マンC対バイエルン・ミュンヘンの試合結果を調べると、特に注目されるのが2023年4月のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝と、同年7月26日に東京で開催されたクラブ親善試合だ。両試合ともマンチェスター・シティが優位な結果を残しており、ハーランドの得点、ペップ・グアルディオラとトーマス・トゥヘルの戦術対決など、見どころの多い対戦となった。
2026年10月現在、両クラブの過去の対戦成績はUEFA公式記録でシティの4勝1分け3敗。東京での親善試合はシティが2対1で勝利し、CL準々決勝では2試合合計4対1でバイエルンを退けている。ここでは、それぞれの試合結果、得点者、試合経緯、歴代対戦データを整理し、勝敗を分けたポイントと現在の両クラブの状況まで詳しく解説する。
【試合結果一覧】マンC対バイエルンはどちらが勝った?
最初に、検索する人が混同しやすい2つの試合を整理したい。マンチェスター・シティとバイエルンは2023年4月にCL準々決勝で対戦し、その約3か月後には日本で親善試合を行っている。
どちらもマンCが勝利、または優位な結果を残した試合だが、大会の性質や試合展開は異なる。
2023年の主な対戦結果
- 2023年4月11日:CL準々決勝第1戦、マンC 3対0 バイエルン
- 2023年4月19日:CL準々決勝第2戦、バイエルン 1対1 マンC
- 2023年7月26日:クラブ親善試合、バイエルン 1対2 マンC
CLでは2試合合計4対1。東京での親善試合も1対2でマンCが勝っている。
ただし、CLはタイトル獲得を懸けた公式戦であり、親善試合はシーズン開幕前の調整を目的とする試合だ。両者の結果を単純に同じ重みで評価することはできない。
過去の対戦を振り返る場合は、CLの公式戦績と親善試合の結果を分けて把握することが大切だ。
【2023年7月26日】東京での親善試合はマンCが2対1で勝利!観客6万5,049人の熱戦
2023年7月26日、マンチェスター・シティとバイエルン・ミュンヘンは東京のMUFGスタジアムでクラブ親善試合を行った。
Jリーグ公式試合記録によると、キックオフは19時30分。試合はバイエルンが1点を返す展開になったものの、終盤にマンCが勝ち越し、2対1で決着した。
この試合で特に注目されたのが、65,049人という入場者数だ。天候は晴れ、気温30.8度、湿度52%。マンチェスター・シティの公式試合レポートも、当時の国立競技場におけるサッカーの最多入場者記録を更新したと伝えている。
得点者と試合経過
先制点を挙げたのはマンCのジェームズ・マカティーだった。
前半21分、GKヤン・ゾマーがシュートを弾いたところにマカティーが反応。こぼれ球を押し込み、マンCが先制した。
後半に入ると、両チームは選手交代を行いながら攻撃の形を探った。バイエルンは後半81分、マティス・テルがエデルソンのセーブ後のこぼれ球を押し込み、1対1に追いつく。
しかし、試合はそのまま終わらなかった。
後半86分、アイメリック・ラポルテがマンCの勝ち越しゴールを決め、スコアは2対1に。バイエルンの追い上げを振り切った。
東京での試合結果
- 試合日:2023年7月26日
- 大会:クラブ親善試合
- 会場:MUFGスタジアム
- 最終スコア:バイエルン1対2マンチェスター・シティ
- 得点者:マカティー、テル、ラポルテ
- 入場者数:65,049人
- 天候:晴れ
- 気温:30.8度
- 湿度:52%
東京開催で注目されたペップ対トゥヘル
この試合をさらに興味深いものにしたのが、両チームを率いていた監督の存在だ。
マンCの監督はペップ・グアルディオラ、バイエルンの監督はトーマス・トゥヘル。どちらも欧州サッカーを代表する戦術家であり、過去にも重要な舞台で対戦してきた。
グアルディオラはボール保持とポジショニングを重視し、相手の守備組織を動かしながら攻撃のスペースを作る指導者として知られる。一方のトゥヘルは、相手の特徴に応じて守備配置や攻撃の方法を調整する戦術的な柔軟性に定評がある。
Jリーグ公式の試合レビューも、両監督を現代サッカーの最前線を担う指揮官として紹介している。
なお、この試合はプレシーズンの親善試合だった。CL準々決勝のような勝ち上がりを懸けた試合ではなく、選手のコンディション確認や戦術の調整という側面も大きかった。
