131で敗れており、守備の修正が問われるカードだ。

特に注目したいのは、相手の得点をどこまで抑えられるかという点。

4連勝中の勢いを維持するだけでなく、最初の対戦で露呈した守備の問題を改善できれば、チームの成長を示す材料になる。

11月中旬は西地区の順位争いを占う重要期間

11月11日のロケッツ戦、13日のスパーズ戦は、今後の西地区順位を考えるうえで注目したい。

特にロケッツやグリズリーズのように開幕から好調なチームとの対戦では、ウォリアーズの実力が試される。

ホームで勝ち星を積み上げ、アウェーでも競争力を保てるかが重要だ。

【プレーオフ進出予想】現状はプレーイン圏、上位進出には健康と守備が必要

2026-27シーズンのウォリアーズは、プレーオフ進出を目指せる戦力を持っている。

ただし、11月2日時点の西地区9位という順位は、直接プレーオフ進出が決まる上位6チームには届いていない。

NBAでは、各カンファレンスの7〜10位がプレーイン・トーナメントに進み、最後の2つのプレーオフ出場枠を争う。

つまり、現在のウォリアーズはプレーイン圏に位置している。

プレーオフ進出を後押しする3つの材料

1. カリーの得点力

平均29.2得点という数字は、チームが競争力を維持するうえで非常に大きい。

3ポイントの成功率も高く、相手守備に与えるプレッシャーは依然として強い。

2. 若手選手の成長

ポジェムスキーとレンデボルグの存在は、今季の大きなプラス材料だ。

特にレンデボルグが開幕7試合で平均22.3得点を挙げていることは、予想以上の戦力的な収穫となっている。

3. バトラーの復帰可能性

バトラーがシーズン後半に復帰できれば、得点力だけでなく、フィジカルを生かした守備や試合終盤の攻撃にも厚みが生まれる。

カリーに集中していた攻撃の負担を分散できることも大きい。

プレーオフ進出を妨げる3つの懸念

一方、課題も明確だ。

- ディフェンシブレーティングがリーグ23位と低い。
- バトラーの復帰時期が確定していない。
- ポルジンギスが無期限離脱中で、インサイドの戦力が不安定。

特にポルジンギスの復帰問題は、単純な選手一人の欠場以上の意味を持つ。

彼が加われば、相手センターへの対応、リバウンド、外角シュートを組み合わせた攻撃など、戦術の選択肢が広がる。

反対に、復帰の見通しが立たない場合は、ホーフォードやバッシーらに負担が集中する可能性がある。

【プロの結論】現段階ではプレーイン突破が現実的な評価基準

現時点で優勝候補と断定するのは早い。

開幕7試合の4勝3敗は悪くないスタートだが、ディフェンス効率や主力の稼働状況を考慮すると、まずは西地区6位以内を目指せるかが評価の分かれ目になる。

NBA公式のシーズン開幕前の展望でも、ウォリアーズはプレーイン進出が現実的な見通しとして紹介されていた。

今季の評価を見極めるには、次の3つの基準が役立つ。

- 攻撃面: カリーが高い得点効率を維持し、若手が継続的に得点できるか。
- 守備面: グリーンを中心にディフェンシブレーティングを改善できるか。
- 健康面: バトラーの復帰とポルジンギスの状態が、シーズン後半の戦力に反映されるか。

この3条件がそろえば、ウォリアーズがプレーインを突破し、プレーオフ本戦で戦う可能性は十分にある。

ゴールデンステート・ウォリアーズに関するよくある質問(FAQ)

Q1:ウォリアーズの2026-27シーズンの最新成績は?

A1:2026年11月2日、サンズ戦前の時点で4勝3敗。NBA公式の西地区順位では9位で、開幕3連敗の後に4連勝している。

Q2:ステフィン・カリーの2026-27シーズンの成績は?

A2:開幕7試合中5試合に出場し、平均29.2得点、3.8リバウンド、4.0アシスト。フィールドゴール成功率47.7%、3ポイント成功率44.0%を記録している。

Q3:ジミー・バトラーはいつウォリアーズに復帰する?

A3:2026年1月に右膝のACLを断裂し、2月に手術を受けた。報道では2027年1〜2月ごろの復帰が視野に入るとされるが、正式な復帰日は確定していない。

Q4:クリスタプス・ポルジンギスは現在プレーしている?

A4:健康上の問題により無期限で離脱している。2026年10月の球団発表では、復帰時期は公表されていない。

Q5:ウォリアーズのホームアリーナはどこ?

A5:米国カリフォルニア州サンフランシスコにあるチェイス・センター。ウォリアーズのホームゲームが開催される。

Q6:ウォリアーズは今季プレーオフに進出できる?

A6:可能性はある。現在は西地区9位でプレーイン圏にいる。カリーの得点力、若手の成長、バトラーの復帰、守備力の改善が進出の重要な条件となる。

まとめ:ウォリアーズの2026-27シーズンは若手の成長と主力復帰が鍵

2026-27シーズンのゴールデンステート・ウォリアーズは、開幕3連敗から4連勝へと巻き返し、4勝3敗で西地区9位につけている。

カリーは平均29.2得点と健在で、ポジェムスキーやレンデボルグも攻撃面で成長を見せている。グリーンのゲームメークもチームの攻撃を支える重要な要素だ。

一方、バトラーのACL手術後のリハビリ、ポルジンギスの無期限離脱、守備効率の低さは見過ごせない課題となっている。

今季のウォリアーズを判断する際は、単純な勝敗だけでなく、主力の出場状況、若手の成長、オフェンスとディフェンスの効率を合わせて確認したい。

開幕7試合で見えたのは、攻撃力を備えたチームが、健康面と守備面の課題を克服できるかという構図だ。

カリーの残された優勝争いの時間を生かしながら、若手を次世代の中心選手へ育てられるか。スティーブ・カーが率いるウォリアーズにとって、2026-27シーズンは現在の競争力と将来のチームづくりを同時に問われる一年になる。

主な参照資料: NBA公式チームロスター・試合日程、NBA公式2026-27シーズン展望、AP通信、CBS Sports、Basketball-Referenceの2026-27シーズン統計。

同じカテゴリの記事

穂積 美咲

映画・ドラマ担当として5年以上の取材経験。cinema領域の公式発表・配信元の告知を一次情報として確認し、確認できない情報は記事に含めない方針です。

おすすめの関連記事