【CL準々決勝第2戦】バイエルン対マンCは1対1!合計4対1でシティが突破
マンCとバイエルンの対戦を語るうえで、最も重要なのが2022-23シーズンのCL準々決勝だ。
2023年4月11日の第1戦はマンCのホーム、エティハド・スタジアムで開催された。シティはロドリ、ベルナルド・シウバ、アーリング・ハーランドのゴールで3対0と快勝。バイエルンにとっては非常に厳しい結果となった。
そして4月19日、舞台をバイエルンの本拠地アリアンツ・アレーナに移して第2戦が行われた。
第2戦のハイライトとハーランドのゴール
試合序盤からバイエルンは積極的に攻撃を仕掛けた。ホームで3点差をひっくり返す必要があり、前線から圧力をかけてシティの守備を崩そうとした。
しかし、決定機を得点につなげられない。レロイ・サネがGKエデルソンと1対1になる場面を迎えたものの、シュートは枠を外れた。
前半37分には、マンCがダヨ・ウパメカノのハンドによってPKを獲得する。ところが、キッカーを務めたハーランドのシュートはクロスバーを越え、得点にはならなかった。
後半に入ってもバイエルンは攻勢を続けたが、57分に試合を動かしたのはマンCだった。
シティのカウンターからハーランドが抜け出し、ゾマーを破って先制。これで2試合合計4対0となり、バイエルンの逆転突破は極めて難しくなった。
バイエルンは83分にジョシュア・キミッヒがPKを決めて同点としたものの、反撃はここまで。試合は1対1で終了し、マンCが2試合合計4対1で準決勝進出を決めた。
CL準々決勝の結果
- 第1戦:マンC 3対0 バイエルン
- 第2戦:バイエルン 1対1 マンC
- 2試合合計:マンC 4対1 バイエルン
- ハーランドの第1戦ゴール:後半76分
- ハーランドの第2戦ゴール:後半57分
- 第2戦のバイエルンの得点:キミッヒ、後半83分
UEFA公式の試合レポートでも、ハーランドの得点によってマンCが2試合合計4対1とし、3シーズン連続のCL準決勝進出を決めたことが記録されている。
ハーランドの得点記録も際立ったシーズン
2022-23シーズンのハーランドは、マンC加入1年目から圧倒的な得点力を発揮した。
マンチェスター・シティとUEFAの公式記録によると、同シーズンは公式戦53試合で52得点。CLでは12得点を挙げ、大会得点王にも輝いた。
特にバイエルンとの準々決勝では、第1戦と第2戦の両方で得点している。第1戦ではチームの3点目を決め、第2戦でもカウンターからゴールを奪った。
この2試合で見えたのは、ハーランドが単にゴール前で待つストライカーではないという点だ。相手の守備ラインが前に出た瞬間を逃さず、広いスペースを使って得点機会を作り出せることが、シティの攻撃に大きな違いを生んでいた。
【歴代対戦成績】マンC対バイエルンの過去8試合を比較
マンチェスター・シティとバイエルンは、CLのグループステージや決勝トーナメントで複数回対戦してきた。
UEFA公式の両クラブのヘッド・トゥ・ヘッド記録では、CLにおける対戦は8試合。成績はマンCの4勝1分け3敗となっている。
得点数はマンCが13点、バイエルンが11点。勝利数ではシティが上回っているものの、過去の対戦は接戦も多く、両者の実力差が一方的だったわけではない。
CLにおける歴代対戦一覧
| シーズン・日付 | 大会・対戦結果 | 試合のポイント |
|---|---|---|
| 2011年9月27日 | バイエルン 2対0 マンC | バイエルンがホームで勝利 |
| 2011年12月7日 | マンC 2対0 バイエルン | シティがホームで勝利 |
| 2013年10月2日 | マンC 1対3 バイエルン | バイエルンが敵地で勝利 |
| 2013年12月10日 | バイエルン 2対3 マンC | シティがアウェーで勝利 |
| 2014年9月17日 | バイエルン 1対0 マンC | バイエルンが接戦を制す |
| 2014年11月25日 | マンC 3対2 バイエルン | アグエロのハットトリック |
| 2023年4月11日 | マンC 3対0 バイエルン | CL準々決勝第1戦 |
| 2023年4月19日 | バイエルン 1対1 マンC | CL準々決勝第2戦、シティ突破 |
UEFA公式CL対戦成績:マンC4勝、1分け、バイエルン3勝。総得点はマンC13対11バイエルン。
この集計はCLの公式対戦8試合を対象としている。2023年7月26日の東京親善試合などは含まれない。
2014年のアグエロが残したインパクト
過去の対戦で特に印象的なのが、2014年11月25日の試合だ。
マンCはホームでバイエルンと対戦し、セルヒオ・アグエロがハットトリックを達成。試合は3対2でシティが勝利した。
当時のバイエルンは欧州屈指の強豪であり、シティにとっても簡単な相手ではなかった。アグエロの個人能力による決定力が、試合の流れを変える大きな要因になった。
2023年のハーランドの活躍と比較すると、シティは時代ごとに異なるストライカーを中心にバイエルン攻略を実現してきたことが分かる。
【勝敗を分けた理由】グアルディオラとトゥヘルの戦術、両チームの強さを分析
マンCとバイエルンの対戦では、個々の選手の能力だけでなく、監督の戦術的な判断が結果を左右した。
特に2023年4月のCL準々決勝では、グアルディオラのチームが試合の流れを変える修正を実行し、トゥヘル率いるバイエルンの攻撃を封じ込めた。
マンCの強みはポジショニングと攻守の切り替え
マンCの特徴は、ボール保持によって試合をコントロールしながら、相手の守備ブロックに隙間を作ることにある。
2023年の第1戦では、ロドリが中盤から先制点を決め、ベルナルド・シウバとハーランドが追加点を奪った。
特に2点目の場面では、ジャック・グリーリッシュがウパメカノからボールを奪い、ハーランドのクロスからベルナルド・シウバがヘディングで決めた。
ボールを奪われた後のバイエルンの守備対応が遅れたことが、シティの追加点につながった。
UEFAのテクニカルオブザーバーパネルによる分析でも、第1戦の後半にシティがプレスの方法を調整し、試合の主導権を握った点が重要な要素として取り上げられている。
バイエルンの問題は決定機を得点につなげられなかったこと
バイエルンは第1戦で攻撃の時間を確保し、いくつかのチャンスを作っていた。しかし、ゴール前での精度を欠き、得点できなかった。
第2戦でも状況は似ていた。ホームのバイエルンは攻撃への意欲を見せ、前半終了時点のUEFA公式ハーフタイム記録ではボール保持率56%を記録した。マンCは44%だった。
それでも、ボールを持つことと得点することは別問題だ。シティは守備を固めながらカウンターの機会をうかがい、ハーランドのゴールで試合を決定づけた。
バイエルンはキミッヒのPKで同点に追いついたものの、すでに第1戦で3点のリードを許していたため、突破には届かなかった。
ペップ対トゥヘルの対戦は2021年のCL決勝にもさかのぼる
グアルディオラとトゥヘルの戦術的な関係を理解するには、2021年5月のCL決勝も重要だ。
当時、トゥヘルが率いていたチェルシーは、グアルディオラ率いるマンCを1対0で破り、欧州王者に輝いた。
その後、2023年にはトゥヘルがバイエルンの監督としてシティと対戦。今度はグアルディオラが2試合合計4対1で勝利した。
同じ監督同士でも、所属クラブや選手構成、試合の目的が変われば結果は変わる。監督の過去の勝敗だけで試合を予想することが難しい理由でもある。
2023年の対戦でシティが優位に立ったのは、選手個人の能力に加えて、プレッシング、ポジショニング、カウンターへの対応を高い水準で実行できたことが大きい。
【2026年最新情報】マンCとバイエルンの現在、次の対戦はいつ?
2026年現在、両クラブは2023年当時とは異なるチーム体制で活動している。
マンチェスター・シティでは、10年間にわたりチームを率いたペップ・グアルディオラが2026年夏に監督を退任。クラブは後任としてエンツォ・マレスカを招聘した。
バイエルンは2024年7月からヴァンサン・コンパニが監督を務めている。コンパニは現役時代にマンCでプレーした経歴も持つ人物だ。
2026年の監督体制
- マンチェスター・シティ:エンツォ・マレスカ。2026年夏にグアルディオラの後任として就任。
- バイエルン・ミュンヘン:ヴァンサン・コンパニ。2024年7月に監督へ就任。
グアルディオラはシティで20の主要タイトルを獲得し、クラブ史上最も成功した監督として退任した。マレスカはシティの育成組織やグアルディオラのコーチングスタッフを経験しており、クラブの戦術的な考え方を理解している人物でもある。
一方、コンパニはマンCで2008年から2019年までプレーした元主将であり、クラブとのつながりが深い。
2026-27シーズンのCLで両者は対戦する?
2026-27シーズンのCLリーグフェーズの日程では、マンCとバイエルンは異なる対戦カードに振り分けられている。
マンCの対戦相手にはパリ・サンジェルマン、バルセロナ、スポルティングCP、ポルト、ナポリ、RBライプツィヒ、AEKアテネ、RCランスが含まれる。
一方、バイエルンの対戦相手はボデ/グリムト、バイキング、アーセナル、アトレティコ・マドリード、リール、スラヴィア・プラハ、マンチェスター・ユナイテッド、レアル・ベティスだ。
したがって、2026-27シーズンのCLリーグフェーズでは両クラブの直接対戦は組まれていない。
ただし、今後の順位や決勝トーナメントの組み合わせによっては対戦する可能性が残る。リーグフェーズの日程と、決勝トーナメントの組み合わせは分けて確認する必要がある。
次の試合を調べるときの注意点
「マンC対バイエルンの現在の試合情報」を検索すると、過去のCL準々決勝や2023年の日本開催試合が表示されることがある。
最新の試合を探す場合は、検索結果のタイトルだけで判断せず、次の3点を確認したい。
- 試合日が2026年以降になっているか
- 大会名がCL、親善試合など正しく表示されているか
- クラブ公式やUEFA公式の日程に掲載されているか
また、ハイライト動画を検索すると、女子CLや別大会の同名カードが表示される場合もある。2023年4月のCL準々決勝と、7月26日の東京親善試合では大会名も得点者も異なるため、動画の公開日と試合結果を照合することが重要だ。
【マンC対バイエルン】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:マンC対バイエルンの2023年7月26日の試合結果は?
A1:バイエルンが1対2でマンチェスター・シティに敗れた。マカティーが先制し、テルが同点に追いついた後、ラポルテが86分に決勝点を決めた。会場はMUFGスタジアムで、入場者数は65,049人だった。
Q2:バイエルン対マンCのCL準々決勝第2戦の結果は?
A2:2023年4月19日の第2戦は1対1の引き分け。ハーランドが57分に得点し、バイエルンは83分にキミッヒのPKで追いついた。第1戦の3対0を含め、2試合合計4対1でマンCが準決勝に進出した。
Q3:マンCとバイエルンの歴代対戦成績は?
A3:UEFA公式のCL対戦記録では8試合でマンCが4勝、1分け、バイエルンが3勝。得点数はマンCが13点、バイエルンが11点だ。親善試合はこの集計に含まれていない。
Q4:2023年のCL準々決勝でハーランドは何点取った?
A4:準々決勝の第1戦と第2戦でそれぞれ1得点、合計2得点を記録した。第1戦は76分、第2戦は57分のゴールだった。2022-23シーズン全体では公式戦53試合52得点を挙げている。
Q5:2023年のマンC対バイエルン戦の監督は誰?
A5:マンCはペップ・グアルディオラ、バイエルンはトーマス・トゥヘルだった。両者は2021年のCL決勝でも対戦しており、当時はトゥヘル率いるチェルシーが1対0で勝利している。
Q6:2026年現在、マンCとバイエルンの監督は誰?
A6:マンCは2026年夏に就任したエンツォ・マレスカ、バイエルンは2024年7月から指揮を執るヴァンサン・コンパニ。グアルディオラ対トゥヘルという2023年の構図とは異なる監督体制になっている。
Q7:マンC対バイエルンのハイライト動画はどこで確認できる?
A7:CL準々決勝はUEFA公式の試合レポートとハイライト、2023年7月26日の親善試合はJリーグ公式試合記録やマンチェスター・シティ公式の試合レポートが確認の基準になる。検索時には日付と大会名を合わせて確認すると、別の大会の動画との混同を避けやすい。
まとめ:マンC対バイエルンは2023年にシティが2試合で優位を証明
マンチェスター・シティとバイエルン・ミュンヘンの対戦を振り返ると、2023年はシティにとって非常に印象的な年だった。
4月のCL準々決勝では第1戦を3対0、第2戦を1対1とし、2試合合計4対1で突破。ハーランドは両試合で得点し、シーズン52得点という歴史的な成績を残した。
7月26日の東京親善試合でも、マカティーとラポルテのゴールによって2対1で勝利。MUFGスタジアムには65,049人が集まり、欧州の強豪同士の対戦が日本のサッカーファンを沸かせた。
歴代のCL対戦成績はマンCの4勝1分け3敗。数字のうえではシティがリードしているが、2011年から2014年にかけてはバイエルンも複数回勝利しており、長期的に見れば互いに競争力を発揮してきた関係だ。
2026年にはマンCがグアルディオラからマレスカへ監督を交代し、バイエルンはコンパニ体制を継続している。2023年のペップ対トゥヘルという名勝負は過去のものとなったが、両クラブの戦術的な比較やCLでの再対戦への期待は今後も続く。
マンC対バイエルンの試合結果を調べる際には、CL準々決勝の公式戦と東京での親善試合を区別し、得点者、日付、合計スコアまで確認することが、正確に対戦の歴史を理解するためのポイントとなる。
主な確認資料: Jリーグ公式試合記録、UEFA公式CL試合レポート・対戦成績、マンチェスター・シティ公式発表、FCバイエルン公式発表、2026-27シーズンUEFA公式日程。